ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:泰子さん
年齢/職業:35歳/会社員
ボルダリング歴:8年目
現在のグレード(レベル):インドア 3~4級/外岩 ~1級
ボルダリングに通っている頻度:週3~4回
初めて行ったボルダリングジム:東京の「登處八丁堀(のぼりどころはっちょうぼり)」というジムです。
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
少しですが覚えています。金曜日の仕事終わりに、とりあえずボルダリングジムの見学に行きました。
その日のジムは全然人がいなくて、スタッフさんに「登ってみませんか?」と言われて、そのまま登っちゃいました。(笑)
友人が先にボルダリングをやっていて、そこで「ボルダリング」というスポーツを始めて知ったんです。
それから半年後くらいに、少しダイエットをしようかな……と思ったときに、「そういえば、ボルダリングってスポーツあったよな」と思い出して、家と会社の駅の近くにジムを見つけたのが、ボルダリングを始めたキッカケです。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
あんまり覚えていないんですが、10級くらいのグレードの課題を登って、すごいパンプして疲れたということを覚えています。
すごい楽しい! とも思わなかったんですけど、楽しくない! とも思わなかったです(笑)
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
身体を動かしたかったということと、家と会社の間にジムがあって仕事帰りに行けたからですね。
スポーツジムのようにただひたすら走ったり、トレーニングしたりするのではなくて、遊び要素があるスポーツがしたくて。
それがボルダリングだったということですね。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
週末の生活が変わりましたね。外岩に行くようになり、「外岩って面白い!」と思ってから、外岩の課題を完登するために、お酒を控えたり体重を管理したりするようになりました。
今までは金曜日の夜に「よし! 飲みに行こう!」ってなっていたんですけど、今では土曜日に外岩に行くことが多く、朝の5時に出発することがあるので、“どれだけ体調を整えられるか”を大事にするようになりました。
ただ、「今まで飲みに行っていた友人とは、あまり遊ばなくなってしまった」というのも変わったことでもありますね。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(ウィップス)ですね。通っている理由は、満遍なく色々な課題をトライできることです。外岩向きの課題もあるし、苦手だけれどコンペ向きの課題もある。
私は外岩でロープをやるんですけど、持久力をつけるための30手・60手など、長物の課題が用意されているのが魅力ですね。
また、ウィップスはオーナー夫婦の人柄が良く、アットホームな雰囲気のジム。常連さん同士が仲良いのも通っている理由のひとつですね。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
Tシャツに動きやすいパンツです。ロングパンツはクライミングパンツで、ハーフパンツはあまりこだわりがなく、動きやすいユニクロのパンツを使っています。
ほとんどロングパンツなんですけど、夏場の暑いときにハーフパンツを使っていますね。私は身長が小さいので、必ずお店で試着して“自分の身体に合っているか”を重要視しています。
クライミングパンツは秀岳荘やモンチュラの展示会のときに購入しています。
クライマーならではの悩みはありますか?
クライマー以外の友達との関わりが少なくなったことですね。(笑)
体重管理をするようになってから、食べるものにも気を付けるようになったので、「飲みに行こう!」と誘われても断ってしまうことが多くなりました。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
ボルダリングができる環境がある限り続けていきたいです。今は札幌にいるのでウィップスに通っているんですけど、近々札幌を出るので環境が変わっちゃうんです。
近くにジムがない地域なので、ジム通いは厳しいですけど外岩には通い続ける予定です!
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
ボルダリングに興味がある人は、勇気を出して“一人”で行くことをオススメします。
行きずらくて友達と一緒にジムに行くと、2回目に行くときも、「友達と一緒じゃないと行きずらい!」ってなってしまうと思うんですね。
「ボルダリングは課題を完登する=一人で登る」ので、一人遊びが好きな人が合うスポーツなんじゃないかなっと思います。
なので、「ボルダリングをやってみたいな」と思う人は、勇気を出して一人で行ってみてください!
(インタビュー:高松 未樹)
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