年齢よりも若く見られることが多いと思っている気持ちだけは若い「勘違いおばさん」って周りから見ていると痛々しいことも多いもの。あなたの周りにも一人や二人はいらっしゃるのではないですか?
いったいどんなことをしていると勘違いおばさんと思われてしまうのか、特徴を深堀してみましょう。こんな行動しているとあなたも勘違いおばさんだと認定されちゃう可能性もあるので要注意。
若い人からドン引きされている勘違いおばさんにありがちな行動もあわせてお伝えします。自分は大丈夫と思っていませんか? 思わぬところでついついおばさんらしさが出てしまうことがあるのです。それでは詳しくみていきましょう。
見た目だけでなく気持ちも若いと思っている痛すぎるおばさんは、同年代の人たちといるよりも若い人たちと一緒に居ることを好みます。その方が気が楽だし、話も合うと本気で思っているのです。
流行のものや若者言葉を多用して、自分では若い人達に違和感なく混じっていると思っているようですが、周りはとても気を使ってくれているのでなんとか混じれているという状況に気が付かないのです。
おばさんが若者言葉を無理やり使ったり、流行のグッズをもって話題に交じりたい気持ちはわかりますが、周りから見るとイタいでしかないのです。
夢中になってしまうと周りのことが全く見えなくなってしまうのもイタいおばさんの特徴です。自分が話したいことを最後まで言わないと気が済まないので、他の人が意見を言ったり、止めようとしてくれていることには全く気が付きません。
自分が気が済むまでとことん突っ走って独自の意見を大きな声で主張します。周りが引いているとか、他に意見を言いたそうにしている人がいるなどは全く目に入りません。
そのため人の話を聞かない人、自分の意見を押し付ける人というレッテルを張られてしまうことが多いのです。
年齢を重ねるとどうしても体のラインが変わってきます。努力を重ねても脂肪がつく場所が変わったり、ボディラインがふっくらしてきたりするものなのです。
それは自然の流れで、年齢を重ねた方が色気が出たり、女性らしさが強調されて良いとする人もいます。それなのに、イタいおばさんは「若い」ということが正義だと勘違いをしてしまっているのです。
そのため若く見られることがとても大切だと思っています。若い人向けの服を着て、余計に老けて見えてしまうことに気が付かず、その服が似合ていると思っているのです。
好きな洋服を着るのはもちろん自由ですが、自分に似合うもの、年齢に見合うものを選ぶということが大切です。
ナチュラルメイクというと、あまりメイクをしていないような自然さを売りにしたメイクのことを指しますが、イタいおばさんはナチュラルメイクと手抜きメイクを履き違えていることがとても多いのです。
ナチュラルメイクはすっぴんに見せるために素肌のあらを隠すためのテクニックをたくさん使っています。でも、それに気が付かずに、年齢を重ねてもシミやしわのケアをせずに、「自分は自然派のナチュラルメイクで過ごしているから」と思っているのです。
厚塗りするよりもナチュラルメイクの方が若く見えるというのは若い人の定義であって、年齢を重ねたら上手に引き算メイクをした方が若く見えるということは明白です。
イタいおばさんは、精神年齢が成長していないことが多いもの。小学生のように自分にみんなの注目が集まっていないと嫌なのです。そのため大きな声で助けてほしいアピールをしたり、「大変だ」「困った」と周りに吹聴するのです。
そのせいで、周りのみんなが迷惑をこうむってもまったく気にしません。だって自分さえよければいいのですから。自分より年上の人に対してぶりっこをしながら猫なで声を使って甘えたりするのもそのせいです。若いうちはそれで乗り切ってきたかもしれません。
普通は、年齢を重ねるにつれて精神的にも成長していくのですが、イタいおばさんは成長できないままおばさんになってしまったのです。
イタいおばさんは責任を持つことが大嫌い。できれば責任ある立場に立つのは他の人に任せて、自分はやいやいと周りで愚痴を言ったり、いちゃもんをつけたりする立場でいたいのです。
その方が楽で、無責任でいれるので楽なのです。その楽なポジションを確保するために、重要な仕事はいつも誰かにやってもらおうと考えているのがイタいおばさんの特徴です。
イタいおばさんの中には若いころにミスコンなどで入賞した経験を持つ人もいます。そのせいで自分はイケていると年齢を重ねても思っているのです。
若い時はこうだったと自慢し、崇められることに生きがいを感じているのです。
年齢を重ねたら過去にどんなにすごいことを経験していても、謙虚でいるからこそ尊敬されるというのにもったいないことです。
良い年齢をして自分を客観視することができないイタいおばさんの行動に、若い人は辟易(へきえき)しています。
自分のことしか考えない、自分が周りからどう思われているか気にしないなど、自分勝手な行動が多いイタいおばさんは、若い人から見たら未知の生物です。
同調を好み、相手の思っていることや空気を読むことを良しとしている世代には理解できないのでしょう。
そのため、自分ありきで生きているイタいおばさんの行動すべてに引いてしまいます。
イタいおばさんの行動を見て、若い人たちは「かわいそうな人」と思っているようです。自分はああならないようにしようと反面教師にしている人もいるとか。
若い人たちに尊敬されないまでも、イタい人だと遠巻きに見られて避けられるようなことのないようにしたいですね。
いくら若く見られるからといって、無理な若作りをして若者に溶けこもうとするのではなく、年相応の発言や行動を心がけたいものです。
Written by miichikin