彼を好きな気持ちはずっと続いていくと思っていたのに、ふとしたことでどうしようもなく気持ちが冷めてしまう瞬間が誰にでもあるはず。「千年の恋も冷める」という言葉があるように、どんなに恋い焦がれた相手でも、愛が冷める瞬間は意外にあっけないもの。
他人から見れば「そんなことで?」と言われそうなことでもうざいものはうざい!彼氏持ちの独女が、ラブラブから一転、「ダメだこいつ」と感じてしまったエピソードをまとめました。
◆うざい彼氏1「空気が読めない」
「映画デートで字幕以外の部分で笑ったら、彼が『いまの何?どういう意味』って聞いてきたんです。上映中にジョークのニュアンスをひそひそと説明するのは周囲にも迷惑だと思い『後で説明する』と言ったら『ちょっと英語ができるからって何だよ、感じ悪いな』と、彼が不機嫌に。周りに人がいるのにブツブツ言い続ける姿にガッカリ。どうせ怒ってる間はほかのセリフも聞き逃しているだろうに、このこだわりは何?と思いました」
彼は、彼女に「マウンティングされた」と勝手に受け取ったのかも。大人なのに周囲の状況を見ずに被害妄想を炸裂させる彼とは、付き合っても疲れることばかりかも知れません。
◆うざい彼氏2「女々しい」
「フリーで仕事をしている私。彼と家にいるときに、急いで対応しなくてはいけない仕事がきました。でも彼は『せっかく一緒にいるんだからそんなのやめてこっち来なよ!ねえねえ』としつこく仕事の邪魔をします。あげくに『間違えちゃった!』とPCの電源を引っこ抜かれ、別室にこもって仕事することに。終わって出てきたら『俺のことが嫌いなの?』と拗ねていて、気持ち悪さで恋も冷めました」
男女逆ならもしかしたら可愛く思える・・・?のかもしれませんが、どんな時も自分が最優先という姿勢の彼と長くお付き合いするのは難しいでしょう。
◆うざい彼氏3「常識がない」
「彼と同棲を考えて不動産屋巡りをしていた時期がありました。平日は一緒に行動することが難しいので、各自がチェックした物件を週末一緒にまわることに。彼がいい部屋があると言うので『何平米?』と聞いたら『平米ってわからないけど、寝室は10畳だよ』と。
寝室が何畳じゃなくて、家全体の広さが知りたいんだけど、聞くと、『平米って何だよ、いいじゃん、何畳かわかれば』と開き直り、『何畳の表記だと基準がバラバラだから』と説明しても『畳は畳だよ!変わんねえよ!』と逆切れ。最低限の知識がないってどういうこと?平米がわからないって・・・とあきれてしまい、同棲もやめました」
「自分が知らない=世の中に存在しない」と思っている人は思いのほか多いもの。日本語を話す同士なのに、言葉が通じないと思うことは、恋が冷める大きな原因に繋がります。
◆うざい彼氏4「イヤよイヤよも好きのうち」を信じすぎ
「同棲中の彼は私にベッタリ。普段はいいのですが、体調の悪いときや周囲に人がいるときもボディタッチをしてくるのがイヤで、やんわり断っていました。強い言葉で拒否することはなかったので、『またまたぁ』と言ってやめてくれないこともしょっちゅう。だんだん、お風呂とトイレだけが自分の居場所になっていきました。
ある日、お風呂で髪を洗っていたらなんかスースーするんです。振り向いたら彼がドアを少し開けてお風呂を覗いていました。あまりにもドン引きして『イヤだっていったら本当にイヤなの!やめてよ!!』と怒ると『イヤよいやよも好きのうちだって言うだろ!本気でイヤなら俺にわかるように抵抗しろよ!!』と逆ギレされ、気持ち悪さからそのまま破局へ……」
好意があってしていることなら、相手の気持ちはどうでもいいというワケではありません。「イヤなものはイヤ」と、すっと受け止めてくれる人と一緒にいたいものです。
女性と男性は根本的に考え方が違うので、わかり合えないこともしばしば。男性には「主に一つのことにしか集中できない」「浮気と割り切れる」「女性に比べて記憶力がない」など、女性にはない特徴があったりします。
それを、相手も自分と同じことを考えているはずと思い込んでしまうことが、喧嘩の原因や大きなすれ違いのもと。彼氏に対して「うざい!」と感じるイライラが募り、いつか爆破……なんてことにもなりかねません。
彼との関係を円満に保ちたいのであれば、男と女は全く別の生き物と考えるのが正解。彼氏に対してあまり多くを求めないほうが上手くいきます。
「人としての小ささ」「自信のなさからくる彼女への執着」を感じた瞬間、気持ちが冷める独女は多いよう。彼がそのようなみみっちいことを言い出さなくて済むように、日頃から自信を持たせてあげることで、まわり回って自分が幻滅することも少なくなるのかもしれません。