運気が良いってどういうコト? 運任せにしていい時、しちゃいけない時

たとえば……「今月の恋愛運はとても良いって雑誌に書いてあったから、片想いのカレとお近づきになれるかも! ひょっとしたら告白されたりして」と浮足立っちゃうとか。あるいは、「今年の牡羊座は結婚運が良いみたい。今は好きな人もいない状態だけど、年末には誰かと夫婦になれてるのかな?」と考えてみるなど。運気が良いと聞けば、誰だって期待するものです。

でも、期待はするけれど、結局なにも起きずに時間だけが過ぎていった……ということも、たくさんの人が経験しているんじゃないでしょうか?

じゃあ、運が良いというのは、まったくのデタラメ? それとも、自分が運の良さを無駄遣いしてしまったの?

イマイチよくわかりませんよね。

今回は、良い運気がめぐっていると言われた時に、どうするのが正しいのかを見ていきたいと思います。

運気って、ナニ?

大辞泉によると「自然界の現象に現れる人間の運勢」とのことですが、占いで運気が良いと出れば、物事がスムーズに運ぶとされます。星や数字などで幸運期は算出されることが多いでしょうが、良い運気にもいくつか種類があって、ざっくり分けると「自分が動いたり、普段以上に自己主張をしたりすることで恋や仕事がうまくいくケース」「周囲の流れに身を任せることでうまくいくケース」になるようです。

自分自身のエネルギーが高まって物事を思い通りに動かせる運気と、幸せを手に入れやすい運気が世の中全体にめぐっていて、それを大人しく受け入れると幸運を実感できる、というものです。

そのため、後者であれば、受け身のスタンスを取ることが幸せを手に入れるカギになりますが、前者は真逆。受け身でいては何も変わらず、自分からアクションを起こさない限り物事は進展しないといえます。

運任せにしても良い時

自分を取り囲むものや人の動きに合わせて、成り行き任せにしても良いのは、世の中全体が良い運気に包まれる時です。また、占い師さんによっては、単に「良い・悪い」という表現ではなく、「○○とするのに良い時期」とか、「仕事はイマイチでも、恋は良い展開がありそう」など、何がどういう具合に良いのかを詳しく述べる人もいるでしょう。

ですので、もし対面鑑定や電話占いなどで、直接質問できるのなら、可能な限り「何がどう良いのか?」を詳しく聞いた方が良いといえます。どんな手法で占うにせよ、何もかもが全部サイコー! という状況はあまりないので、占い師さんにはどの方向で運気が高まっているのかが見えているはずです。

運任せにしちゃいけない時

自分自身のエネルギーが高まっているケースでは、成り行き任せにしたり、棚ボタ的なラッキーがありそうと期待したりはしない方が良いでしょう。物事が動く幸運のカギとなるのは、本人が行動を起こすことなので、受け身のスタンスで「何かいいことないかな?」と待っていても何もありません。

普段よりも良い運気がめぐっているので、突然の不幸に見舞われるなどはないはずですが、淡々と穏やかな日々が続くだけだといえます。

ただ、派手なラッキーはないものの、困難や失敗がなく、淡々と穏やかな日々が送れるということは、それだけで幸せなので……目立って何も起きなくても、十分に幸運を受け取っているのかもしれません。

すでに彼氏がいる女性にとっては、安定した交際が続くことが最高の幸せでしょうし。「何が何でもこうしたい!」と望むものがない人は、無理に動く必要もないんじゃないでしょうか。

まとめ

結局のところ……「信じるか信じないかは、アナタ次第」なんですが、恋愛運が良い! 結婚運が高まっている! と言われたなら、自分がどういうスタンスを取るべきかも一緒に知っておいた方が良さそうです。

 

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