好きな人とのキス。これほど嬉しいものはありません。しかし、そんなときに相手の口臭がキツいと、この嬉しさも冷めてしまうことも。
この記事では、キスをする際の口臭対策について解説していきます。「口の匂いが気になっている」という人がいましたら、是非チェックしてくださいね!
口臭が発生する原因は、いくつかあります。この原因をしっかり理解することで、効果的な対策ができるように。
ここでは、その中から4つの原因について紹介していきます。
口腔内の環境と口臭は密接な影響があります。虫歯を放置していたり、歯周病がどんどん進行したりすると、口の匂いもきつくなります。
また、歯石が溜まってしまうと、細菌の温床になり悪臭を放つ原因にもなってしまいます。
「長年歯医者に行っていない」という人は、高確率で口腔内が悪くなっている可能性が。自分では気づかないうちに悪臭を放っていることもあるので、歯医者で診てもらってください。
唾液が減って口が乾いてしまうと、匂いの原因になってしまいます。
唾液には食べかすや細菌を洗い流す作用があります。また、唾液に含まれる抗菌成分により、細菌の発生を抑えることも可能に。唾液が減ってしまうと、口腔内の自浄作用が低下してしまうのです。
基本的に、男性よりも女性のほうが唾液の量が少ないといわれています。この唾液については、女性にこそ気をつけてほしい部分でもあります。
舌を動かしたり、口呼吸を避けたりすることで、口の中の乾燥を防ぐことが可能です。是非実践してほしいと思います。
体に病気を抱えることで、口の匂いが悪化してしまうこともあります。糖尿病だと、ケトン臭といった甘酸っぱい匂いがすることもありますし、腎臓病になると、口からアンモニア臭がすることもあります。
これについては、歯科治療では治すことはできません。その病気に適した治療をしっかり受けることで、口臭を抑えられるでしょう。
食べ物や飲み物が口の匂いの原因になることもあります。にんにくやネギ類などを食べてからキスをするというのは、ある意味マナー違反でもあります。
また、アルコールも口臭の原因になるものです。
「これからキスをする予定がある」という人は、匂いが強い食べ物や飲み物は避けるようにしたいところです。
口臭が強いと、キスをする際だけではなく、会話をするだけで相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
日々の対策で口の嫌な匂いは抑えることができます。この記事では、今から始められる口臭対策方法をいくつか紹介していくので、是非実践してくださいね!
まず大事になるのが毎日の歯磨きです。これについては、マストだといえるでしょう。
特に朝起きてからと夜寝る前の歯磨きは絶対に欠かせません。
時間があれば食事をするたびに歯磨きができればいいのですが、仕事などの関係で難しいこともあるでしょう。もし、歯磨きをする時間やタイミングがないのなら、口をゆすぐだけでもいいので、実践してほしいと思います。
上記で紹介した通り、口腔内の環境が原因で悪臭を放ってしまうこともあります。「虫歯や歯周病の治療を行うことで、口臭が大きく改善する」というのは珍しいことではありません。
「歯が痛む」「歯茎が腫れている」という人は、高確率で口から嫌な匂いを発していることがあるので、一度診てもらってほしいと思います。
歯磨きだけでは、歯に付着した汚れは落としきれません。特に、歯と歯の間の汚れは歯磨きだけでは落としきれないもの。
そこでおすすめしたいのが、フロスです。フロスとは糸のようなもので、歯と歯の間の汚れを落とすためのものです。こちらを使うことで、悪臭の原因になるプラークを取り除けるでしょう。
また、フロスだけではなく、殺菌ができる洗口液などを使うことで口の中の細菌の繁殖を抑えることができます。
ガムを噛むことによって唾液の分泌が増え、口の中の乾燥を防ぐことができます。特におすすめしたいのが、キシリトール入りのガムです。
キシリトールは虫歯菌の発生を抑えられるので、唾液の量を増やすだけではなく虫歯対策にも有効です。また、爽やかな香りがするガムを選ぶことで、息を綺麗にすることもできます。
「ガムならなんでもいい」と考えて甘いガムを選んでしまうと、虫歯の原因になります。この虫歯が原因で匂いが悪化することもあるので、ガムを選ぶときは甘いものは避けるようにしてください。
キスをするのなら、エチケットが重要です。匂いのことを考えないでキスをするというのは、自分勝手な行動だといえるでしょう。
また、口の匂いがキツいとキスだけではなく、会話をしていても相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。特に、虫歯などが原因の口臭はまさに悪臭になるので、近くにいるだけで嫌な気持ちになることも。
定期的に歯医者で検診や治療を受けることで、嫌な匂いの発生を抑えることができます。「久しく歯医者に行ってない」という人は、一度検診を受けてみてほしいと思います。
Written by 桃田