【連載】ボルダリング初心者に話したい、私たちがボルダリングを始めたキッカケ・第8回

ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?

新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。

私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!

誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール

名前:マッチョさん

年齢/職業:37歳/配送業

ボルダリング歴:10年くらい

現在のグレード(レベル):インドア 1級~初段/外岩 ~2段

ボルダリングに通っている頻度:週5回くらい

初めて行ったボルダリングジム:秀岳荘

【連載】ボルダリング初心者に話したい、私たちがボルダリングを始めたキッカケ・第8回

初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?

実は初めてボルダリングジムに行く前に、クライミングシューズを買っちゃったんですよね。

秀岳荘の2階でクライミングシューズを購入して、そのまま4階のボルダリングジムで登った記憶があります。(笑)

当時の職場の人がボルダリングをやっていて、「一緒にやってみないか?」と誘われて、ジムへ行きました。

「やるなからには本気でやる!」という気持ちでシューズを購入しちゃいました。(笑)

もともとボルダリングに興味があって、秀岳荘で登る何年か前に「ROCK SNOW」という雑誌を購入して見ていました。

分かる人も多いと思うんですけど、やっぱり興味があるスポーツの雑誌って購入しちゃうんですよね。その雑誌を見て「めっちゃかっけぇ~」って衝撃を受けたのを覚えています。

初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?

ボルダリングを初めてやったときは、ただただ「楽しい!」っていう気持ちでした。

何が楽しい? って言われると、説明できないんですけれど、とにかく楽しかったんです。すぐにボルダリングの魅力に引き込まれましたね。

2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?

1回目に登ったとき、めちゃくちゃ楽しかったからです。2回目って気にするよりも、とにかく登りたい! という気持ちが大きかったので、回数とかは本当に気にしないで登りに行っていました。

あえていうと、クライミングシューズを購入していたので、「なにがなんでも強くなってやる!」という思いがあったんだと思います。

ボルダリングを続けている理由は?

やっぱりボルダリングは楽しい! の一言に尽きます。ただ、モチベーションが低くて、登れない日とかも出てくるんですけれど、そういう日は“登らないで筋トレをする日”にしています。

筋トレとかも、やる人とやらない人がいると思うんですけれど、やっぱり強くなりたい! と思うので、サボらないようにしています。

ボルダリングを始めて変わったことはありますか?

ん~、ボルダリングが楽しすぎて家にいる時間が極端に減ったかもしれません。(笑)あとは、今まで遊んでいた友達と遊ばなくなって、飲み会とかも行かなくなってしまいましたね。

けれど、ボルダリング中心の生活に不満はありませんし、むしろボルダリングを通して出会ったクライミング仲間と一緒に飲みに行ったり、外岩に行ったりすることがとても楽しくて、充実した日を送っています。

よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?

Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)に通っています。

ウィップスに通っている理由は、オーナー夫婦がプロクライマーなので課題の質も良いし、夜遅くまで営業していること、ウィップスで登っていると必然的に強くなれるという、本当に環境が整っているジムだから通っています。

家から近いということもあるんですけど、課題に飽きがないのでめちゃめちゃ楽しいです!

ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?

Tシャツとクライミングパンツです。クライミングパンツは夏はハーフパンツ、冬はロングパンツという感じに、季節や気温で履き分けています。

クライミングパンツやTシャツは秀岳荘で購入しています。実際にクライミングパンツは試着してみないと、自分の身体に合っているかどうか分からないですよね。

必ず試着をして、足を上げたり実際にその動きをしたりして、フィット感を大切にしています。

クライマーならではの悩みはありますか?

ん~。ボルダリングを初めて変わったことと同じなんですが、本当にクライマー以外の人と関わりがなくなってしまったことですかね。(笑)

ボルダリングを優先しすぎて、当時付き合っていた彼女もかなり不満をもっていたんじゃないかな~と思います。(笑) あとは、指の関節が痛くなったりしますね。

今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?

もちろん! 終わりはありません。(笑)身体が続くまではずっとボルダリングをやっていきたいです。

世の中にはおじさんになってから、プロジェクトやV15などグレードを更新している人がいるので、“年だから”という理由を言い訳にはしたくないですね。

そういうカッコよくて、強いおじさんクライマーを目指しています。

ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!

ボルダリングに興味がある人は、ぜひやってほしい!

ボルダリングは1回体験すると、自分に合うかどうかが必ず分かるので、ボルダリングに少しでも興味がある人は、1回で良いので体験してみてください!

 

(インタビュー:高松 未樹)

 

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