シンプルなスポーツとして人気上昇中。ボルダリングの基本

コツさえ掴めば誰でもスイスイ登れるボルダリング。難しいことは考えないではしごを登る感覚で上を向いて、軽いフットワークをイメージしてみましょう。

子どもも大人も関係なく、リズミカルに登ったものが勝ち! 簡単に言うとそんなイメージもあるスポーツです。

細かいテクニックは追々身についていくとして、まずは足を使った体重移動の感覚を身に付けていきましょう。

体の重心を移動することで得られるメリットは握力に頼ることなく、足の力を使って登れるところです。

ボルダリングにおける基本の動きをマスターして、今日からボルダリングを楽しみましょう。

握力の無駄使いには注意! ボルダリングの基本は、はしごを登るイメージ

シンプルなスポーツとして人気上昇中。ボルダリングの基本

握力温存ゲームと言っても過言ではないボルダリングですが、必要最低限の握力でゴールまでたどり着くにコツとはいったい何でしょう。

コツは「重心より高い位置に足を上げないこと」です。腕の力だけで登っているように見えるボルダリングですが、実際に登ってみると握力を使うのは、落ちそうになった自分を助ける時だけです。

主役は「腕」でなく「足」なのです。消防士さんがはしごをスイスイ登っていく姿を見たことはありませんか?

爽快に弾ませて登っている姿に、腕の力を使っている瞬間はなさそうです。ということは、主役は「足」ですね。

ボルダリングの基本は「右足右手の法則」。握力温存で持続性を。

「右足右手の法則」って聞いたことがありますか?

はしごを登る時の姿を頭のなかにイメージしてください。右足を上げると右手が出て、左足を上げると左手がでる、これが「右足右手の法則」です。はしご登りはこの法則にのことをいいます。

ボルダリングもそのような調子で登ると爽快に登れるのです。これに反して落下しそうになった時に、握力を使う時がくるのです。握力維持のためにも足でバランスをとりましょう。

ボルダリングの基本ムーブって、難しい? ムーブって何?

次にムーブを理解してボルダリングテクニック上達を目指しましょう。

ボルダリング特有の動きのことを「ムーブ」と言います。ムーブの上達がボルダリング上達の近道と言えますので、動画などを見てしっかりとイメトレしてから練習に挑みましょう。

それでは基本的なムーブについて全部で5つご紹介していきます。簡単なムーブから少しずつマスターしていきましょう。

ボルダリングの基本ムーブをマスターして上達しよう。簡単に言うとこんな感じ。

基本的なムーブは5つ。上達への近道は動画で確認し、イメトレを終えてから実際にやってみることです。

習得するうえでイメトレってとても大事なのです。基本ムーブを簡単に表現すると、こんな感じです。

・ドロップニ―(キョン)……腰をひねって膝を体の内側に落とす初心者御用達ムーブ。コツは「つま先」。

・ダイアゴナル……右手を伸ばすと重心が右に移動する。これのを左足を振ってバランスを維持する。ポイントは「対角」。

・インサイドフラッギング……テコの原理。足をお腹側に通してバランスを維持するムーブ。

・アウトサイドフラッキング……インサイドフラッキングとの違いは、足を背中側に通してフラッキングすること。コツは「遠くにフラッキングすること」。

・ランジ(ダイノ)……遠いホールドを掴むために「飛ぶ」中上級者ムーブ。失敗すると落下。コツは「ためてから飛ぶ」だいたいのイメージができたでしょうか。

まずはトレーニング? 基本ムーブを習得する前にすることとは?

シンプルなスポーツとして人気上昇中。ボルダリングの基本

ボルダリングで大切なのは、腕力を鍛えることではありません。必要な筋肉を必要な場所につけることが理想的です。

必要のない所に筋肉をつけてしまうことで、逆に体が重たくなって登れなくなることもあるようです。どこの筋肉が必要なのかをしっかり理解してから、筋トレに励んでください。

全身を使いこなせ。ボルダリングは、全身運動こそが基本ルール!?

いかがでしたでしょうか。ボルダリングの基本の動きがどんなものかお分かりいただけたでしょうか。

「重心」にポイントを置いて体を動かすことを覚えておけば、どのムーブも理解できます。「右足右手の法則」「重心移動」と頭で考えながら登りましょう。

まずは、体の動かし方のイメトレからです。2020年の東京オリンピック開催に向けて注目が集まっているボルダリングです。

男子も女子も子供から大人まで楽しめるスポーツして日本中に広がっています。ローコストで始められる健康的なスポーツ、今後もっともっと注目を浴びそうですね。

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