店員さんに大声で怒鳴り上げたり、因縁をつけたり…… “クレーマー行為”は本当に困りものです。
恋人がクレーマー気質だったら、一緒にいるだけで恥ずかしいですよね。
今回は、クレーマー気質な恋人のエピソードをご紹介します。
筆者の実体験や知人の話を紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!
これは筆者の体験談です。
8年ほど前、筆者には遠距離恋愛中の彼がいました。彼は男らしく、何でも俺に任せろ!! の精神が強い人でした。
ある日、彼と洋食屋さんに入ったときのこと。彼はオムライス、私はカレーライスを頼みました。
しかし、料理が届いたとき、彼の表情が曇ったんです。
彼が頼んだオムライスには、デミグラスソースがかかっており、ライスはバターで炒められていました。
それに対し、「は!? こんなのオムライスじゃないだろ」「俺デミグラス嫌いなんだよな」とまさかの発言!
カウンター席だったので、目の前にいる店員さんに丸聞こえ状態……。
そして、食べ始めたと思ったら「味薄すぎだろ」「よくこんな味で営業してるよな」と超失礼発言を放ったんです。
筆者はかなり腹が立ちましたが、店内だったため、自分のカレーライスと交換してあげました。
お店を出た後、筆者は耐えきれず説教。それでも最後まで「俺は悪くない」の一点張りでした。
心の中で思うのは勝手ですが、口に出してしまうところに幻滅したエピソードです。
これは筆者の知人Aのエピソードです。
Aには長年付き合っている彼と、毎週日曜日に必ず訪れる行きつけの中華料理屋さんがありました。
店主に顔を覚えられていたので、行く度にサービスしてくれていたのだとか。
そんなある日、Aが頼んだラーメンの中に小さな虫が混入。Aは「飲食店だし仕方ないよ」と言いましたが、彼は激怒。
「おい!! ふざけんなよ!!」「お前の店は虫を食わせるのか!!」と大声を上げる始末……。
確かに虫の混入は、いい気分にはなりません。しかし、もはや顔見知りの優しい店主に、その態度はないだろ! とAは思ったのだそう。
店主は何度も何度も謝っていましたが、彼の怒りは収まらず、30分もの間文句を言いまくったとのこと。
その場でAは謝り、お金を払って退店。今後のお付き合いを考えるきっかけになり、数ヶ月後にお別れしました。
筆者の知人Bが、昔付き合っていた彼とコンビニに行ったときのお話です。
当時彼は成人していましたが、背が低く、童顔だったため、未成年と間違われることが多かったそう。
2人でコンビニに行ったとき、彼はタバコを購入。しかし、そこで店員さんに身分証の提示を求められたんです。
黙って見せればいいものの、彼の怒りが爆発。「どう見ても20歳超えてるだろ!!」と大声を上げました。
当然店員さんも引き下がらず、「ルールですので…… 提示できないのであればお売りできません」と伝えたそう。
その瞬間、彼は持っていた小銭を店員さんにぶん投げ、「2度と来ねえよ!!」と捨てゼリフを吐いたんです。
Bは店員さんに謝罪し、彼を追いかけました。怒り狂っている彼は、Bにも逆ギレする最悪な展開に……。
何とか彼の気分を落ち着かせ、事なきを得ましたが、その後の関係は長続きしませんでした。
クレーマー気質な恋人には、直接注意するのがおすすめです。外での態度や発言に対して、どう思っているのかを伝えましょう。
筆者は、元カレが店員さんに理不尽にキレたとき、「大人げないからやめたほうがいい」と注意しました。
本当はもっときつく伝えたかったのですが……。怒りをヒートアップさせる可能性があると思ったので、あえてそれ以上何も言いませんでした。
クレーマー気質な恋人に注意するときは、言葉選びやタイミングに要注意! 大喧嘩になっては元も子もないので、慎重に伝えましょう。
デートの度にキレ散らかされたら、たまったもんじゃないですよね。そのため、外出を減らすことも1つの手だと筆者は思います。
お家デートばかりだと退屈かもしれませんが、外で恥ずかしい思いをするよりマシかも。
直接注意しても変わらない場合は、外出デートの頻度を減らしましょう。
あなた自身が耐えられない!! と思ったら、別れることも選択肢です。
実際、クレーマー気質な人と一緒にいると、心が疲れ果ててしまいます。周りの目を気にする原因にもなりますよね。
もっと言えば、いずれクレームの対象が自分になる可能性も十分あります。
こちらができることは、改善を促すだけ。変わるか変わらないかは、もはや本人次第なんです。
最も大切なのは、あなたの心。一緒にいて疲れたり、気分が悪くなったりする人とは、無理に関係を続ける必要はありません。
今回は、クレーマー気質な恋人のエピソードをご紹介しました。クレーマーという厄介ものは、もはや珍しくない存在です。
恋人がクレーマーだと、「情けないなぁ……」と呆れてしまいますよね。
「この人と一緒にいて大丈夫かな?」という違和感は、見逃すべきではありません! 少しでも引っかかることがあったら、思い切って相手に伝えてみましょう。
それでも改善されないなら、別れを切り出すのもアリですよ!
Written by danon