ボッチの不安を紛らわしてる!? 無意識に独り言を言っている人の心理って?

テレビ、スマホを見ている時、ついブツブツと独り言を言ってしまう人はいませんか? あるいは、「自分は心当たりないけど、友達や恋人がよく言っているのを見たことがある」なんて人もいるかもしれませんね。

筆者も人と話をしながら(実際は誰もいないけど……)考え事をすることがあるので、ついその妄想が言葉に出てしまうことがあります。もしかしたら独り言が多い人も自分の状態を分析してみると、何か理由があって呟いていることが分かるかも……?

今回はそんな無意識に独り言を言っている人の心理について迫ってみました。

考え方を膨らませている!?

筆者のように何か思いを巡らせている場合、独り事を言うことでイメージトレーニングになったり、イマジネーションが湧き出てきたりすることに役立っているかもしれません。

何かメモをして考え方をまとめたり、手で身振りしてイメージを固めたりするのと一緒で、独り事を言うことで「もっといい考え方がないか」を探っているのです。

特にこれは仕事、あるいは趣味でDIYをするといったクリエイティブなことをしている時に多そう。周りから見るとちょっと怪しい行動ですが……。でも、それだけ集中している証拠と捉えてあげると、友達や恋人の独り言も多少多めに見られるかも……!?

ブツブツと呟くのはストレス解消が目的!?

一方で何か悩みを抱えている場合、独り事を言うことでストレス解消になっているかもしれません。よく仕事中に何かブツブツと呟いている人がいるのも、イライラを独り言で解消していることが多いものです。

こうした時は、「何かできることありますか?」「コーヒーどうぞ」と、さり気なく手を差し伸べてあげると、相手はちょっと気分が変わって助かるかもしれません。

友だち、恋人の場合も同様です。相手がちょっとイライラしている様子なら「あ、アレなんだろう……?」「ん、手伝おうか?」と、率先して助け舟を出してあげて。あなたの気遣いに嬉しさを感じて、異性として気になり出す人も出てくるかも!?

独り事が増えてくる背景は……?

テレビでスポーツ観戦や番組を見ている時に、「あ~、そうじゃない!」「えー、そうなの!?」と、声に出してリアクションを取ることってありませんか? これも独り言を言うことで自分の興奮を高め、精神を安定させる働きに一役買っていそうです。

また、「高齢になってくると独り言が多くなってくる」と聞いた事がある人も多いのでは? 単に独り言を言うのが癖ならいいのですが……。話し相手が限られてしまい、独り言を言うことで寂しさを紛らわしている可能性も考えられそう。子どもの頃に友達がおらず、ぬいぐるみと話をする心理もこれに当てはまるかもしれません。

コミュ力を高めるきっかけに

こうした場合はコミュニケーション不足が原因に考えられるので、交流関係を広げる努力が大切です。「話したい!」と思ったら、素直に友達に声をかけてお喋りを楽しみましょう。

コミュ障を気にしているうちは、人に声をかけることに勇気が入ることが多いもの。でも、普段から人と話す機会を持つことで、自分のコミュニケーション力が少しずつ磨かれていくはずですよ。

おわりに

いかがでしたか。独り事を言いながら自分自身を守っているなんて、人間の体ってよく出来ていますよね。

でも、気になる独り言も少なくないので、ちょっと意識してみると悪い独り言が少しずつ無くなっていくかもしれません。

 

Photo by Jack Wu’s Photos 吳泊峻 (改変 gatag.net)

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