口癖がネガティブだと、不幸になってしまうかも!?
ネガティブな口癖ばかりだと、考えや行動にも悪影響を与えて、いろいろなことがうまく行かなくなってしまうかもしれません。
もし「最近調子悪いかも?」と思い当たることがあるなら、口癖をチェックしてみましょう。
自分を不幸にするネガティブな口癖と、ハッピーにするポジティブな口癖についてご紹介します。
ネガティブな口癖は、マイナス思考を生み出します。毎日のようにネガティブなことを口にしていると、自然と意識に刷り込まれ、自分の人間性やパーソナリティにまで否定的になってしまいます。
そのうち、「どうせ自分は何をしてもダメなんだ」と投げやりになってしまうことも。
ネガティブなことばかり言っていると、「こんなことをしても意味があるの?」と行動を起こすことが億劫になってしまいます。
せっかく新しい課題が目の前にあるのに、それに挑戦しようという気持ちが起こらず、消極的になってしまうでしょう。
ネガティブな口癖で自分をダメな人間だと思い込むようになると、何をしても失敗すると考えてしまうようになります。
頑張れば乗り越えられるようなことも「自分にはきっとできない」と、直前で諦めてしまうようになるでしょう。
ネガティブな口癖がメンタルを弱くし、失敗して傷つくことを恐れ、何にも手出しできなくなります。
自分なんてどうせ……とネガティブなことばかりを言う人は、どこかで「自分を認めてもらいたい」という承認欲求があります。
一度でも自分のネガティブな口癖を「そんなことないよ」と否定してもらえたら、今度は「もっと私を認めて!」と、わざと自分からネガティブなことばかりを言うようになります。
これを続けると、他人の評価に依存するようになり、自分の考えで行動できないようになってしまいます。
なににつけても「えー、めんどくさいなぁ」という人っていますよね。面倒だといってしまうと、はじめから挑戦する気がなくなります。消極的な口癖は、周りで聞いている人のテンションも下げてしまいます。
大したことがないのにいつも「やばい」とか「どうしよう」などと言っていると、いつも浮ついた気持ちで落ち着くことができません。真正面からものごとを受け入れようとしない、及び腰でいることにもなり、受け入れるべき大切なことからも逃げ出すことになります。
最悪という言葉も、よく使われるネガティブな口癖です。例えばちょっとしたミスであっても「最悪」と口にしてしまうだけで、言った本人も聞いている方もどん底のように思えてきて、実際起こっている状況よりも悪い印象になります。
無理というのは、はじめからやる気がないと相手を突っぱねているようなものです。つまり、相手の言うことを真っ向から否定しているということ。相手に対しても失礼ですよね。「無理」というのが口癖になっていると、自分のやる気を下げるだけでなく他人からの信頼を失うことにもなるでしょう。
人を羨むようなことばかり言っていると、自分の幸せを見つけられなくなります。本当は自分は恵まれているのに、他人のいいところばかりが目に入るために、自分が置かれた幸せな環境に気づくことができなくなってしまうのです。感謝の気持ちも持てないようになり、いろいろなことに投げやりになります。
過去を悔やむようなことばかりを言っていると、後悔の気持ちばかりが大きくなり、前に進むことができません。過去に囚われて、せっかく目の前にあるチャンスにも気づくことができず、新しい出会いを自ら逃してしまうことになります。
「大丈夫」とは、心配や不安を払拭してくれる魔法の言葉です。特に、大変だなと感じているときほど、大丈夫という言葉が支えになり、気持ちが強くいられるようになります。ブレない考え方は、幸せを呼びます。
「大好き」というと、そのものに愛着が湧きます。
好きなものを好きだと正直に言うことで、自分の気持ちを認めることにもなり、心が満たされる思いがします。優しい気持ちにもなり、心があたたまりますよ。
感謝の言葉を伝えるとき、ムスッとした表情で伝える人はいないはずです。
「ありがとうございます」というと、言う方も言われた方も、誰もが笑顔になりますよね。笑顔になると気持ちが明るくなり、ものの考え方もポジティブになります。
ネガティブな口癖は、自己肯定感を下げたり消極的にしたり、何もいいことがありません。もし自分がネガティブなことばかりを口癖にしていたなら、自分を認めたり、安心させたりすることのできるポジティブなものに転換してみてください。
ただし、本当に悲しいときは無理をせず、まずは自分の素直な感情を認めるということも大切です。
ネガティブなことを全く言わないようにするというのではなく、あくまでもポジティブな言葉の比率を多めにすることを意識してくださいね。
Written by さあや