1年に1度……七夕の夜にしか会えない織姫と彦星は、現代版・遠距離恋愛カップルのようですね。七夕に因んで、遠距離恋愛を継続させる秘訣を考えてみましょう。
まずは、恋人から遠方への転勤を告げられた際の反応に関して。栄転と左遷ではだいぶ反応の仕方が変わってきますから、どういう経緯で転勤が決まったのか、探りを入れましょう。栄転の場合は、彼氏の顔があからさまにニヤついているでしょうから、まぁすぐにわかります。逆に、アンニュイな表情になっている場合は、左遷かもしれないので、接し方は慎重に!
栄転にせよ左遷にせよ、「寂しい」という感情はきっちり伝えておきましょう。「離れても大丈夫!」などと強がると、男性は単純ですから、額面通りに受け取り、ガチでほったらかしにされてしまいます。
「寂しい」の伝え方ですが、しんみりモードはご法度! なぜなら、「寂しい」という言葉自体に、かなりの重みがあるので、口調までしんみりしてしまうと、重さが倍増します。子どものように、「寂しいよぉー」と駄々をこねたほうが、彼氏目線には可愛く写るはずです。
実質的な距離が離れると、コミュニケーションをとる手段はLINEや電話に限られてしまいます。会えないぶん、密なコミュニケーションをとりたいと願う乙女心はごもっともですが、あちこちで叫ばれている通り、男性はLINEや電話は愛情表現ツールに非ず! 単なる連絡手段でしかないのです。
男性に、「離れているぶん、LINEや電話くらいマメにしよう」という理屈は、残念ですが通用しません。そう考えると、LINEや電話の頻度は、距離が近かった頃のままにしておくほうが無難でしょう。
これは、遠距離恋愛に限らず、仕事の都合等で、なかなか会えないカップルにも該当します。「会えないぶん、LINEや電話はマメに」と求めても、肩透かしを食らうでしょうから、愛情確認は、LINEや電話の頻度以外に見出しましょう。
筆者の周辺で、遠距離恋愛を継続させている女性たちには、共通点があります。皆、積極的にガンガン会いに行っているのです。
遠距離恋愛は交通費がかかるので、一般的には「お互い、代わりばんこで会いに行く」というイメージですが、そのテンプレートに縛られていると、身動きがとれなくなってしまいます。「私ばかり交通費がかかっている」などと細かいことは気にせず、「今週末、会いに行くね!」くらいのノリで、通い妻ならぬ通いカノジョになりましょう。
あなたの献身に対して、彼氏があぐらをかくようであれば、それまでのオトコだったと、切り捨てるきっかけになります。そうではなく、そこに確かな愛があれば、彼の心を動かすことができるでしょう。
筆者の男友達も、1年以上遠距離恋愛を続けているのですが、仕事が忙しくて休日の目途がたたないため自分からはなかなか動けず、そのぶんカノジョが月1ペースで会いに来るとのこと。それだけ尽くされると、浮気は絶対できないし、結婚も考えていると申しておりました。ご参考までに。
考えてもみたら、1年に1度しか会えないのに、恋心が続いている織姫と彦星って、すごいですよね。おそらく七夕の夜は、1年間余韻が残るような激しいプレイをしているのでしょう。現代版・遠距離恋愛カップルの皆様も、恋心を継続させるには、再会時の「激しさ」が大事ですよ。