「気付けばもう何年も恋人がいない。出会いの場にも出かけるようにしているけど、これといってチャンスもなかった。どうしたらいいでしょうか。」結婚相談所を運営している私の元には、このような恋愛相談もたくさん寄せられます。恋人が何年もいない人に結婚してもらうのも私の仕事です。そんな悩みを持つ人には、恋愛スイッチをオンにする3つのアドバイスをしています。是非参考にしてみて下さいね。
しばらく恋をしていないと、「良いところも悪いところも含めて彼が好き」という気持ちになりにくくなります。それは、男性の気持ちを想像する機会が減り、女性目線に偏りがちになることで、“男性の嫌なところが目に付きやすい”心理状態になっているからです。それでは、なかなか好きな人は出来ません。
恋の予感がする人に対して、ちょっと違うなと思っても、ひとまず様子をみましょう。今の自分は、“異性に厳しすぎるかもしれない”と肩の力を抜くことです。そして、彼の“嫌なところ”を口に出すのはやめましょう。口に出した瞬間に、それは絶対的な事実となって、自分の中で何倍にも膨らみます。代わりに、その男性の“可愛いところ”“愛すべきところ”を周囲の人に話してみる事です。そうすると、「恋愛モード」が徐々に加速して行きますよ。
「好きだ!」と押されるのは苦手ですか? 男性の猛アプローチを受けて、「自分もいつの間にか好きになっちゃった!」という女性は恋愛体質です。その一方で、しばらく恋愛をしていない人は、押されると引いてしまう“損な性分”の人も多いもの。
どんな恋愛上級者でも、自分が気に入った人からはフラれ、そうでない人からは好かれることは良くあります。好きになってくれた人を好きになれたら、それが一番の“幸せへの近道”です。そうなるためのコツは、「自分の良い所を分かってくれる人がいるだけで有り難い」と受け入れてみることです。どうでしょうか? 温かい気持ちになりませんか? それが、「恋愛体温」を上げていく秘訣です。恋愛は相手あってのもの。『自分を選んでくれた人の中から選んで』愛されて幸せになりましょう。
久しぶりの恋の予感が訪れた時に、行き違いが生まれるきっかけは、こんなことだったりします。「メールの返事が来ない」「デートのプランを決めてくれない」、「私の事を質問してくれない」。どうでしょうか?「◯◯してくれない」という受け身な不満ばかりです。そうすると、拒絶されたような気持ちになり、フラれる前に、先に恋を投げ出してしまうことになるのです。こんな事を繰り返していたら、いつまで経っても本物の恋は育ちません。
いつも恋人がいる「恋愛感度」の高い人達は、これくらいの事でヘソを曲げません。自分のして欲しいことを先に見せて、相手に分かりやすく示してあげるのが得意です。メールの返事が来ないと思ったら、順番にこだわらず自分からメールする。デートのプランを決めてくれなかったら、自分で提案して好みを知ってもらう。自分のことを質問してもらえなかったら、どんどん相手に質問をして、自分が心地よいと思う会話のパターンを自然に見せていく。
“して欲しいこと”があったら、待っていないで、先にしてあげる事で恋は育ちます。誰だって、“一緒にいて分かりやすい人”といる方が楽しいですよね。
いかがでしたでしょうか? しばらく本気の恋愛をしていないと、いざ「彼氏が欲しい」と思っても、そう簡単には出来ないのには、このような理由があるのです。もしかしたら、相手だって恋愛下手なのかもしれません。ましてや、ある日突然、恋愛上手な彼が現れて、奥手な自分をリードして“恋愛スイッチ”を全開にしてくれる訳がないのです。“恋愛スイッチ”のONボタンを押せるのは、自分だけ!愛し愛される楽しい恋愛をしていきましょう!!