付き合って数年が経ちそろそろ……と思うのに、なかなか彼が次のステップに踏み出してくれない。という悩みがよく聞かれます。
男性は、結婚と恋愛の線引きをどこでするのでしょうか?
実は、そもそも男性の本能は結婚には向いていないんだそうです。
男性のドーパミン性腺刺激ホルモンは、1人の女性との性的関係に、一生飽きずに付き合えるように出来ていないとか。本能が、
「結婚したら、もう他の女の子と気楽に食事したり、ましてやエッチなんて出来ないゾ。自由と引き換えにするほど、この女はイイ女か?」
なんて心に問いかけ、決心を鈍らせるっていうんだから嫌になっちゃいます。
でも逆に考えれば、その憎らしい男性の本能に、「うん、彼女なら自由と引き換えにしてもいい!」と刷り込ませてしまえば、彼は結婚を決意するってことです。それには3つのポイントがあります。
男性は交際中から、何となく女性の金銭感覚をチェックしているものです。
高価な食事やプレゼントばかりねだる女性は、恋人としていくら可愛くても結婚はな……と判断される可能性が高いでしょう。ただきりきりと節約する女性も、結婚後のお小遣いを想定すると敬遠されるかもしれません。
これらは極端な例ですが、要は金銭感覚の一致、相性ということです。普段は質素にしていて、何かの記念日には大金を使って思い出を作ろうとか、旅行には贅沢を惜しまない、など、お金に対する価値観の一致は結婚を決意する重要なポイントになるといえるでしょう。
恋愛と結婚の大きな違いの1つが、双方の家族と無縁ではいられないというところです。パートナーの自分の家族との接し方は、男性にとって結婚を決意する大きなポイントになります。たとえ日頃から、「実家なんてどうでもいいよ」なんて言っている男性でも、本心では家族に喜んで受け入れられ、愛を持って家族に接してくれるパートナーを望んでいるものです。
ですから、彼がどうでもいい素振りをしたからといって、うかつに、「私も実家との付き合いは苦手だから」なんて口にはしない方がいいでしょう。
この条件1つで結婚を決めさせることができる可能性もあるほど大きなポイントです。ただ、では快楽が一致すればいいのか、というとそれだけではありません。少々昔風の表現になりますが、“情を通わせられるか”という点が重要なんです。
例えば男性は、射精後に仕事や主義主張の話をしたくなる、という本能を持っています。それを興味深く、黙って聞いてあげられるでしょうか?
例えば男性は、心が不安定な時、彼女を愛せなくなることがあります。そんな時やさしく、「傍にいられるだけで満足だよ」と言ってあげられるでしょうか。
男性の心と体はとても密接な関係にあるといわれています。彼氏の心のアップダウンごと受け止められる女性なら、飽きる飽きないなどという本能を越えて、男性は決して手放したくないと考えます。
いかがでしたか?
これらは、男性に合わせればいいというものではなく、女性側も、この人と結婚していいのか? と考える時の参考にするといいでしょう。信じられない金銭感覚や親への態度、自分勝手なエッチをする男性は、どんなに好きでも結婚は考え直しましょう。
結婚はゴールではなくスタートです。そこから始まる長い人生を見誤らないように、3つのポイントを是非チェックしてみてくださいね。
【参考文献】