上品な人は、丁寧な言葉遣いをしていることが多いです。
少しの気配りで、礼儀正しい印象を感じる言い換えができます。
今回は、上品な人の口癖10つについてご紹介します。
上品な人は、どのような言い換えをしていることが多いのでしょうか。
以下、上品な人の口癖10つについてご紹介します。
驚いた時に言う「マジ」を、「本当ですか?」や「知りませんでした」と言い換えると、上品な印象を持たれます。
「マジ」は目上の人に使う場合は、フランクすぎて失礼に値します。
使い方の例としては、「それってマジ?」→「その話は、本当ですか?」などです。
上品な人は、「変わってる」ものに対して、「個性的」と言い換えます。
例えば、友達が奇抜な服を着ている時に、見たまま「変わってる」というと相手を傷つけます。
そこで、「個性的」と言い換えると、「クリエイティブ」「オリジナリティがある」と受け手にポジティブな意味合いを与えやすいです。
また、「個性的」は、他にも「独創的」「創造性豊か」などと言い換えられます。
上品な人の口癖は、「プレゼントを貰った」よりも「プレゼントをいただいた」と言います。
特に、目上の人からの贈り物は、後者の「いただいた」と言い換えた方が、丁寧な印象を持たれやすいです。
性格が合わない人を、すぐに「嫌い」と言うことはありませんか?
実は「苦手」と言い換えた方が、上品な印象を持たれやすいです。
「苦手」と言うことで、「得意ではない相手」という意味として受け取られます。
他にも、口に合わない食べ物を「嫌い」と言うのではなく、「苦手」と言い換えると丁寧です。
人を呼ぶ時に、「あんた」や「お前」と言うと、育ちが悪いというレッテルを貼られやすいです。
上品な人は、相手の名前をしっかり呼ぶことがマスト。
また、きちんと名前を呼んだ方が、一対一で向き合っている感覚があり、好印象を持たれます。
円滑なコミュニケーションを取る上でも、丁寧な名前呼びが欠かせません。
「ウザい」は、うざったいの略で、どちらかというとマイナスなイメージを持たれることがある言葉です。これを「気に障る」などの言葉に言い換えられます。
特に、日頃から「ウザい」と言い慣れている方ほど、咄嗟に口にしやすいので注意。
他にも、「わずらわしい」「うっとうしい」などと言い換えができます。
もしも可能であれば、何故、気に障るのか丁寧に説明することでも、「ウザい」の言葉を使わずに済みます。
上品な人は「ちょっと良い?」を「恐れ入りますが」と言い換えます。かしこまった言い方で、敬意が感じられます。
特に、相手がしている作業を中断させてまで呼び止める場合は、丁寧に「恐れ入りますが」と一声かけた方が良いでしょう。
さらにかしこまった言葉で伝えたい時は「恐縮ですが」と言い換えることができます。
ビジネスシーンでも使うことができる言葉です。
相手を敬う気持ちが感じられて、目上の人に対して使えます。
「暇な時にメールみてね!」と言うよりも「お手隙の際に」と言い換えた方が、上品な印象を持たれます。
相手の空き時間を「暇」と断定することは、失礼な印象を感じます。
例えば、急に後輩から連絡が来て「今、暇?」と聞かれて苛立った経験はないでしょうか。
他にも、「暇な時に」→「ご都合が良い時に」と言い換えることもできます。
上品な人の口癖は、謝罪をしたい時に「ごめんなさい」を「申し訳ございません」と言い換えることです。
より丁寧に謝罪をしたい時は「大変申し訳ございません」「誠に申し訳ございません」と伝えられます。
「申し訳ございません」は、目上の人に使える言葉です。しかし、知人や友達に対しても誠意を伝えたい時に使うことができます。
上品な人の口癖は、「嫌い」→「苦手」など、日常言葉を丁寧な言葉に言い換えていることが多いです。
少しの気配りで、誰でも上品な言葉遣いになります。
また、「マジ」「ヤバい」などの砕けた言葉こそ、日頃からよく使っている方ほど、いざという時にも咄嗟に口にしやすいです。
知らず知らずのうちに、意中の相手にも使っているということも……。
上品な印象を持たれたい場合は、日頃からきれいな言葉を使う習慣を身につけることが大切です。
Written by 森野有