ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:スケさん
年齢/職業:25歳/会社員
ボルダリング歴:7年くらい
現在のグレード(レベル):インドア 2~1級/岩 初~二段
ボルダリングに通っている頻度:週2~3回
初めて行ったボルダリングジム:Climbing Gym B’nuts
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
一人で行ったのですごい緊張していたと思います(笑)。中学・高校は陸上を続けて、大学では何かアウトドアをしたいと思っていた時に、兄が持っている本でクライミングを知りました。
すぐにネットで家の近くにボルダリングジムがないか調べると家から自転車で30分くらいの場所にありました。
体を動かすのは元から好きだったのでインドアのボルダリングはスポーツに近い感じがしてやりたいと思いました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
登れた時の達成感が気持ちよかったです。傾斜の課題を打ち込み過ぎて、もっと登りたいのに腕がパンパンに張ってしまって1時間半くらいで登れなくなりました。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
初めてボルダリングをした時に楽しくてまたやりたいと思ったのと登れなかった課題を登りに行かなきゃと思いました。
ボルダリングを続けている理由は?
一番は楽しいからですね。学生のときはコンペに出場して良い成績を出したいと思っていましたが、社会人になってからは自然の岩場で登るのが楽しいです。
外の岩場はボルダリングジムの課題と違って使用できるホールドにテープが貼っているわけではないので、その課題のラインの中で自分が使えそうな場所を探る楽しさがあります。
手足の位置やホールドをとる順番などムーブを考え、登れないときは岩場に通います。
また、岩場は天候によって登れない時もありますし、気温や湿度によっても保持感がかわるので岩のコンディションにも左右されます。
そういった条件を乗り越えて登れた時は喜びもひとしおですね。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
人とのつながりが増えました。
クライミングジムにはいろんな年齢層の人が登りにきていて、何回か通っていると顔見知りになった人と一緒にセッションするようになって仲良くなります。
仲良くなった人の中には一緒に岩場に行っている人もいます。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
ウィップス WhipperSnapperGym
課題がおもしろくてついつい帰る時間を忘れて登ってしまいます(笑)。
メイン壁が曲線の傾斜なんですが課題の上部で振られに耐えて登るのがカッコよくて、登っている人の姿を見るのも好きですし、自分が登るのも好きです。
マンスリー壁は月始めにホールドの入れ替えがあって、いつも次の月までに登らなきゃっと思いながら登ってます。
月によっては有名なクライマーがゲストセッターとしてくることもあるのでそれも楽しみの一つです。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
好きなメーカーのクライミング・アウトドアウェアです。ズボンは動きやすいつくりでストレッチ性も利いているので足が上げやすいです。
アウトドアのお店で購入してます。実際に履いてみないと素材によってサイズ感も変わってくるので一度着用して足の上げやすさなどを確認してから購入します。
クライマーならではの悩みはありますか?
当たり前ではあるんですが、ケガをしないように注意しています。岩場で登る時はジムとは違ってマットを敷きつめていないので落ち方や落下する場所によってケガをします。
大きなケガをすると仕事にも支障がでるので、登る時には無理をしないことやマットの位置、スポットをつけるように注意してます。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
6~7年も続けていると逆にクライミングをしないとストレスを感じるようになってきました。それだけ、クライミンングが自分の中で大きな割合を占めているんだと思います。
また、もっといろんな場所の岩場を登りに行きたいです。国内だけでなく海外にも。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
大抵のボルダリングジムにはシューズとチョークのレンタルを行っているので動きやすい服装で行けば登ることが出来ます。
少しでもボルダリングをやってみたい気持ちがあるのであれば、一度ジムに行ってみてはいかがでしょうか?
(インタビュー:kouken)
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