優しい人は、思いやりがあって気配り上手。言葉遣いにも、品の良さが表れていることがあります。
そのような人たちが、無意識のうちに使うのを避けている言葉とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
今回は、優しい人が絶対に使わない言葉10選についてご紹介します。
早速、順番にご紹介していきます。
相手の見た目をいじる言葉こそ、優しい人は使うことがありません。
理由は、相手が傷つくことがわかっているからです。
場合によっては、「シンプル」「個性的」と言葉を言い換えることもあります。
優しい人こそ、直球な悪口を使うのを避ける傾向があります。
困っている人に追い討ちをかける言葉も、優しい人は使うことがありません。
雰囲気を悪くしますし、恨みを買うことがあるからです。
相手に協力できない時は、「ごめん。忙しい」「今は手伝うことができない」と、当たり障りのない言葉を使って断ります。
意図的に相手を傷つける言葉を使ってまで突き放す方は、ストレスが溜まっているサインでもあるので注意!
優しい人が絶対に使わない言葉は、「あいつ、ヤバいよね」というように陰口の発端になることです。
話に乗っかってくれる人がいるほど、待ってましたと言わんばかりにイキイキすることが……。
「自分は誰かを悪く言えるに値する人間か?」と考えられる方ほど、進んで悪口を言うことがありません。
本当に優しい人ほど、不穏な空気に、さっと別な楽しい話題を振れるのが特徴的。
他人を嫌な気持ちにさせる言葉も、優しい人は、わざわざ口にはしません。
やはり嫌なことがあった時こそ、相手に対する怒りも大きいもの。
「不幸になってほしい」と愚痴を言いたくなる気持ちもわかります。
しかし、優しい人は、他人を必要以上に責めることはなく、むしろ自分の対応を振り返ることが多いです。
優しい人が絶対に使わない言葉は、相手を馬鹿にする「キモい」の言葉です。
どちらかというと品がない言葉でもあります。
それでも言いたい時は、「不愉快」「不気味」というように別な言葉に言い換えることがあります。
ノリでも「キモい」と言うほど、受け手は不快な気分になることがあるので気をつけましょう。
知力を馬鹿にする言葉も、優しい人は使いません。
コンプレックスを刺激する言葉こそ、最終的に自分に跳ね返ってくることがわかっているからです。
例えば、「頭悪そう」と無意識のうちに言うのは、志望校に入れなかった苦い過去が影響しているという場合も……。
むしろ「頭悪そう」と言う人が、そう見えることもあってか、わざわざ使わないことがあります。
優しい人が絶対に使わない言葉は、「どうせ、バレないでしょ」というように、自分から進んでズルをしようとする言葉です。
優しい人は思いやりがあって、曲がったことが嫌いな方が多いです。
例えば、道にゴミを捨てたり、友達の恋人を取ったりするようなことはしません。
逆に、「どうせ、バレないでしょ」とよく言う方こそ、自分に甘い方が多いと言えます。
さり気なく相手を馬鹿にする言葉も、優しい人は使うことがありません。
真面目に指摘しているつもりだけど、上から目線な感じがします。
優しい人こそ、「ここまでの説明でわからないところはありましたか?」と柔らかい言葉で言い換えるのが特徴的。
相手が「わかっている」と言っているのに「本当に?」「もう説明しないからね」と詰めてくる方こそ、厳しい人と言えるでしょう。
相手を嫌な気持ちにさせる「ズルい」も優しい人は極力使いません。
自分のことしか考えていない言葉で、相手を不快にさせます。
例えば、仕事で出世した友達に対して「ズルい」と言う方がいます。
しかし、見えないところでコツコツと努力していたからこそ、結果を勝ち取ったと言えるでしょう。
「ズルい」は相手を褒めているつもりでも、「あなたが良い結果を掴むのはおかしい」と馬鹿にしているようにも聞こえるので注意。
本当に優しい人ほど、「俺・私って優しいから」と自称することがありません。
わざわざ言わなくても行動で相手に気持ちが伝わるからです。
あえて言葉にする方こそ、周りからの評価が低いと焦っている方が多いです。
また、言葉に出さなくても、心の中で「俺・私って優しいから」と思っている方も注意!
思いやりを持った行動も、最初は相手のためでも、そのうち自分に酔うためにすることがあります。
優しい自分が好きな時こそ、不純な動機がないか、今一度、振り返ることが大切かもしれません。
優しい人が絶対に使わない言葉は、さり気なく相手を傷つける言葉全般です。
例えば、「ダサい」「ズルい」などの鋭い言葉も避ける傾向があります。
また、ストレスが溜まっている方こそ、無意識のうちに人を傷つける言葉を使うことがあります……。
いつも使っている言葉は、咄嗟に口にすることも多いと言えるので、日頃から丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
Written by 森野有