大好きな人とゴールインしたは良いものの、共同生活をするうちに険悪なムードになる家庭はとても多いのが現実。
徐々にパートナーを嫌いなり、家庭内別居状態になるケースも珍しくはないのです。
人生で最高の相手を見つけたのにも関わらず、嫌いになってしまうのはなぜでしょうか?
いまパートナーとの間柄がアヤしいのなら、「大嫌い」に辿り着く前に原因を探るべきです。
仲が良かったはずのパートナーを嫌いになるのは、夫婦間の思いやり、気遣いのなさが災いするから。
カップル時代は当たり前にできていた「相手を想う気持ち」が時間と共に薄れ、悪い意味での慣れや甘えがあると、無意識のうちに自己主張が激しくなりがち。
お互いが譲れないと意見がぶつかり、自分を通そうとするので関係にヒビが入ってしまいます。
片方だけが思いやりの気持ちを持っていても、一方通行になるのでこれまた危険。
我慢する側の不満ばかりが溜まるでしょう。2人が同じ熱量かつ、気遣いの余裕がないと愛が冷めるのも無理はないですね。
ゴールインしてからパートナーにゲンナリ、今では顔を見たくないレベルに関係が崩壊した家庭に話を聞いたところ、嫌いになった理由は本当に様々でした。
育児や家事の問題からだらしない姿、甘え過ぎの姿勢、そして最もタブーである他の異性へのよそ見まで……。各家庭のゲンナリエピソードを詳しく紹介します。
これはパートナーを嫌いなる理由ナンバーワンだそう(苦笑)。主に女性に多い意見で、家のことを全て丸投げの夫にはイライラしますよね。
いくら稼いだお金を家に入れてもらっても、他がノータッチなら不満が募るのも頷けます。
共働きなら片方ばかりに負担がかかるので、ずっと我慢し続けられる女性はまずいません。
最も多いのが結婚前は協力すると言っていたのに、いざ蓋を開けたら何もしなかったパターン。
「あれほどやるやると言ってたくせに!」と怒りが爆発し、終わらない喧嘩が幕を開けてしまうのです……。
これは男女共通してあるある。
見た目がだらしなくなるのは長期的に付き合うカップルにも起き得る問題で、お互いが見慣れる=新鮮味がなくなるからこそ身なりが適当になるのです。
結婚すると多方面へのアプローチも必要なくなるため、モテたい願望が薄まります。
男性が結婚後一気に太ったり、洋服を一切買わなくなったりするのは、これが原因である人が多いかもしれません。
女性も「パートナー相手にならいいか」と油断し、常にすっぴんで体型がだらしなくなる率高し。
太るな! そして服に気を遣え! という話ではなく、締めるところは締めるべきでしょう。
付き合いが長ければ、パートナーへの不満が出るのは当然です。
しかし、日頃の不満が大きいと顔を見る度にイライラし、優しい言葉をかけられなくなります。
その結果、会話に文句や愚痴が増え、最終的に「嫌い」の感情へ発展するという悲しき流れ。
またお互いに甘えがあると楽しい会話を提供しようと気遣うよりも、先に自分の感情を優先しがち。
今日起きた面白い出来事よりも会社の愚痴を連発すれば、聞く側が「もういいよ」と思ってしまうのです。
家庭内だからこそマイナスな話を持ち込めるものの、心が明るくなる話題が全くないと、会話が楽しくありません。
話を聞いてくれるからといって、パートナーに甘え切るのは×。自分が愚痴ったら相手の話を聞いてあげるくらいの余裕はほしいですよね。
感謝の言葉を忘れるようになると、関係性は一気に崩れるので気を付けたいもの。
「ありがとう」「ごめんね」を言われて不快に感じる人はまずいないため、この2つのある・なしでは今後の関係性が大きく変わります。
仲が良い夫婦は、ちょっとした声掛けを欠かさないんですよね。
反対に仲が悪い夫婦は気遣いを忘れ、どこか“やってもらって当然”、“やるのが普通”というのが態度に出がち。
当たり前のことを当たり前にやる、という基本のキをもう一度思い出してみましょう。
これはパートナーを嫌いになる1番の最低行為!
どんな理由であれ浮気、不倫、そしてタブーギリギリの言動は絶対にいけません。よそ見は基本は一発アウトなので、嫌いになるのは仕方がないと思いますね。
ただし! 嫌うだけではなく、パートナーがどうして不貞に走ったかを考えるのも大切です。
どう考えても浮気をする側に大きな罪があるものの、道を逸れてしまった理由が自分にないかを振り返ってみて。
日頃から責めまくり、顔を見れば喧嘩と愚痴ならば、多少は家庭に問題があるということですよ。
結婚後に険悪になる夫婦は少なくないのですが、できることならずっと仲良しでいたいと思いませんか?
ギスギスしてから時間が経っても、心の奥底では元に戻りたいと思う2人がいるかもしれません。
付き合いが長期化し、思いやりがなくなっている、あるいは素直になれないと自覚するのならまずは反省を。
そして一度気持ちをフラットに戻して、パートナーに歩み寄ることが大切です。
「この人とはもういいや」なんて感情が湧かない以上は、夫婦同士仲良くしていて損はないでしょう。
Written by たかなし亜妖