大好きなパートナーと結婚しても、日々の生活の中ですれ違いが続くといつのまにか気持ちが離れて、修復不可能になることもあります。
今回は、結婚生活の中で起きやすい5つのすれ違いを解説。夫婦生活が円満になる秘訣もまとめたので、最近パートナーとの関係性に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
結婚生活で最も起きやすいすれ違いが生活リズムのズレです。
共働きで勤務時間や休日が合わないと、一緒に住んでいてもほとんど顔を合わせる時間がありません。
生活リズムのパターンが異なると、必然的に会話が減ってコミュニケーション不足に。
また、生活音が睡眠や作業の妨げに感じやすくなり、パートナーの存在自体がストレスになることもあります。
生活リズムが合っていても、必要な時に話し合いができなければコミュニケーション不足になってしまいます。
夫婦生活が長くなればなるほど、お互いに「言わなくてもわかるだろう」と甘えやすくなります。
しかし、わかっているつもりでも少しずつ認識にズレが生じ、気付かない間に大きくすれ違っていることがあるのです。
また、「パートナーが話し合いに応じてくれない」「極端に喧嘩を避けて不満を溜め込んでしまう」など、すれ違いを引き起こすケースもあるようです。
小さな価値観のズレも結婚生活においてすれ違いの原因になります。
いくら好き合っていても、育った環境が違えば考え方や常識に違いが出るのは当然です。
しかし、生活をしていく上で家事や育児への向き合い方に我慢できないほどの相違が生まれると、かなりのストレスになります。
上手く話し合いができると良いですが、どちらかが妥協し続ける関係を続けると、いつのまにか冷え切ってしまうことが多いです。
趣味や好きなことが合わない夫婦も、結婚生活ですれ違いが起きやすいです。
例えば、ゴルフや釣りなど、お金も時間も使うような趣味は、価値観の異なるパートナーから共感を得づらいでしょう。
また、インドア派かアウトドア派かどうかも結婚生活ではとても重要。
タイプが異なると、休日の過ごし方でも意見がぶつかり育児にも影響を及ぼしやすいです。
夫婦生活には、相手を思いやる気持ちがマストです。
しかし、どちらかが仕事や自分の時間ばかりを優先して行動していると、確実にすれ違いが生じてくるでしょう。
一方、不満が溜まっている方も、
「私はこんなに尽くしているのに……。」「どうして私の気持ちを分かってくれないの?」
と自分の気持ちを押し付けて責めてばかりなのもNG。相手の気持ちはどんどん離れていきます。
相手の立場に立って尊重し合えない夫婦は、日常シーンでも不満やトラブルが起こりやすくなります。
夫婦円満になるには、思っている気持ちを言葉で伝えることが大切です。
特に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることで、些細な不満もグッと減ります。
また、相手の良いところに目を向けることも欠かせません。
「こんなところに気付いてくれて嬉しい。」「仕事も頑張ってるのに家事も協力的でありがたい。」
など、長所をあえて褒めることで、お互い気持ちよく助け合うことができます。
すれ違いの原因となるコミュニケーション不足は、実感したら意識的に2人の時間を設ける努力をしましょう。
生活リズムが異なると、デートしたりゆったりご飯を食べたりする時間を作れないかもしれません。
そんな方は、毎日5分でもいいので2人で話す時間を取ることが大切です。
2人の時間中は、せわしない家事や作業を辞めて向き合うこと重要。
たわいもない出来事や小さな相談も共有することで、認識のズレを解消することができます。
夫婦関係において、「言わなくても伝わる」「察してほしい」という1人よがりな考えは絶対にNG!
夫婦といえど、何でも思っていることが伝わるわけではありません。
夫婦円満になるためには、小さな不満や困ったことは溜め込まず相談し合いましょう。
思っていることを定期的に共有することで、お互いのストレスを軽減させることができます。
小さな悩みは、都度聞いてもらうだけでも楽になります。助け合っているという実感も生まれ、コミュニケーションが増えていくでしょう。
全く異なる趣味を持っている夫婦ならば、一度付き合ってみることでグッと距離が縮まる場合があります。
例えば、元々インドア派でも、旦那に付き合ってキャンプに行ったことでハマってしまった……なんて人も♡
相手の好きなことに触れてみると、意外な発見や楽しさを見いだせるかもしれません。また、2人の趣味に変われば、その分一緒に過ごす時間が増えます。
もしハマらなかった場合でも、相手のお金や時間の使い方に理解を得るきっかけになるので試してみる価値アリです!
夫婦円満な家庭は、お互いの時間や価値観を最大限尊重しています。
決して自分の考えを押し付けず一度受け入れて、折り合いのつく解決策を話し合えるのです。
例えば、1人の時間が必要な人に四六時中一緒にいることを強いるのはかなりのストレスに。
家事や育児の進め方も、片方の意見ばかりを尊重すると、確実に我慢している方は不満になります。
パートナー同士対等に尊重し合うことが、夫婦円満になる秘訣ですよ。
結婚生活でのすれ違いは、ほんの些細なことがきっかけで起こります。
トラブルが起こったとき、コミュニケーション不足になっていると亀裂はどんどん大きくなるでしょう。
夫婦円満でいたいなら、相手と過ごす時間を大切にして尊重する気持ちを忘れないことが必要不可欠です。
Written by sumire