ボルダリングって? はじめての人でもよく分かるボルダリングのお話

ボルダリングって簡単に見えるけど、実際にやってみると難しいのかな?

見ているだけだと、とても簡単に見えるボルダリングですが、いざ自分がやってみると思ったほど登れない?

まだまだ登りたいのに、腕が痛い! 足のつま先が痛い!

ざっくりとした流れを理解しておくと、ボルダリング初心者でも安心して対処できる。そんなお話をお届けしていきます。

ボルダリングは両手両足を使うスポーツ。動きやすさは必須です。

テレビや動画などで見ていると腕の力だけでスイスイ登っているように見えますが、ボルダリングは両手両足を使うスポーツなのです。

腕の力が必要と言うよりは、登るコースを計算しながら最小限の体力を駆使して登るのがボルダリングです。なので、体力と頭脳も必要です。

そんなボルダリングにぴったりな服装は、やはり動きやすさです。腕や足が動かしやすい服装が向いています。

ジムへ行くときの服装の決まりはありませんが、登る時に邪魔になるようなデザインのものは避けた方がよいでしょう。

ボルダリングの後に予定がある時には、更衣室で着替えることもできるので、登る時には「登る」を重視した服装を心掛けましょう。

長めのボトムスの場合、裾がシューズに引っ掛かることがあるので、半端丈パンツがおすすめです。

初めてのボルダリングジム訪問にドキドキ。流れを予習すると安心。

ボルダリングって? はじめての人でもよく分かるボルダリングのお話

ジムに到着したらどんなことをするの? と初めて行く人はドキドキしてしまいますね。入店してからの流れをあらかじめ把握しておくと安心です。

ジムによって多少の違いはありますが、だいたい同じような流れで進んでいきます。では早速入店から紹介しましょう。

入店したらまず、受付でスタッフさんから施設使用の注意点などのお話を聞きます。誓約書に記載してある事項を確認後、同意書(入会申し込み書)の記入をします。

早く登りたいからと注意事項を読まずにサインしたりしないように、よく読んで理解してからサインしましょう。

不明な点や分からないことはスタッフさんに気軽に相談すると安心です。

こんなに窮屈なの? ボルダリングシューズって、キツキツがBest!

同意書にサインしたら、次はシューズをレンタルします。普段履いているサイズをスタッフさんに申告すると、少し小さめのサイズをセレクトしてくれます。

小さめ? と思うかもしれませんが、ボルダリングシューズはギューギューがベストサイズなのです。それでも履いていて痛くなる場合はスタッフさんに相談してみましょう。

なぜキツメのシューズなのか? は、登り始めると納得です。足のつま先を使って登っていくので、ゆるめに履いていると、するっと脱げてしまうのです。

やっと壁に登れます! 入店してから壁にたどり着くまでの時間が長い!

書類の記入が終わってシューズが決まれば、やっと壁に近づくことができます。いよいよ登れますね! と、その前に今度は壁を登る時の注意事項をよく聞いてからスタートです。

説明の時間がとても長く感じて、はやく登りたい! 気持ちは分かりますが、準備体操(ストレッチ)も忘れずに。

気持ちが先走ってひたすら腕の力だけを使って登っていると、腕が! 指が! とすぐに体力の限界がやってきます。

はじめてのボルダリングだと、自分がどこの筋肉を使っているのかが分からずひたすら登ることに集中してしまうと、すぐに疲れてしまいます。

少し登っただけで、「今日はもういいわ!」と満足して、あとは上手な人を眺めてばかり、というのは私のデビュー日の話でした。

もっと登りたい気持ちはあるのですが、体がまったくついていかなかった。次は必要な力を必要な所にだけ上手に使って登りたいと思いました。

登り方にルールがあるの? 壁に貼ってある色や番号は何?

ボルダリングって? はじめての人でもよく分かるボルダリングのお話

好きな形のホールドを目指して登る! のではありません。ボルダリングは登り方が決まっています。どのグレード(レベル)のコースを登るか自分で決めて登ります。

色と数字で表示してあるのが「グレード表」というもので、どこのジムにも掲示してあります。基本的にはスタートから始まって番号の若い順に進んでいきゴールで終了。

グレードの低いものから挑戦していくといいでしょう。スタートとゴールは両手で掴むスタイル。

これで安心! はじめてのボルダリング、イメトレ完了です。

いかがでしたでしょうか。初めてのボルダリングせっかくだから満喫して欲しいです。どんな流れで、だいたいどんな感じなのかイメージできたでしょうか。

登る前にしっかりと準備体操をして、挑戦してくださいね。

そこが一番大事なことだったのかも!? と後悔した私でした。それでもまた行きたい! と思わせるのがボルダリングの魅力ですね。女性や子供に人気なワケが分かった気がしました。

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