男性は、ある程度年齢を重ねてくると「おじさん」と呼ばれる場面が多くなりますよね。しかし、同じくらいの年齢のおじさんでも、「ダンディ」という言葉がぴったりくる男性もいれば、そうでない男性もいます。このような差が出るのは、一体どのような違いがあるのか知りたいですよね。
この記事では、ダンディなおじさんの特徴や彼らが意識している習慣などを紹介します。
それではまず、「ダンディなおじさん」とはどのような男性のことを言うのかを解説していきましょう。「ダンディ」とは、40代後半~50代の男性で、比較的高齢ですが魅力的で装いのいい男性を指す言葉です。
仕事においては、働き盛りと呼ばれる年齢が当てはまり、仕事もプライベートも充実させて生きている男性を、「ダンディなおじさん」と表現することが多いです。
ダンディなおじさんと言っても、そのタイプはさまざまですよね。しかし、ダンディなおじさんは、いくつかの共通点があります。その特徴を以下に紹介しましょう。
まず1つ目は、清潔感があるという点が挙げられます。ダンディなおじさんは、いくつになっても相手に失礼のない外見で居つづけられるように意識して生活しています。
そのため、髪型や服装など細かい部分にも手を抜きません。スーツがシワシワなんてこともありませんし、毎日ヘアスタイルもバッチリ決めてから他人と会う場合がほとんどでしょう。
2つ目は、しっかり体型管理していて中年太りではないということが言えます。おじさんと呼ばれる年齢になると、お腹がぽっこり出ている「中年太り」の体型になってしまう男性が増えますよね。
しかし、ダンディなおじさんは健康や見た目を考えて、体型管理ができている人が多い傾向があります。若い頃のような乱れた食生活を改めて、年齢に合った生活をすることでいつまでも若々しい衰えを感じない体型を維持しているのです。
そして3つ目は、大人な余裕があるという点です。ダンディなおじさんは、若い男性とは違い、さまざまな経験を経て「自分が自分が」とでしゃばるよりも、相手を尊重できる大人な余裕がある男性が多いです。
女性に対しても常にレディーファーストを心がけており、ゆったりとその場を楽しめます。
それでは最後に、ダンディなおじさんが日常生活の中で意識している習慣を見ていきましょう。ダンディなおじさんは決して楽をしているのではなく、努力で作られているのです。
1つ目は、健康を意識した食生活をしているということです。おじさんと呼ばれる年齢になったら、若い頃と同じような食生活をつづけていると、代謝や消化力が追い付かずに、思わぬ病気を引き起こしてしまう危険性があります。
そのため、ダンディなおじさんは脂肪分の多いステーキや揚げ物などは極力避けて、青魚や野菜・たんぱく質などを意識した食材を積極的に摂取し、健康な状態を維持できるように心がけているのです。
2つ目は、定期的に運動する点が挙げられます。年齢を重ねると、体力が落ちてくるため、年々運動をする機会が減ってきますよね。
しかし、ダンディなおじさんはいつまでも健康な体を維持するために、ジムに行ったり食後に散歩をしたりする習慣を意識的に取り入れ、習慣化させている人が多いのです。
3つ目は、年齢問わず人との交流に積極的である点です。ダンディなおじさんは、年齢で人を判断して接し方を変えるということはしません。年下でも年上でも、人とのご縁を大切にして、積極的に交流できる機会を設けようとします。
さまざま年代の人と交流すると、自分にはない価値観を吸収することができますし、それが自分自身のためになるのを、これまでの経験から学んでいるのです。
そして4つ目は、物事をポジティブに捉えるということです。ダンディなおじさんでも普通に生活していれば、嫌な物事に遭遇する場合もありますが、それを今後のために活かせるようにポジティブに捉える習慣を身につけています。
ポジティブな思考をしていると、自然と行動や発する言葉も変わってきて、心に余裕が生まれるため、よりダンディなおじさん度が増すことになるのです。
40代後半~50代の男性は、仕事でも責任のある立場になり忙しい毎日を送っている人も多いでしょう。ただ、意識していないとダンディなおじさんとそうではないおじさんで明暗が別れてしまいます。
ダンディなおじさんも、何もしないでダンディなおじさんでいるわけではありません。今回紹介したように、ダンディな状態を維持できるような習慣を取り入れながら生活しているのです。
恋愛面においても、ダンディなおじさんのほうが断然有利な点が多いので、いつまでも若々しいモテるダンディなおじさんになる努力が理想ですね。
Written by 久木田(くきた)みすづ