男性は女性といい雰囲気になったとき、「遊びの女性」か「本気になれる女性」かを確実に見分けるのだとか。
ふん、偉そうに!!
と腹立たしく思われるのはごもっともですが、それも男性本能というものらしいから仕方ない。
とにもかくにも「遊びの女性」なんて判断されるのはかないませんから、彼らが両者を見分けるポイントを知っておきましょう。
「本命」と「遊び」を分けるポイントは、ズバリ、
「男性の言いなりになる女性かどうか」ということです。
おわかりですよね?
もちろん、言いなりにならない方が良いんです!!
「遊びの女」は、言い換えれば「都合のいい女」ということ。
彼に好かれるために何かと機嫌をとったり、嫌われないように何でも受け入れて言いなりになる女性です。決して怒らせるようなことを言ったり、したりしません。
男性もバカじゃないので、「この女、俺に媚びてるな」と気づきます。
そしてだんだんと、「こいつはどんな扱いをしても怒らない」と思って調子に乗ります。女性が好かれたくて必死でやっていることでも、ありがたみを感じなくなるんです。
楽だとは思っても、どうにでもなる女性と一生一緒にいようとは思わないでしょう。
「本命」になり得るのは、自分の意思を持って、言う事は言える女性の方です。男性は、自分の思い通りにはならない、ときには耳の痛い言葉でも臆することなく投げかけてくるような女性に興味を持ち、惹かれる可能性が高いといえます。
彼のことを思えば厳しいことも言う。
ときにはビシッと叱るし、物事の道理も説ける。
……「本命になれる女」のこういう特徴、なんだかピンと来ませんか?
そうです!
「母」的要素なんです!!
大きな愛情を持って、ときには厳しく接してくれる……男性が惹かれてしまうのは「母親的」な部分を持った女性です。
さらに言えば、料理や掃除などの家事も出来ると尚いい。めちゃくちゃ上手でなくてもいいから、そういうこともきちんと出来て、性格的には言うべきことはちゃんと言う、凛とした女性。そんな女性に、男性は本気になります。
ただし、ここが難しい所ですが、「母」的要素が強すぎるのもダメなんです。
ただ手厳しい、口うるさ過ぎる……となると男性は引いてしまいます。
母的要素は好きでも、おばさん的になってしまうと話が変わってきてしまうんです。
ではどうすればいいかって? 答えは、
「母」的要素に加えて、「女」の部分が必要ってこと! です。
ここで、恋愛小説のファンも多い作家新堂冬樹氏の著書より、一節をご紹介しましょう。
『歌の世界にもありますが、昼は淑女で夜は娼婦。または聖母の顔と小悪魔的な顔を併せ持つ女性。これは言い換えれば「母親の顔」と「女の顔」です。男性からすると、甘えることもできるし、尊敬もできる。でもセックスもしたい。つまりこれが「彼の”いちばん大切な人”になるたった一つのルール」なのです。』
いかがですか?
「母」的要素と「女」要素を両方兼ね備える……難しいことのようですが、案外、女性は皆、やってのけていたりするんじゃないでしょうか。
都合のいい女にはならない。でも強いばかりじゃなくて、ときには甘えたり、頼ったり、バランスを取るのが大切なんですね。
セクシーな要素としては、出会ったばかりでもないのに、メイクを急に派手にしたり、大胆な服や下着を着たところで見透かされてしまう可能性が大きいでしょう。
それよりは、食事のときに料理を取り分けたり、お酒を注いであげたり、常に身だしなみに気をつけたり、そんなちょっとした女らしさに、男性はドキッとするみたいです。
参考文献
「彼が夢中にならずにいられない、最高の彼女になる方法」新堂冬樹 宝島社
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