先日、大学の同級生と久しぶりにお酒を飲む機会がありました。
男女4人で楽しくお酒を飲んでいたら、話題は自然と恋愛の話へ。
わいわい話していると、今年で31歳になるA美がこんなことを言いました。
「結婚適齢期でオシャレな男子はどこにいるの!?」
どうやら同級生のA美は婚活中の様子。話を聞けば、「昨日もデートをしたけど、求める男子像と実際の相手にギャップがある」とのこと。
付き合ってはみたものの、相手は見た目を気にしないし、何かと幼稚だし。かといって年が離れすぎるのも考えもの。
そろそろ結婚できる相手を見つけたいのに、気づけば三十路を過ぎている……。
「合コンに行ったり、友達に紹介してもらったら?」とアドバイスする同級生もいましたが、A美にとっては実践済みのものばかり。頭を抱えるA美を見ていると、ピッタリの場所がひらめきました。
「読書会に行ってみれば?」
「なにそれ!?」
読書会とはなんぞや?という人のために簡単に説明します。
毎月いろんなところで読書会は開催されていますが、ルールはさまざま。
持ってきた本を交換しあう読書会もあれば、課題本の読了が参加条件の読書会もあります。共通していえることは、「参加者はみんな本が好き」ということです。
「えー、初対面の人ばっかりでしょ~?」
「それも大丈夫!」
たとえ初対面の男女でも、同じ本を読んでいるから、共通の会話のネタはありますよね。それに課題本が面白ければ話は盛り上がりますし、本好き同志なら尚更です。
本をコミュニケーションツールにして会話ができるので、とてもスマートなのです。
「読書会いいでしょ?」
「へー、ちょっと興味ある。でもどんな男子が集まるの!?」
ぼくは複数の読書会に参加したことがあります。その経験からいえば、参加者の年齢は20代~40代ぐらいが多いです。金額は参加費に2,000円程度、その後の親睦会を含めると6,000円といったところでした。
たとえば最近、読書会で知り合った男子は20代後半でIT企業勤務。身なりもオシャレで清潔です。なぜ参加したのかを聞いてみると、「会社と自宅の往復に飽きて、新しい出会いがほしくなったから」と答えました。
新しい出会いの場所を探しているときに、たまたま「読書会」というキーワードを発見。
ちょうど彼は読書が好きだったので、参加してみたというわけです。
同じような理由で参加している公務員の30代男子もいました。同じく身なりはオシャレで清潔です。
ここで読書会に参加する男子の特徴をまとめてみます。
まず、「読書が好き」という時点で知的水準は高めですよね。
次に経済力です。課題本を手に入れる必要があるし、加えて参加費もかかる。また読書会によってはドレスコードも指定しているところもあり。
まとめると以下になります。
・本と参加費を払える経済力
・読書習慣がある知的レベル
・ドレスコードに合わせるファッションセンス
オシャレで知的で経済力があって、結婚適齢期の男女が集まる場所、それが読書会なのです。
初参加でも心配無用。読書会の参加者もスタッフも、仲間が増えることは嬉しいこと。初めての人ほど優しくしてくれるのです。
会社と自宅の往復ばかりで、そろそろ違うことをしたいと思っている方。
新しい出会いがほしいと思ったら、読書会へ参加してみてはいかがでしょうか。
(writing by 前田ヒロキ)