季節の変わり目や忙しい時など、肌トラブルが起きてしまうという方はいませんか? 肌のカサつきや痒み、吹き出物やニキビなど、色んなトラブルが出やすい時期です。今回は、季節の変わり目に差がつく「おうちでできるスキンケア」について紹介します。肌トラブルを予防し、キレイなお肌を目指していきましょう!
季節の変わり目に肌トラブルが多いのは、寒暖差により肌機能が低下するからです。肌は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層からできています。
表皮の一番外側は「角質層」によって守られていて、外部の刺激から肌を守り水分の蒸発を防ぐバリア機能を備えています。では、肌トラブルは、どんな時に起きるのでしょうか?
<肌トラブルの原因>
・紫外線
・不規則な生活
・花粉など季節性のアレルゲン
・ホルモンバランスの変化
・ゴシゴシ顔を擦るなどの間違ったスキンケア
・気温差や乾燥
皮膚が傷ついたり、薄くなったりすることによりバリア機能が低下し肌トラブルが生じてきます。どうすれば肌トラブルを改善、予防できるかというと、おうちでのスキンケアが重要になってきます。
次の章では、おうちでできるスキンケアを紹介していきます。肌の不調を感じたら、そのままにせず、きちんとケアしていきましょう。
肌のバリア機能が低下すると、シミやしわ、吹き出物の原因になります。ホットタオルで毛穴を開かせ、溜まった汚れを取り除きましょう。ホットタオルをすると、ターンオーバーの促進や目の疲れの解消、美容液をより浸透させる効果があります。
やり方は、クレンジングをした後に、45度くらいのお湯に浸して絞ったタオルを顔の上に乗せます。2〜3分経ったら外して、水分が蒸発しないうちにスキンケアを行ってください。ホットタオルは、電子レンジでも作れます。500~600wで30~60秒温めてください。週に1~2回を目安に行いましょう。
美容オイルの油分はフタの役割をしてくれるので、化粧水で補った水分や潤いを逃さずキープしてくれます。美容液をつけるのが面倒な方は、乳液やクリームなどに混ぜて使ってもOKです。
私は脱毛に通っていた時に、顔がガサガサになって困ったことがありました。化粧水を付ける前に美容液をつけるといいと聞いたので、ブースターオイルを購入してつけたところモチモチの肌に変わりました。
ブースターは、肌を柔らかくし次に使うスキンケアアイテムの浸透を良くする効果があるので、美容液を使っても変化がないという方は、ぜひお試しください。美容液は、化粧水の前に使えるブースター美容液を使ってくださいね!
スキンケアをする時は、内側から外側へ優しく丁寧に行うようにしてください。摩擦が気になる方は、化粧水を手のひらにまんべんなく広げて、手のひらで顔を包み込むように軽く押しながら成分を浸透させましょう。
乳液やクリームを塗る時も同じです。私はこのプレス塗りをするようになってから、目の下にあった肝斑が目立たなくなってきました。ちょっとくらい雑でも平気だろうと、いい加減にスキンケアをしていましたが、刺激に気を付けた方がやっぱり肌はキレイになるんだと実感しました。
氷マッサージをすると肌の血行が良くなり、むくみやたるみの予防改善、毛穴の引き締めに効果があります。毛穴が開いていると肌がたるむ原因になるので、しっかり予防したいところですよね。
紫外線を浴びた時のメラニンの生成を抑える効果もあるので、シミやそばかすを作りたくない方は、ぜひ試してくださいね。
やり方は、クレンジングを済ませた後、一握りの氷をタオルにくるみ顔に優しく押し当てます。少しずつ位置をずらしながら顔全体を冷やしてください。そのあとは、化粧水や乳液で肌を整えましょう。
田中みな実さんが、毎日やっているという炭酸パック。湯船につかりながら、炭酸パックをするのがおすすめです。顔や体を洗い終わった後、湯船につかって毛穴が開いてきら(頬がピンク色になってきたら)、炭酸パックをしてみましょう。
毛穴の黒ずみや開き、くすみなどに効果的です。保湿効果が高くハリやツヤを与えてくれます。お風呂は温浴効果で毛穴が開き、汚れが落としやすくなります。血行が良くなるので、乾燥肌やシミ、シワの予防にもなります。
炭酸パックをやると、お肌がツルツルになるのを実感できると思いますよ。
エステに行くと結構お金がかかってしまいますが、おうちでコツコツやれば節約にもなるし美肌を作ることもできます。
スキンケアを疎かにしていた方は、季節の変わり目こそしっかり自分の肌を管理してあげてくださいね。丁寧に自分を労わってあげた分、周りの人と差が付きますよ!
Written by ココロン