最近密かに急増している「隠れ嫉妬深い人」と関わってしまうと、とても厄介です。一緒にいるだけで、嫉妬深い人からは多くの悪い影響を受けてしまいます。
嫉妬深い人とは関わらない方がいい……と言えども、最初は嫉妬深いことを隠している、または表向きはそう見えないから、知らない間に気づけば隠れ嫉妬深い人と仲良くなってしまうケースが少なくありません。
ここでは、隠れ嫉妬深い人に共通している特徴や、仲良くなってしまった時の対処法についてお話ししていきます。
自分が持っていないものを持っている人がいると……嫉妬深い人は、それだけで嫉妬してしまいます。
例えば、学歴や仕事のキャリア。女性の場合、結婚や出産も嫉妬の対象になりがちでしょう。
とにかく他人の成功や幸せに敏感で、それをキャッチすると嫉妬心に火がついてしまうのです。
嫉妬深い人は、他人のちょっとしたことですぐに羨ましくなってしまいます。つまりそれは、自分が満たされていないと言うこと。
自分に自信が持てないタイプで、常に周りに対して隠れた劣等感を抱いているでしょう。
そんな考え方なので、性格そのものが暗くなりがち。嫉妬深い人は、ネガティブ思考が共通しています。
嫉妬深い人は、もれなく執念深いです。何年も前のことをいつまでも引きずっていたり、昔の出来事に対して、いまだに文句を言っているようなら要注意です。
ちょっとした喧嘩なのに長時間怒り続けるような場合も、執念深さが滲み出ていますね。
嫉妬深い人は、自分だけを見ていてほしい気持ちが強いです。つまりは注目を集めたいし、目立ちたいのです。
恋人に対しては「自分だけを大切にしてほしい」と思い、他人に対しては「自分を一番すごい人だと思ってほしい」のです。
かまってちゃんでもあり、近くにいたら面倒な存在であること間違いありません。
承認要求が強い人は、自分を認めてほしい気持ちが強いと言うこと。つまりはプライドが高く、自分は特別だと思っています。
周りから高い評価を得たいし、周りは自分より劣っていると思い込んでいることが多いでしょう。
マウントを取りたくて見栄を張ることも少なくありません。
自分が一番だと思い込んでいるため、周囲を見下す傾向にあるでしょう。他人に対してマウントを取りがちで、偉そうです。
それでいて行動力が伴わないため、意外にも気が弱いです。口だけになってしまう人は、嫉妬深いことが多いでしょう。
嫉妬深いといえば、「束縛」が代表的な行動ではないでしょうか。恋人がいれば、どこに誰と出かけるか細かくチェック。
飲み会では定期的な連絡が必要だし、その場に異性がいるようなものなら大激怒間違いありません。
嫉妬深い人の束縛は恋人では飽き足らず、友人関係に向いてしまうことも。
仲良くなればなるほど、自分以外とは遊ばないでほしいと言ってくるのは嫉妬深い人の特徴です。
要注意人物と仲良くなってしまった場合は、触発しないように無難に過ごすのが一番です。あまり自己主張しないように、聞き流してその場を過ごしましょう。
相手に話を合わせたり、マウントを取られても張り合わないことです。
暖簾に腕押しの態度でいれば、嫉妬されることも恨まれることもなく、つまらない人としてターゲットから外されます。
嫉妬深いかも? と怪しい時点で、うまく距離を取るように心がけましょう。物理的な距離を取れるならば、近づかないように。
精神的な距離を取ることも重要で、嫉妬の対象になるようなプライベートな話を持ち出すべきではありません。
嫉妬深い人はどのような内容で嫉妬心を燃え上がらすか分からないため、注意が必要。
話をするなら業務連絡程度の気持ちで! 余計な会話は地雷を踏んでしまうかもしれないと心がけておくと良いですね。
距離を取りたくても、会社の人だったり、ママ友だったり、離れられない関係の相手なら……相手を立てると良い関係を築けます。
ただ、無駄に褒めすぎて仲良くなりすぎないように。適度に相手を肯定し、小さなことでも感謝の気持ちを述べていればそれで波風立つことはありません。
嫉妬深い人に「このカバンいいね」など、あからさまに嫉妬心を向けられたら……そんなときは、同調効果を狙いましょう。
「〇〇さんが持ってて素敵だったから、真似しちゃった」と答えれば、嫉妬の対象を分散できます。
さらにこだわりや自己主張のなさが強調できれば、嫉妬心からの好奇心は失せていくのです。
知らぬ間に、誰から嫉妬されているか分かりません。笑顔で仲良くしているつもりなのに、裏では悪口を言われたり、不幸を願われているかも?
嫉妬からのトラブルは女性に起こりがちですが、最近では性別関係なくその傾向が見られるようになってきています。
特に男性だと、仕事が絡んだり、エネルギー量が多いため、嫉妬の内容も根深いものとなってしまうでしょう。
あらかじめ嫉妬深い人の共通点を知れば、仲良くならずに済んで予防策を取れますね。また、今現在、嫉妬深い人と関わっていても、こちらの記事を参考にしていただければ解決の糸口が見えてくるかもしれません。
嫉妬深い人は、そばにいるだけで不運を呼び込んでしまいます。できるだけ距離を取って、さらには自分が隠れ嫉妬深い人にならないように、健全に日々を過ごしたいものですね。
Written by みなみ