婚活をしている場合、年下の男性に出会う機会も多くなるでしょう。
相手の男性が年下であることがメリットになるのかどうかわからずに悩む方もいます。
この記事では、年下男性のカップルがいるのかなどの割合をご紹介するとともに、年下男性と付き合うメリットやデメリットなども解説します。
婚活で年下男性に出会った女性は、この記事を参考にしてみてください。
婚活などをしている場合、周囲に『年下男性とカップルになった女性』がどれくらいいるのか気になる方もいるでしょう。
どれくらいの割合でお付き合いをしているのか、また結婚しているのかをみていきましょう。
厚生労働省の調査によると、1990年に結婚したカップルで相手が年下男性だった割合が14.3%でした。
その後、2018年の調査では24.0%になっていることから、約4組に1組が年下男性とのカップルだということがわかります。
今までは、男性が年上という風潮もあり、1990年には69.8%という高い割合で年上男性とのカップルがいました。
それも2018年には55.0%にまで減少しているため、すでに過去の風潮が消えかけている可能性もあるでしょう。
結婚している人の割合ですが、現代では生涯未婚率も高くなってきています。
厚生労働省の調査結果によれば、2018年には初婚で年下男性と結婚した女性は20代で20%程度でしたが、30代前半から35%、30代後半では39%になっていることがわかりました。
お付き合いから結婚に至ったケースも多く、女性の年齢が高くなるにつれて男性の年齢が下がっていく傾向が結果から読み取れます。
・参考文献:婚姻に関する統計について
年下男性とのお付き合いには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
人生経験が少ない年下男性は、まだ柔軟に考えられる部分が多く、変な癖やこだわりを持っていないケースもあるでしょう。
年上の女性の言うことを素直に聞いてくれるだけでなく、何でも受け入れてくれる様子に可愛さを感じます。
ケンカしてもこじらせることなく、すぐに仲直りできるでしょう。
年下男性と付き合う場合、女性側も若々しくいたいという気持ちから、自然と若々しくいられるように努力します。
体型をキープしたり、流行に敏感になったりなど、見た目も中身も若い気分でいられます。
自分の意識だけでなく、年下男性といる刺激によって若々しさが保てるのです。
年下男性は、愛情表現も素直なことが多いです。
年上の男性の場合、「自分は年上だから」という理由でリードしたり、気を張ったりすることが多く、好きでも愛情表現を頻繁にしてくれないこともあるでしょう。
しかし、素直な年下男性は年上の女性に甘えたい傾向があるので、素直な愛情表現をしてくれます。
愛情表現をたくさん受けたい女性には、年下男性は最高のパートナーでしょう。
年下男性は、若い時は頼りない感じがしたかもしれませんが、年齢を重ねていくことで頼もしさも増してきます。
女性が定年退職した後でも男性はまだ現役なので、老後には頼もしい存在になっていてくれる可能性もあるでしょう。
年齢が離れている分だけ、経済的な見通しも立てやすいので不安も軽減されます。
年下男性とのお付き合いには、メリットも多く存在しますが、デメリットに感じる部分もあります。
どのような部分がデメリットになるのでしょうか?
年下男性は、社会に出てからの経験が年上女性に比べて浅くなっています。
そのため、同年代の人に比べて経済力に不安な部分も多いでしょう。
結婚したら独身の時よりも家計が苦しくなったという女性もいるため、結婚後も共働きを続けなければならない、妊娠や出産などによる休職や退職がきっかけでケンカする可能性もあります。
年下男性は可愛らしさがあるものの、言い方を変えれば頼りない部分も多いでしょう。
精神的にも女性より幼い傾向があり、男性として決めてほしい時に決まらないことがデメリットに感じるかもしれません。
何かを決める時に、自分の意見や考えをきちんと言える男性であれば、年下男性特有の頼りなさは感じないでしょう。
お付き合いや結婚した当初は、年上女性が好きだったかもしれませんが、次第に若い女性に目が向くようになる年下男性も珍しくありません。
どれだけ若々しくいようとしても、20代や30代の女性とは外見で違う部分がいくつもあります。
年々衰えていくことは仕方ないことですが、このようなことで常に浮気の心配や不安を抱える年上女性が多くいます。
不安から「どうせ年下の女性がいいんだ」という一言でケンカに発展することもあるでしょう。
年下男性は若い分、精神的にも幼い部分があります。
経験が足りていない分、どうしても短絡的な考えになってしまったり、先のことまで検討が付かなかったりするため、女性の方が呆れてしまうこともあるでしょう。
精神的な幼さは年齢に関係ないケースもありますが、男性らしい頼もしさを求めている女性にはデメリットに感じます。
年下男性には、このようなメリットやデメリットがあることがわかりました。
このような内容から、年下男性のデメリットに不安を感じて婚活では視野に含めないようにと考えるかもしれません。
しかし、婚活の際には年下男性を視野に入れるべきでしょう。
なぜ、年下男性を視野に入れたほうが良いのかを解説していきます。
以前に比べて、年上女性を求めている男性が増えています。
それは、相手が年上ということもあり、包容力があって甘えさせてくれるからです。
末っ子の男性やお姉さんがいる男性などに多い傾向で、年上女性の魅力が求められています。
婚活は、年齢層の広い男性が行っています。
婚活の際には、自分自身の求めている男性像を中心に考えますが、年齢を制限するだけで他の条件がピッタリでも除外になってしまうからです。
同年代から年上だけでなく、年下の男性も含めることで婚活相手の幅が広がって素敵な出会いも増えることでしょう。
年下男性の中には、年上女性の癒しや安心感を求めている男性が多くいます。
自分自身の悩みを聞いてくれたり、丁寧に話を聞いて励ましてくれたり、同年代にはない癒しを求めている男性も多いです。
年齢を重ねたことで得た雰囲気は、若い女性にはない魅力になります。
居心地の良さや優しさなど、多くの年下男性にとって重視するポイントになっています。
年上女性には意識していないものの、余裕を感じる部分があります。
これは、母性や包容力とも呼ばれますが、このような部分を魅力的に感じている年下男性も多くいるのです。
何か問題が起こった場合でも、安心できる大人のゆとりや余裕に心地よさを感じています。
年下男性を落とすには、無理した洋服や見た目ではいけません。
自然なテクニックが求められます。どのような方法やテクニックが必要なのでしょうか?
相手から魅力的に見てもらうには、何よりも自分らしくいることです。
年下男性を惹きつけようとアピールしたとしても、それが裏目に出てしまうこともあるでしょう。
気が付いた時に都合の良い相手にならないためにも、自分らしくいられることが大切です。
無理なく、いつも通りの自然な自分でいることは、将来も無理せず過ごすために必要なものです。
年下の男性であっても対等に付き合えるように、いつでも自分を大切に考えましょう。
相手が年下男性だと、年上の女性が甘えてはいけないと考えるかもしれません。
しかし、頼もしく見える女性でも弱い面が見えるとギャップを感じて、その部分をより好きになる男性もいます。
しっかりした女性も好まれますが、隙がないと窮屈に感じることもあるので、時には甘えることも大切でしょう。
年上女性には安心感や頼りがいがありますが、このような部分を意識しすぎてしまうと年下男性を下に見てしまうことがあります。
上から目線の女性は、年下男性のプライドを傷つける結果になりかねないので、相手を傷つけないようにしましょう。
「まだ若いからね」「そんな経験したことないでしょ」など、何気ない一言に傷つくこともあります。
相手の年齢に関係なく、対等に男性として扱うようにしましょう。
年下男性には、年上らしい対応をすることもポイントです。
相手に対して常に配慮して、知識や経験などをアピールすれば親しくなりやすいです。
男性は、女性から尊敬されたいという気持ちがあったり、甘えたいという真逆の気持ちもあったりと複雑で繊細な部分もあります。
常に相手を気遣った細やかな対応ができると、男性は安心感や心地よさによってお付き合いしたいという気持ちになるでしょう。
40代で婚活となると、その多くは年下男性になるケースも少なくありません。
また、アラフォーが婚活で年下男性を狙っているように見られるかもと考えるかもしれませんが、年下男性側が年上女性を求めているケースも少なくありません。
どのような年齢であっても関係なく、自分が自分らしく過ごせる相手を見つけるのが最高の婚活です。
特に年上女性は、相手が年下男性であることに引け目を感じたり、過剰な不安を抱いたりするかもしれませんが、全く気にすることはありません。
婚活で年下男性からアプローチされたら素直に対応し、楽しく過ごすことが大切です。
婚活は素敵な相手を見つける場なので、年齢に関係なく魅力的な男性との出会いを楽しんでみましょう。
Written by 早紀