「昔に比べて体力が落ちてきた」と感じてる人はいませんか? 人は、年齢を重ねるにつれて体は衰えていくもの。筋肉量が減ったり心肺機能が低下したりするのも、老化の一つの現象です。
世間の人々は、どのようなことをきっかけに体力の衰えを感じているのでしょうか?
この記事では、そんな体の衰えを感じる瞬間などを紹介していきます。
年齢を重ねるにつれて大変になるのが、階段の上り下りです。特に上りにしんどさを感じる人は多いです。
「3階くらいなら階段でも大丈夫だろう」と思って上ってみると、「はぁはぁ」と息切れをしたり、足がパンパンになってしまう人も多いのではないでしょうか?
階段を上るためには、筋力と心肺機能が必要になります。「はぁはぁ」と息切れをしたり、足に疲労を感じてしまう人は、体力が落ちているといえるでしょう。
若い頃は、風邪が1週間も長引くなんてことは、そうなかったと思います。しかし、年齢を重ねると「2週間くらい風邪が長引く」なんてことも珍しくありません。
体力が低下してしまうと、体が疲れやすくなります。この疲れを回復するエネルギーも足りなくなり、風邪が長引く原因に。
ズルズルと何日も風邪が治らないというのは、まさに活力が低下している状態だといえます。
上記で紹介したように、活力が低下すると体の疲れを回復しづらくなります。「寝ても寝ても疲れが取れない」という状態にも。
慢性的な疲れを感じるのも、体力の衰えが原因だといえるでしょう。
「信号が点滅しているのを見ていざ走ってみると、足がもつれた」という経験はありませんか? 思うように走れなかったり、足が上がらなかったりするのも、体力の衰えが原因です。
また、日頃から運動していないと、急に走ったときに怪我をする恐れもあります。「足がもつれて転倒してしまう」なんてこともあるので、注意が必要です。
長い時間歩くのを負担に感じ、ベンチがあるとついつい座ってしまう人も多いと思います。これも体の老化のサインの一つ。
一度くらいならいいかもしれませんが、ベンチを見つける度に座っていると、いつまで経っても目的地に到着しません。そう考えると、「移動に時間がかかるようになった」というのも、体力の衰えを感じる一つの出来事だといえるでしょう。
年齢を重ねるにつれて、体力が衰えるのは仕方がないことです。しかし、仕方がないからといって、なにも対策をしないというのは考えもの。
衰えを感じているのなら、それに抗うような対策が必要になります。
ここでは、その中から3つの対策方法を紹介します。衰えに少しでも抗いたいのなら、以下で紹介することを実践してくださいね!
体の衰えを感じている人の中には、今の自分の状態を受け入れることができないような人もいます。このような人は、「自分はまだまだ若い」と考え、無理をして怪我などをしてしまうことも。
まずは、今の自分を受け入れることが大切です。「若い頃とは違うんだ」と理解することで、日常生活で無理をしてしまうこともなくなるでしょう。
体力が衰えてしまうと、怪我をしやすいので注意が必要です。
この記事で紹介した通り、年齢を重ねると疲れが溜まりやすくなります。回復するエネルギーが失われるからこそ、十分な睡眠時間の確保が必要に。
体が弱っているからこそ、しっかり寝て疲れを癒すのです。
ここで大切になるのが、ただ寝ればいいわけではないということ。質の高い睡眠を求める必要があります。
・枕や寝具にこだわる
・アルコールは控える
・寝る前にリラックスタイムを作る
ということを実践することで、睡眠の質を高められるでしょう。特に、お酒を飲んで入眠してしまうと眠りが浅くなってしまうので注意が必要です。
体の疲労回復で重要になるのが、食事の栄養バランスです。バランスがいい食事をすることで、疲れをしっかり癒せるでしょう。
不足しがちなタンパク質やビタミンは、しっかり摂取したいところです。同じものばかり食べるのではなく、いろんな食べ物を口にすることで、栄養バランスのいい食事ができます。
食事は元気の源になるものなので、これについてはしっかり意識してほしいと思います。
年齢を重ねるにつれて体力が衰えるのは仕方がないことだといえます。だからこそ、体が弱ってきたからといって、悲観する必要はありません。
しかし、対策次第でこの衰えを緩やかにすることが可能です。この記事で紹介したことを実践することで、同世代の人よりも若々しく生きられるでしょう。
なにも対策をしないでいては、老化は加速度的に進行します。適度に運動をしたり、十分な睡眠をとったり、食事の栄養バランスを考えたりすることで、健康的な生活を送ることができます。
Written by 桃田