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人気が高まっているベタはどんな魚?魅力や飼い方などをご紹介!

  • 2020.06.07
人気が高まっているベタはどんな魚?魅力や飼い方などをご紹介!

ベタは、とてもきれいなヒレと人懐っこい性格が人気の魚。

メディアでも取り上げられることが多く、美しい熱帯魚というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

今回は、そんなベタの魅力や飼い方によってご紹介しましょう。

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1. ベタってどんな魚?

ベタは、昔から観賞魚として親しまれてきました。

品評会も行われていることから、その姿に魅了されている人が多いと言えます。

日本でも、ガラスの容器やコップでも飼育でき、美しい外見を持っていることから人気が高まっています。

そんなベタには、ラビリンス器官という呼吸器があります。

ラビリンス器官があることで、ベタは空気中から直接酸素を体に取り込めるので、狭い容器でも飼育可能なのです。

ペットショップやホームセンターで販売されているベタは、品種改良されたトラディショナルベタやクラウンテールが主流となっています。

2. オスとメスの見分け方は?

ベタは、オスとメスで見た目が違います。

どのような違いがあるのでしょうか?

・オスの見た目

オスは、長くて美しいヒレがあります。観賞魚として販売されているベタの多くはオスということになります。

しかし、オスのベタは攻撃的な性格です。そのため、単独飼育が推奨されています。

・メスの見た目

メスは、オスと比べるとヒレが短く、色も派手ではありません。

地味だと言われてしまうこともありますが、顔つきは女の子らしく、可愛いと感じる人も多いようです。

メスはオスよりもコリドラスなどとの混泳がしやすいですが、気性は荒いので注意しなければいけません。

3. ベタならではの魅力とは??

ベタは、アクアリウムの入門種として取り上げられることが多いです。

続いては、入門種にもおすすめのベタの魅力についてご紹介しましょう。

・鮮やかで美しいカラーと広がりのあるヒレ

ベタの魅力は、鮮やかで美しいカラーと広がりのあるヒレです。

ペットショップなどでよく見かけるベタは、ベタ・スプレンデンスを品種改良した魚です。

多くの人が飼っているベタはトラディショナルベタ、コンテストに出るのはクラウンテールやハーフムーン、スーパーデルタといった美しいヒレを持つベタが多くなっています。

ベタは改良品種によって、異なる魅力を持ちます。それも、ベタならではの特徴的な魅力だと言えるでしょう。

・小さい水槽でも飼育できる

ベタは、あまり泳ぎが得意ではなく、強い水流を好みません。

また、攻撃的な性格なので基本的には単独飼育になります。

ベタ自身がそこまで大きく成長する魚でもないため、小さい水槽でも飼育できるのです。

ガラスの容器やコップでも飼育可能なので、魚の中でもかなり飼いやすい種類だと言えるでしょう。

・人懐っこい性格も魅力的

ベタは、攻撃的な性格の魚ですが、飼い主に対しては愛嬌良くサービスしてくれる一面も持っています。

慣れてくると餌の時間に寄ってきたり、正面から飼い主を見つめてくるような動きをします。

他の魚も、餌を与えようとすると近づいてきますが、ベタのように愛嬌良くしてくれるケースはほとんどありません。

・フレアリングも魅力的

縄張りに他の魚が入ってくるとフレアリングと呼ばれる威嚇行為をします。

フレアリング中は、体を大きく見せようとするため、ヒレを大きく広げます。

水槽の外側に鏡を置き、自分自身が映るとフレアリングを見せてくれるでしょう。

フレアリングをすることで、ヒレを開く筋肉を鍛えられるため、美しさを保つためには定期的にさせた方が良いと言えます。

しかし、この行為はとても体力を使うので、1日あたり5分~10分程度に留めるのが理想的です。

4. ベタを買うときに知っておきたいポイントは?

美しいベタを飼ってみたいと思う人は多いでしょう。

しかし、いくつかのポイントを把握しておかないと、ベタの魅力を損なってしまう可能性があります。

最後に、ベタを買う時に知っておきたいポイントを見ていきましょう。

・餌のやり方

ベタの餌は、1日分を2回に分けて与えることが理想的です。1回あたりの量は、5粒~6粒程度が目安になります。
粒が小さい餌は、付いているスプーンで1杯程度が適量になります。

ベタは餌をたくさん食べる魚なので、たくさん餌を与えると与えた分だけ食べてしまうため要注意です。

食いつきが良くても、たくさん与えないようにしましょう。

食べすぎてしまうとそれが原因で死んでしまったり、食べ残した餌が水質を悪化させるなど、トラブルの原因を排除するためにも餌のやり方には注意してください。

・水変えの頻度

水変えは、コップやガラス容器で飼育している場合は最低でも週に1回、大きな水槽で飼育している場合は2週間に1回が理想的です。

小さい水槽の場合は、週に1回を目安に水変えをしましょう。水替えの時は、全体の1/3の量を変えるようにしてください。

5. おわりに

ベタはとても美しい魚なので、観賞魚としての人気が高まっています。

しかし、攻撃的な性格であることを知らずに混泳させてしまうと、美しいヒレがボロボロになってしまう可能性があるので注意しなければいけません。

正しい飼い方を知っていれば、ベタの美しさを楽しめるので知識を身に付けてから飼うことをおすすめします。

Written by 綾崎リコ