アラサーの「純情」を効果的にアピールする方法とは!?

女性は「純情」であるほうが良いのでしょうか? そりゃ、あばずれよりは純情なほうが良いに決まっていますが、物事には「程度」というものがあります。10代の若いお嬢さんが純情というなら初々しい印象を受けますが、アラサー女性が純情というのは世間知らずなマイナスイメージを持たれることもあるでしょう。

 そう考えると、アラサー以上の女性が、恋愛シーンにおいて純情アピールをするのは如何なものか……ということになります。具体例を挙げましょう。18歳の女の子が、「まだ男の人とお付き合いしたことないんです」と言うのはノープロブレムでも、三十路女性が「恋人いない歴=年齢です」と言ってしまうと、「性格的に何か問題がある人なのだろうか?」と、あらぬ誤解を与えてしまうこともあるのです。

 「恋人いない歴=年齢」が悪いという意味ではないですよ。趣味やライフスタイルの多様化が著しい昨今、これまでの人生たまたま恋愛とご縁がなかったのでしょう。ただし、それを正直に伝えてしまうと、相手によっては身構えるケースもあるということです。

 とは言え、純情であることを一切封印してしまうのはもったいない気がしますよね。冒頭にも書きましたが、あばずれよりは純情のほうが良いんですもの! 遊び慣れているオンナを装うよりは、ピュアなほうがなんだかんだで男性ウケするはずです。

 ポイントはアピールの仕方。効果的なアピールをすることで、貴女の純情は武器になります。

■過去よりも未来ベースの話題で

「私は恋愛経験が乏しいんです」というのは、過去の話ですよね。それよりも、「だから、色々教えてください」という未来に向けての部分を大事にしましょう。過去のくだりは、あえて言う必要はないと思いますよ。「私は恋愛経験が乏しいんです。だから」までをカットして、「色々教えてください」の部分だけを見せると、相手男性は重さを感じずに貴女の純情な部分だけと向き合うことができます。

■束縛の意志がないことを補足すべし

男性にとって、「あなただけを見ています」という姿勢は嬉しいものでしょうが、肝心なのはその後に続く言葉です。「あなただけを見ています、だから束縛します」だと怖いですが、「あなただけを見ています、でも束縛しません」なら、だいぶ気持ちがラクなはず。

なので、気持ちを伝える際は「あなただけを見ています」だけではなく、「だからと言って束縛したりしないから安心してくださいね」という補足をしましょう。

補足の仕方ですが、趣味があることをほのめかしたり、女友達との付き合いも大事にしているスタンスをさりげなく話題に盛り込む程度で充分だと思いますよ。

■初体験への「ワクワク」を強調

料理と一緒です。「肉じゃがを作るのは初めてだからうまくできているか不安です」と言われるのと、「肉じゃがを作るのは初めてだけどうまくできていると思う」と言われるのは、だいぶ印象が違いますよね。「初めてだけど、不安はないですよ」というスタンスを見せましょう。

自分が、相手との恋愛に対して「ワクワクしている」という部分を強調するやり方です。「男性とディズニーランドに行くのは初めてだから会話が途切れないか心配」ではなく、「男性とディズニーランドに行くのは初めてだからワクワクしている」のほうが好印象なはずですよ。

  いずれにせよ、さりげなさが大事です。狙った感のあるアピールはあざとい印象を与えます。「純情なコだと思われたい!」という感情は、もはや純情ではないですからね(笑)。「相手にどう思われたい」よりも「自分はたまたま恋愛経験が少ないんです」くらいのテンションで臨みましょう。

 (Text/菊池美佳子)

Written by 菊池美佳子

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