ボルダリングのワールドカップが熱い! 初心者のためのルール解説と見どころを紹介

東京オリンピックでスポーツクライミングの種目が採用され、これをきっかけにスポーツクライミングのワールドカップに興味を持った人もいるのではないでしょうか?

でも、そもそも「スポーツクライミングとボルダリングって違うの?」「競技のルールがわからない……」という人も多いと思います。

今回は、スポーツクライミングのワールドカップを楽しんでもらうために、

・スポーツクライミングについての基礎知識
・それぞれの種目のルールと見どころ
・日本人の注目選手

を詳しく解説したいと思います!

ボルダリングのワールドカップが熱い! 初心者のためのルール解説と見どころを紹介

スポーツクライミングについての基礎知識

そもそも「ボルダリング」とは、「スポーツクライミング」の3種目のうちの1つなんです。

スポーツクライミングは「リードクライミング、ボルダリング、スピードクライミング」という3つの種目に分けられていて、それらを総称してスポーツクライミングと呼ばれています。

それぞれ詳しく説明しますね。

ボルダリングのワールドカップが熱い! 初心者のためのルール解説と見どころを紹介

リードクライミングとは

リードクライミングは、12m以上の壁で最大60手程度のコースをどこまで登ることができるかを競う種目です。

リードクライミングはボルダリングと違い、ハーネスとロープを使って途中の確保支点にフックを引っかけながら登っていきます。

勝敗は、完投できたかor到達したホールド、同率の場合はタイムや前回ラウンド(決勝線なら準決勝、準決勝なら予選)の成績によって決まります。

何度でも挑戦できるわけではなく、予選では1つのコースにつき2回、準決勝・決勝戦では1回のみのトライとなります。

そのため、選手は事前のオブザベ(観察、手順の確認)、スタミナ、無駄な手順や体力のロスを抑えることが重要となります。

挑戦回数が限られているので、緊迫した競技の様子を見ることができますね。

ボルダリングとは

ボルダリングとは5m以下の壁で、12手程度の複数のコースをいくつ登ることができたかを競う種目です。

一般的には、4本ないし5本のコースに対して制限時間内に何本登ることができたかが勝敗を決めます。順位に関わる得点は、完登数が1番に評価されます。

その次にゾーン(コースの中で設定された課題)到達数。その次に、完登までのトライ回数、ゾーン到達までのトライ回数が関わってきます。

ボルダリングが一番身近で実際にやったことがある人も多い思います。

プロの選手のダイナミックなムーブを見ることができたり、自分では思いも付かないようなムーブを見ることができたりしますよ。

ボルダリングのワールドカップが熱い! 初心者のためのルール解説と見どころを紹介

スピードクライミングとは

スピードクライミングは、10mもしくは15mの壁をどれだけ早く登ることができるかという極めてシンプルな種目です。

勝敗もわかりやすいため、ルールがよくわからないという人も、気軽に楽しむことができるのではないでしょうか。

ちなみに優勝レベルともなると、男子では5〜6秒、女子で7〜8秒という速さで繰り広げられます。

注目の日本人選手は!?

特に脚光を浴びている若手の選手を紹介していきます!

※複合とは、リードクライミング・ボルダリング・スピードクライミングを一人の選手が全てをこなす競技種目のことです。

伊藤ふたば(イトウフタバ)

出身:岩手県
身長:160cm
主な戦績(2018年):
・ 第1回コンバインド・ジャパンカップ 盛岡(日本) (複合2位)
・日本ユース選手権リード競技大会 2018 印西(日本) (リード1位)
・日本選手権リード競技大会2018 加須(日本) (リード3位)
・第13回ボルダリング・ジャパンカップ 世田谷(日本) (ボルダリング3位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (複合3位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (ボルダリング1位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ミュンヘン 2018 ドイツ (ボルダリング7位)
・IFSC 世界ユース選手権 モスクワ 2018 ロシア (リード2位)
・IFSC 世界ユース選手権 モスクワ 2018 ロシア (ボルダリング3位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子 2018 八王子(日本)(ボルダリング6位)

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遅くなりましたが、今シーズンの結果報告をさせてもらいます✨ ・ボルダリング ワールドランキング12位 ワールドカップランキング8位 ・オーバーオールワールドカップランキング7位 ・リード ワールドランキング24位 ワールドカップランキング24位 ・スピードワールドカップランキング56位 ・アジア選手権 ボルダリング優勝 リード10位 スピード15位 コンバインド3位 ・アジア競技大会4位 ・ワールドユース選手権 ボルダリング3位 リード2位 スピード21位でした! * 今年は思うように結果が出ず、怪我もあり、悔しい思いを沢山しましたが、念願のワールドカップに出場し、沢山の経験ができ、収穫が多く、とても成長出来た1年だったなと思います✨ そしてアジア選手権では、最後の最後に優勝でき、本当に嬉しかった💓 沢山応援のおかげで頑張ることが出来ました! 本当にありがとうございます✨ これからもよろしくお願いします! * I will report the result of this season though I was late. ・Bouldering World Ranking 12th World Cup Ranking 8th ・Overall World Cup Ranking 7th ・Lead World Ranking 24th World Cup Ranking 24th ・Speed World Cup Ranking 56th ・Asian Championship boulder 1st lead 10th speed 15th ・Asian Games 4th ・World Youth Championship boulder 3rd lead 2nd speed21st * This year I did not get results as I expected, I got a lot of regret feelings and I got hurt. However, I participated in the World Cup of my desire and I got a very good experience and I was grown up✨ Thanks for your support I was able to work hard💓 * photo @tallers_photopress * #teamau @denso_official @thenorthfacejp @lasportivajp @newerajapan @tokyopowder #newhale @organicclimbing @thestonesession #jazzysport #climbing #bouldering #leadclimbing #クライミング #ボルダリング #リードクライミング

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野中生萌(ノナカミホウ)

出身:東京都
身長:162cm
主な戦績(2018年):
・第1回コンバインド・ジャパンカップ 盛岡(日本) (複合4位)
・日本選手権リード競技大会2018 加須(日本) (リード9位)
・第13回ボルダリング・ジャパンカップ 世田谷(日本) (ボルダリング5位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (複合2位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (スピード6位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (ボルダリング4位)
・IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉 2018 倉吉(日本) (リード8位)
・IFSC クライミング・世界選手権 2018 オーストリア (複合5位)
・IFSC クライミング・世界選手権 2018 オーストリア (ボルダリング5位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ミュンヘン 2018 ドイツ (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル 2018 アメリカ合衆国 (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子 2018 八王子(日本) (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)泰安 2018 中国 (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶 2018 中国 (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)モスクワ 2018 ロシア (ボルダリング1位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)マイリンゲン 2018 スイス (ボルダリング1位)

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My World Cup season is finally over! It was a quite hard and very very long season this year…I was stressed during this period because I always feel a lot of pressure. But I enjoyed this kind of feelings and I think that depends on the way of thinking, it wouldn’t be so bad. However, I’m really sure that it’s not easy to think like this😄😅 Anyways, I had an incredible experience throughout the year! That means I was able to feel the improvement of myself than last year! * * There’s a bunch of people who’s been working hard for me in my background. They brought me to this happiness!🌈 THANK YOU so much for all of your support!! And many competitions continue to come!!😁✨👍🏽🤟🏽🤟🏽 #Adidas #RedBull #牛乳石鹸 #三井不動産 #au #tenaya #tokyopowder #tagheuerjapan #DontCrackUnderPressure #climbing #bouldering #クライミング #ボルダリング @redbull @adidas @tagheuer Photo: @vladek_zumr @bjornpohl @sheila_mcc @urbanurbanc M.Timmermans

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楢崎智亜(ナラサキトモア)

出身:栃木県
身長:169cm
主な戦績(2018年):
・第1回コンバインド・ジャパンカップ 盛岡(日本) (複合1位)
・日本選手権リード競技大会2018 加須(日本) (リード2位)
・第13回ボルダリング・ジャパンカップ 世田谷(日本) (ボルダリング3位)
・IFSC クライミング・世界選手権 2018 オーストリア (複合5位)
・IFSC クライミング・世界選手権 2018 オーストリア (ボルダリング7位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(L,S)ヴィラール 2018 スイス (リード3位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル 2018 アメリカ合衆国 (ボルダリング3位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子 2018 八王子(日本) (ボルダリング2位)
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)モスクワ 2018 ロシア (ボルダリング1位)
・ IFSC クライミング・ワールドカップ(B)マイリンゲン 2018 スイス(ボルダリング2位)

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My Official Website opened! Link in Bio. Check it out🤙🏻 • • HPを開設致しました😎🎖 僕の参加する大会やメディアの露出情報も随時更新していく予定です!また、お仕事の依頼やメッセージもこちらからお願いします🧗🏻‍♂️ HPのURLはプロフィールに載せておくので見て頂けたら嬉しいです‼️ • • http://tomoa-narasaki.com/

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最後に

いかがだったでしょうか。
今回は、スポーツクライミングのワールドカップを楽しんでもらうために、

・スポーツクライミングについての基礎知識
・それぞれの種目のルールと見どころ
・日本人の注目選手

を紹介させていただきました。

自分で登るのも楽しいですけど、プロの選手を見るだけでも勉強になりますし、すごく楽しめると思うのでぜひ一緒に応援しましょう。

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