自由気ままな性格で色んな行動をしている猫たち。そんな猫が後をついてくることってありますよね!
その行動には猫のどのような気持ちが隠されているのでしょうか? 猫のサインに気づいて接してあげましょう♪
1. 猫が後をついてくる理由
不安な気持ち
日頃は自由に遊んでいますが、必要以上に後をついてくる場合は猫が不安がっている可能性があります。
飼い主が忙しくて構ってもらえない時に感じる寂しさや環境の変化など猫自体が抱える不安な気持ちでいっぱいだというサインです。
猫の気持ちも理解してしっかりスキンシップをとってあげましょう。猫の性格にもよりますが、恐がりや臆病な猫はストレスを感じやすいです。
また子猫や年老いた猫も一人にされると不安になりがち。不安な気持ちが解消されれば、後をついてくることはなくなりますよ。
甘えたい気持ち
猫が後をついてくるときは、あなたにかまって欲しくて甘えています。「遊んで欲しい!!」「かまってかまって!!」という気持ちをアピールしているのです。
忙しい時は、猫と遊んでいる場合ではない気持ちも分かりますが、少しの間だけでもかまって遊んであげましょう。お気に入りの玩具でコミュニケーションをとるなどの努力をしてあげましょう♪
ご飯を食べたい気持ち
お腹が空いていてご飯を食べたいと思っているときは、飼い主の行動に合わせて後からついてきます。「自分の事に気づいて!!」「ご飯をちょうだい!!」というサインです。
注意点としてご飯の時間であれば食事を与えて大丈夫ですが、もしご飯の時間以外で食べ物を欲しがっていたら与えてはいけません。かわいそうだからとか可愛いからと甘やかしてしまうとどんどん肥満になってしまいます。
そうなると病気のリスクが上がり悪循環になるのでやめましょう。食事は時間を決めて与えて下さいね。
母親だと思っている
猫が後をついてくる行動は、あなたを親だと思っているのかもしれません。子供の頃から世話をしている猫ならその可能性があります。
猫は通常生後6ヶ月で親元を離れ独り立ちします。6ヶ月かけて親離れをするのですが、それ以前にペットショップや里親などで子猫を引き取ると親離れが十分できていないことがあります。成長と共に後追いしなくなるのですが、しばらく時間がかかる猫もいます。
後をついてくる場合は、優しく見守ってあげましょう。無理にやめさせようとするとストレスを感じて病気になるリスクがあります。
好きすぎてそばにいたい気持ち
飼い猫であれば、猫のすべては飼い主中心の生活です。飼い主のことが大好きすぎてずっと一緒にいたいと思っています。
自分の見える場所にいて欲しくて後をついてくる、そばにいたいから後をついてくるのです。
猫は基本的に嫌いな人にはついていきません。猫自身がそばにいたいと思っているからついてくるのです。猫に愛されているという証拠ですね!!
2. 猫ストーカーの現状
このようにずっと後をついてくる猫を「猫ストーカー」と呼んでいます。猫ストーカーが可愛いすぎる♡ とネットでは噂になっていますが猫ストーカーの現状とはどのようなものでしょう?
飼い主のそばを一時も離れない猫のことを指します。飼い主がトイレに行っているときもお風呂に入っているときも入り口の前でずっと待っています。
出てくるとずっと後をついてきて離れません。これは、猫が飼い主への愛情表現を表しています。
信頼している飼い主だからこそストーカーのようになってしまうのでしょう。一般的にストーカー猫は、子猫と甘えん坊の性格の猫です。
3. 後をついてくる深刻なケース
猫が後をついてくることで深刻なケースもあります。それは「分離不安」という病気の症状です。
分離不安の猫の特徴は、「異常にまとわりついて離れてくれない」「泣き叫んだり暴れたりする」「自分の体を噛んだり自傷行為がある」「トイレを失敗する」「部屋を散らかす」などがあげられます。
飼い主と離れてしまうストレスからパニックを引き起こし精神的に病んでしまうのです。このような症状が現れた時には、すぐ病院に連れて行きましょう。
分離不安の対処法
1. 留守中の家を快適にしてあげる
猫が留守中にストレスが溜まらないように居心地がいい環境を作ってあげましょう。
2. 家を出るときにさみしがらない
出かける前にオーバーな別れをしないようにしましょう。飼い主が離れたくない!! という思いは猫にも伝わります。さみしがらずにあっさりと出かけるようにして下さい。
3. 日頃から猫に執着しない
日頃から猫に依存してしまうと猫も飼い主に依存してしまいます。離れるときにお互いが寂しいので可愛がるのはいいことですが執着しすぎないようにしましょう。
4. おわりに
猫が後をついてくる理由を紹介しましたがいかがでしたか?
今までなぜ後をついてくるのか不思議だった人は猫のサインに気づいて今後の対応に役立てて下さいね。
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Written by KKYOKO