クライミングジムに通っている人で、「ここで働いたら楽しそうだな」と思う人も多いと思います。
実際にボクも大学生の頃に1年間クライミングジムでアルバイトをしていた経験がありました。
ちなみに1年間アルバイトした感想は、「めちゃくちゃ楽しいしもっと続けたかった」という感じです。
そこで今回は、クライミングジムでの求人がどういう内容か、どういう人におすすめなのかを実体験も踏まえて解説していきたいと思います。
クライミングジムの求人について
東京のクライミングジムだと、アルバイトは時給1,000円前後です。
正社員募集をしているところは一部ですが、月給20万円前後スタートが一般的です。
正社員登用にはクライミングに関する知識が必要ですので、アルバイト経験者や店舗経営の経験が求められるジムが多いですね。
まずはアルバイトで経験を積んでから、2〜3年で正社員登用が一般的なルートではないでしょうか。
仕事内容はジムの運営に関すること全てです。レクチャーや課題作成、掃除や接客まで担当します。
クライミングのスキルは必要?
クライミングジムで働く以上、クライミングスキルが必要とされるジムが多いです。
ただし僕がアルバイトしていたジムは初心者でも採用されており、入社してから知識とスキルを身につけるという人もいました。
アルバイトなら未経験でも求人をしっかり探せば採用してもらえると思いますが、仕事中にお客さんにアドバイスを求められる機会がかなり多いので、知識やスキルはいずれにせよ必要になってきます。
クライミングジムの求人は待遇がいい?
次に気になる待遇面ですが、クライミングジムの求人は一般的な待遇がほとんどです。
別に特別良いわけでも悪いわけでもないですが、職場環境は良いところが多いです。
これは趣味嗜好が似ている人が集まる(アウトドア派・アクティブな人)ので、お客さんや職場の人とは気が合うケースが多いです。
お金に関しては、チェーン店以外は個人で経営しているジムなので、売上や経営状態に左右されやすいという不安定さがネックです。
クライミングジムで働くのがおすすめな人
クライミングジムでは本当にクライミング・ボルダリングが大好きな人ばかりです。
どれくらいかというと、出勤前や退社後にジムで登ったりトレーニングしたりする人がほとんどで、技術や肉体を強化することに貪欲な人ばかりでした。
それくらいでないとすぐに周りのライバルに置いてかれますし、お客さんに教えるのも厳しくなるので、仕事的にもクライミングが必須になります。
それが耐えられる人であればおすすめできますね。
クライミングジムの求人のマイナス点
クライミングジムでは地味な作業もしなくてはいけません。
一番地味なのはホールドの張り替えです。一晩かけて一気に行うことが多く、張り替えの日はかなりキツいです。
あとはマットの掃除やチョークの汚れを拭き取る等、以外と清掃の仕事も多いのが特徴的ですね。
楽しそうなクライミングジムも、運営する側は地味で大変な作業が溢れていることを知っておきましょう。
まずはアルバイトから始めてみよう!
このようなクライミングジムの求人ですが、気になった人はまずアルバイトから始めてみましょう。
どんな仕事なのか、どういうお客さんがいるのかを肌で感じることで、今後仕事を続けられるか判断できると思います。
最終的には自分でジムを運営して店舗拡大というルートもあるので、夢のある分野だと思いますね。
あとは個人的な感想というか感覚なのですが、ボルダリングジムで働く人やお客さんはアウトドア派の人ばかりなので、明るくて性格のいい人が多いです。
気さくに何でも質問したり、頼りやすいので人間関係に関しては比較的恵まれやすいかと思います。
実際にボクがアルバイトの面接を受けた時も、ジムの店長はノリが良くて新人の僕に優しく接してくれましたし、おかげで他のアルバイトや社員さんともすぐに打ち解けられました。
普段からよく行くボルダリングジムがいるなら、そこのスタッフと仲良くなっておくとスムーズに入社できるのではないでしょうか。