できれば関わりたくない、「メンヘラ行動」をおこす面倒な人たち。
「メンヘラ」といえば女性のイメージが強いですが、メンヘラ行動をおこすのは、必ずしも女性に限ったことではありません。
今回は、周りからウザがられるメンヘラ行動と、メンヘラ行動をとられた時の対処方についてお話ししていきたいと思います。
まずは、特にウザがられるメンヘラ行動を5つ挙げていきます。
LINEとウザがられるメンヘラ行動は、切っても切れない関係と言っても過言ではないでしょう。
相手からの返信がないだけで「他の女といるのでは?」「もう自分に飽きたにでは?」と不安と妄想で大暴走。
考えているうちにあたかも本当のことに思えてきて、「どこにいるの?」「一言だけでも返事して」と大量の追いLINEを送りつけます。
スマホを開いた相手はウザいを通り越して血の気が引いてしまうことでしょう……。
メンヘラ行動にありがちなのが、言葉に表さず態度で不機嫌を表す、いわゆる「察してちゃん」です。
明らかに「それは言われないとわからないでしょ」という理不尽なことで、頻繁に察して行動があると相手もうんざり……。
徐々に相手のメンタルを削り、ウザがられて終わりを迎えてしまいます。
メンヘラ行動をする人は、とにかく気分の浮き沈みが激しいです。些細なことで心が乱れて「別れる!」と啖呵を切ったり、LINEで別れを匂わせることを言ったり……。
しかしすぐに寂しくなって後悔し、気を引く行動をして相手を翻弄させるところまでがワンセット。
一度くらいならまだしも、このタイプは2回も3回もこれをくり返すので、ついに相手も「いい加減にしろよ!」と我慢の限界を迎えてしまいます。
ウザがられるメンヘラ行動の一つとして、過剰な被害者アピールが挙げられます。
メンヘラ気質のある人は、とにかく自分が何かされたということには敏感です。些細なことで「私はこんなに傷ついた! どうしてくれるんだ!」という内容をヒステリックに主張してきます。
その割に自分自身の行動は棚に上げ、自己保身の精神は人一倍。呆れて何も言えません。
ウザいメンヘラ行動には、別れてからも要注意。
メンヘラ気質のある人は、相手を好きだった分それが恨みにも変わりやすいのです。
別れたにも関わらず、相手に恋人ができたと知ると「付き合っていた時から浮気してたんじゃないの?」など、得意の想像力を掻き立てます。
相手に直接送るだけならまだしも、最悪の場合周りに良からぬ噂を流したり、相手の恋人にSNSからDMしたり……。
メンヘラ気質のある人とは、別れ方には特に注意しましょう!
付き合うまではわからなかったけど、いざ付き合ってみると実はメンヘラ気質だった…… ということは割とよくあるパターンです。
できれば避けたいところですが、一度好きになってしまったら、すぐにサヨナラというわけにもいかないのが恋愛。
好きになった相手がメンヘラ行動をとってきた場合、どう対処するのがベストなのでしょうか?
メンヘラ気質のある人は、とにかく感情の起伏が激しいのが特徴。
そんな時、同じ土俵に立って相手の感情に巻き込まれてしまうのはナンセンス。感情任せに反論すればするほど、相手もヒートアップしてきます。
こちらはできる限り冷静な姿勢を貫き通し、相手のペースにもっていかれないように注意しましょう。
メンヘラ気質の人は、本当に自分が愛されているのか自信がありません。些細なことで不安になり、いてもたってもいられなくなるのです。
不安感が強くなったとき、「どこまで相手は受け入れてくれるのだろう」と試したくなってメンヘラ行動をとってしまうという流れに……。
愛情表現は言葉や態度でオーバーすぎるくらいをを心がけ、メンヘラ行動をできるだけ防ぎたいものです。
それでも度重なるメンヘラ行動がある場合は、お互いのために距離を置くことが必要です。
自分が疲弊してしまうのはもちろん、相手も「この人なら大丈夫」と甘えから試し行動がどんどんエスカレートしていくからです。
「これ以上は本当にやばいかも」と相手に危機感をもたせるとともに、一人で自分を見つめ直す機会をつくらなくてはいけません。
共依存にならないためにも距離を保ち、それでも解決できない場合は別れの選択をとる勇気をもちましょう。
残念なことに、メンヘラ気質というのはそう簡単に治るわけではありません。
「自分がなんとかしてあげよう!」という思考は共依存の始まりです。本人が改善する意思がないことには周りがどうアプローチしても難しいのが現実。
相手と向き合っても改善されず、自分が疲弊してしまうなら早めの判断をすることが大切です。
相手にかけた時間やエネルギーが大きければ大きいほど、しんどくても離れることを躊躇するようになってしまうもの。
恋愛感情があると難しいこともありますが、客観的な意見を取り入れて冷静な判断をしていきましょう。
Written by 花山こころ