ボルダリングで使うチョークっていったい何? メリット・デメリットは?

これからボルダリングをはじめようと考えている方は、ボルダリングで必需品でもある「チョーク」をご存知でしょうか。

ボルダリングジムの受付にある料金表を見ると、レンタル価格欄に「シューズ」と一緒に「チョーク」とありますね。

シューズと同じくらいよく利用されるアイテムの一つですが、節約のためからか「チョークを使わない」というクライマーもチラホラ見かけることがあるようです。

ボルダリングをする際にチョークを使わないことでメリットはあるのでしょうか。

あのチョークって本当に必要なのか? といった所からチョークを使うメリット、デメリットについて調べてみましょう。

ボルダリングで使うチョークっていったい何? メリット・デメリットは?

学校のチョークと同じ? ボルダリングで使うチョークの素材とは?

チョークと言えば、学校で先生が黒板に字を書く時に使うあの白いチョークをはじめは想像しませんか?

ボルダリングで使うチョークは、学校で使うものではなくて、体操競技や野球のピッチャーが投球前によく握っているあの白い粉と同じ成分なのです。

元々はポールダンス用に開発され、主に炭酸マグネシウムで作られているので、安心安全な素材なのです。

野球や体操では「ロジン」という呼び名ですが、呼び方が違うだけで実は成分は同じなんだです。(ちなみに学校のチョークは、炭酸カルシウムや硫酸カルシウムが多く、こちらも安全な成分なんです。)

ボルダリングで使うチョークっていったい何? メリット・デメリットは?

チョークは必需品! 気持ちよくボルダリングを楽しむためにできること。

チョークを使うと粉が散っていてはじめて見た方は、ジム内が汚れているのでは? と感じてしまいますが、クライマーにとってチョークを使わない方がむしろマナー違反になってしまうのです。

チョークは滑り止めとして使われていると思われがちですが、より重要なのは汗を吸収するためというのが正しい情報です。

あなたのまわりに人一倍汗をかくのに、チョークを使わない人いませんか? 登ろうとしたホールドがヌメヌメしていたら誰でもとても嫌な思いをします。

ほかの人がそんな思いをしない為にもチョークを使うのは必須です。ぜひ今日からチョークを使いましょう。

チョークを使う時のマナーとは? チョークバックの中で必要な分だけ!

実はチョークにも色々な種類があります。粉末、液体、固形と種類があるので、色々試してみるのもいいかもしれません。

ジムによっては粉末チョークを禁止しているところもあるので、色々な種類を試してみたい方はジムのルールをよく確認してから使用しましょう。

また、チョークをつける際にはチョークバックの中で静かにつけましょう。しっかり汗を抑えたいからと大量につけたチョークを両手をパンパンとするのはまわりの迷惑になるので注意しましょう。

チョークバックもファッションアイテムのひとつ。おしゃれなアイテムで個性を出してみて。

両手両足を使うボルダリングでは、手に付けたチョークがなくなったからと、途中で降りるわけにはいきません。

そんな時に腰に付けたチョークバックはとても重要な役割を果たします。チョークバックがあれば登っている途中でもチョークを手に付けることができます。

チョークバックはボルダリングにとってなくてはならない必須アイテムということですね。

最近では形もデザインも豊富に揃っているので、お気に入りのバックを見つけて、さらにボルダリングを楽しんでみてくださいね。

ショップやネットで販売している商品ではちょっと物足りないという方は自分で作ってみるのもいいかもしれません。

市販品には無い機能を自分で付けてみたりと使いやすい最高のオリジナル品を。きっと手放せないアイテムになるのではないでしょうか?

ボルダリングで使うチョークっていったい何? メリット・デメリットは?

ブラッシングはボルダーとしてのモラル? ジムで見かけるあのブラシの使い道とは?

ボルダリングジムで壁の脇の方に置いてあるブラシ。何に使うのかしら? と思ったことはありませんか?

ボルダリングを楽しんだあとは、次の人のためにブラシでこすって落としておいてねというジムのスタッフさんからの心の声とでも言いましょうか。

マイブラシを持参している人もいますが、ジムによってブラシが違うことがあるので、ジムに設置してあるブラシを使うようにしましょう。

マナーを守って、みんな快適に過ごしたいですね。

ボルダリングで必要なものは、シューズとチョークに心遣いをプラスして。

いかがでしたでしょうか。

ボルダリングを楽しむためには自分だけでなく、一緒に利用するほかのお客さんのことも考えて利用できるのが素敵なクライマーさんと言えそうですね。

シューズだけでなくチョークまわりにも気を配った心遣いも忘れずに。

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