「過去の交際人数」を訊ねられた際のスマートな答え方とは？

そもそも交際人数って、何人以上だと多くて、何人以下だと少ないのでしょう？　人によって価値観はそれぞれでしょうが、筆者が目安にしているのは「5人」という数字です。
今をさかのぼること15年前、筆者は都内のキャバクラに勤めておりました。お店が終わるのは深夜3～4時。女の子たちは、送りの車で家路につくのですが、そのドライバーさん(余談ですがなかなかのイケメンでした)が、「男性経験が5人以上ってコはちょっと引くかも」と話していたのが妙に印象に残っているのです。
ここまで読んで、「とっくに5人超えているんですけど……」と思った人も大勢（！？）いるでしょう。ご安心ください、5人超えが悪いという話ではありません。これはあくまでも、このドライバーさんの基準ですから。
18歳で初めて彼氏ができたとして、いま28歳の場合。10年で、1年スパンで彼氏が変わっていたとすると10人いても不思議じゃないですからね。
そういえばそのキャバクラでは、お客さんと経験人数の話になった時、「片手で数えられるくらい？」とか「両手で数えられるくらい？」とか、「両手両足で数えられるくらい？」という聞かれ方をしたことが何度かありました。
そう考えると、両手両足で数えられる（20人）以上だと、「ちょっと多いかな」って思われるかもしれませんね。

なんでも正直に話せば良いというものでもありません。交際人数が20人以上の人は、ひと工夫しましょう。数週間～数ヶ月の、短い期間で別れた彼氏を引き算しちゃうのです。「すぐに別れた人を除くと7～8人かな」なら許容範囲。ただし、「すぐに別れた人もあわせると26人かな」という答え方では、言っていることは同じでもだいぶ違う印象を与えてしまいます。お気を付けくださいね。

今は価値観が多様化している時代です。交際人数がゼロ、もしくは少ないからといって「野暮ったいコ」と思うような男性は滅多にいないはずですよ。
肝心なのは答え方です。「彼氏なんかいなくてもヘーキだったし、ガハハ」では可愛くありません。自虐的な表現は男性を萎えさせます。絶対に避けてくださいね。
かつての筆者は、「ビックリされちゃうかもしれないけど、今まで男の人と付き合ったことってないんだよね」という言い方をしていました。この「ビックリされちゃうかもしれないけど」という言葉は、奥ゆかしさを演出するには非常に効果的な言葉です。ほか、「他の人に比べたら少ないかもしれないけど、去年別れた彼氏で2人目」などの答え方でもOK。

基本的には、嘘をつく必要はないです。人数が多い人は工夫次第で上手にぼやかすことができます。
少ない人も、決してマイナスポイントではありませんから、卑屈になる必要はないですよ。
どちらも、言い方によって印象は決まります。それぞれ、自分に合った言い方を研究してみてくださいね。

（Text／菊池美佳子）

Written by 菊池美佳子

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