ボルダリングをやってみたい! と興味がある人はいませんか?
しかし多くの女性が“ネイル”を楽しんでいる人が多いので、「ネイルをしているけれど、私は大丈夫なのかな?」と不安に思いますよね。
そこで今回は、ボルダリングを体験するのに、爪の長さはどれぐらいが良いのか、また爪の正しいケアの方法をご紹介します。
これからボルダリングを始めてみよう! という人や、登っていると爪が割れてしまう人は必見ですよ。
忘れてはいけない! ボルダリングはスポーツということ
東京オリンピックに種目が追加されたことから、一気に注目を集めたボルダリング。
ボルダリングは初心者でも気軽に体験でき、簡単に運動不足解消やストレス発散でボルダリングを楽しんでいる人が多くなってきています。
しかし、忘れてはいけないのがボルダリングはスポーツということ。特に注意していただきたいことが、爪の長さです。
かわいくデザインしたネイルや、綺麗に長く整えられたネイルの人もいると思いますが、ネイルを楽しんでいる人が登ると、ケガをしてしまう可能性があるのです。
爪は長くてもダメ! 深爪もNG!
よくボルダリングをするときは“爪を切ろう!”という情報がありますよね。
間違いではないのですが、爪の余分な部分が長すぎたり、逆に深爪にしてしまったりするのもNGなのです。
ボルダリングは壁についている決められた突起物(ホールド)を掴みながら登るスポーツです。
そのため、ホールドを掴むときに力が入り、爪が長いと壁やホールドに擦れて爪が割れてしまったり、深爪の場合は逆に爪と肉がパックリはがれてしまうことが考えられるのです。
爪の長さに不安がある……。そんなときはジムで切ろう!
長くても深爪でもNG! といわれると、「じゃあ、どれくらいの長さがベストなの?」と思いますよね。ベストな爪の長さは、爪の白い部分が大体1mm~2mmくらいが良いでしょう。
しかしそういわれても、分からない人もいるでしょう。
ですが、ほとんどのジムには爪切りを置いていますので、ベストな爪の長さが分からないときは、ジムのスタッフに見てもらいながら切るか、自分で少し切り、登ってまた長さを調整して……というふうに、自分の好みの長さを見つけるのも良いですよ!
またジムに置いてある爪切りは、ジムの利用者みんなが使える爪切りなので、苦手な人は自分専用の爪切りを持参するようにしましょう。
爪が弱くなる原因は4つある!
爪が割れやすい、二枚爪になりやすい人は必見です。登っているときはもちろん、日常生活を送っているだけでも、爪が割れてしまう……。
そんな人には、“爪が弱くなる4つの原因”があると考えられています。
①爪の栄養不足
まずひとつめは、爪への栄養不足です。爪の栄養が不足してしまうと、爪自体が薄くなったり、割れやすくなったりします。
そうならないためには、食事などで十分な栄養を摂取する必要がありますよ。
爪に必要な栄養は、主にタンパク質・ビタミン・ミネラルの3種類です。食事から気をつけて栄養を摂取すると、健康的な爪になるでしょう。
②爪への衝撃
次に考えられる原因は、「衝撃」です。ボルダリングを楽しんでいるときに、ホールドに爪がぶつかったり、壁にぶつかってしまったりなど、経験はありませんか?
それが爪を弱くしてしまう原因として考えられます。
この場合は、防ごうと思っても防げるものではありませんので、日頃から健康的な爪にするために、正しいケアを行なっていくことが大事だといえます。
③爪の乾燥
最後の原因として考えられることが、指先など末端冷え性です。指先が冷える=血行が悪くなることで、爪へ十分な栄養が送られません。
そうなると、爪は栄養不足となり弱い爪になってしまうんですよ。
正しい爪ケア方法
① 爪切りで少し長めに爪を切ります。
② 爪やすりで理想の長さになるまで、やすっていきましょう。
③ 保湿ケアとして、キューティクルオイルを塗りましょう。
※できる人は、②と③の間で甘皮処理をしてください。
① ボウルに40℃くらいのお湯を入れます。
② 指先をつけて5~10分程度待ちましょう。
③ 指をふやかし終わったら、キューティクルプッシャーなどを使って、甘皮を押し上げます。
④ キューティクルニッパーなどで甘皮を取り除きます。
正しく爪ケアをして、ケガなくボルダリングを楽しもう!
ボルダリングはスポーツなので、爪の長さはケガのないよう短くしましょう!
ボルダリングも楽しみたいけれど、ネイルも楽しみたい! という人は、爪の長さが短いネイルを楽しむこともできます。
実際にプロクライマーでもネイルカラーをしている人も多くいますよ。正しいケアをして、健康的な爪でボルダリングを楽しみましょう!