付き合っている彼の兄弟構成って気になりませんか?
生まれ育った環境が自分の性格や行動パターンに影響を与えることは少なくないもの。よく末っ子なら人に甘えたいタイプで、一番上は甘えられることに居心地の良さを感じる……なんて言われますよね。
なんとなく「彼とはちょっと相性が悪いな~」と感じているなら、彼の兄弟構成を考えてみると腑に落ちることがあるかもしれません。
では、肝心の相性のいい兄弟構成って、果たしてどういう組み合わせなんでしょうか? 考えてみました。
よくベストカップルに挙げられるのが“一番上と末っ子”の組み合わせです。確かに人に甘えることでコミュニケーションを築く、甘え上手な末っ子。頼もしい印象で甘えられることに心地よさを感じる一番上なら、お互いに求めるものが一致しており関係がスムーズに運びそうですね。
例えば女性が末っ子で、男性が長男といった場合、彼はリードすることに抵抗がないので女性は居心地の良さを感じやすそう。また、末っ子が甘えてきてくれることで、彼も話すきっかけが得られて、お互いの良いところと悪いところを上手に補い合えるカップルになれそうです。
逆の場合は女性が主導権を握ることで、結婚後かかあ天下になりやすいかもしれません。でも、彼がリードするよりも引っ張られる方が楽という末っ子タイプなら、女性の力が強い方が上手くいきやすいでしょう。
ただし、いずれも相手が「●●だから上手くいく」ということを理解しておかなければ、ふたりの関係にはヒビが入ってしまうことも。「彼が世話をしてくれるから」「彼女が甘えてきてくれるから」と感謝を忘れず、お互いを尊重する姿勢を大切にしましょう。
次に相性のいいカップルは“真ん中の子と一人っ子”かもしれません。真ん中は甘えることもでき、甘えられることも好む人が多いもの。一番上や末っ子のように両極端なタイプではないため、同じ真ん中の子あるいは一人っ子と相性がいいのでは? という考え方ですね。
対する一人っ子も長男長女のようにしっかりしたタイプもいれば、末っ子のように甘えたいタイプもいます。すなわちお互いに甘えたい、甘えられたいという欲求があるため、ある意味対等に付き合えるカップルと言えるのかも……?
女性が姉さん女房タイプなら男性は転がされることに居心地の良さを感じ、状況によっては男性がリードできるというのも、このカップルならではの関係の築き方かもしれません。
また、兄弟でぞんざいに扱われるのも真ん中の子の特徴のひとつなので、兄弟がいない一人っ子を上手く気遣えるのも相性の良さに一役買っている可能性も。
ちょっと相性の良さが微妙なのが“末っ子と末っ子”、“一番上と一人っ子”です。末っ子と末っ子は仲良くなるのは早いですが、どちらかがリード役を引き受けなければ舵取りが難しそう。心のどこかで甘えたい気持ちがあるため、甘えん坊が過ぎると世話役に面倒くささを感じられてしまうことも……。
対する一番上と一人っ子も、一人っ子が甘えベタであることから、世話をするのが思うようにいかないことが少なくなさそう。例えしっかりしたタイプでも相手に合わせることが苦手なため、関係の築き方は一番上の手腕にかかってきそうです。まずは真ん中、末っ子相手と同様に、温かく見守ってあげながら様子見が無難かも?
兄弟構成が恋愛の相性に繋がってくることは決して少なくないものです。好きな人が何人兄弟で何番目なのか、それとなくチェックして相性の良さを図ってみてはいかが?
Photo by怕水的青蛙