お見合い後2回めのデートは、その後の真剣交際へのカギを握っています。1回目のデートとどう違うのかを知りたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、お見合い後2回目のデートの過ごし方についてご紹介します。お見合いの予定のある方は、ぜひ読んでみてください。
お見合い後の2回目のデートでは、1回目のデート時よりも距離がグッと縮まります。初デートは、まだ自己紹介のような段階です。話題も当たり障りのないものが多かったかもしれません。
打ち解け始める2回目のデートは、人間性や価値観を知る絶好のチャンスです。結婚を意識した真剣交際へつなげるには、2回目こそが肝心となります。
お見合い後1回目のデートがうまくいくと、次のデートにも期待が高まります。しかし、デートの経験自体が少ない方の場合は、どのように誘ったらいいのか悩むこともあるでしょう。
お見合い後の2回目のデートには、誘うタイミングや気を付けたいポイントがあります。前もって知っておくと安心です。
もう一度会いたいと思った相手には、初デートから間を空けずに連絡しましょう。次回のデート内容の相談もかねてこまめに連絡すれば、交際へ向けた積極性をアピールできるためおすすめです。
趣味の話で盛り上がるのも良いですが、次に会うまでにあまり深く話し過ぎると当日話題に困ったり、新鮮さが失われてしまったりすることもあります。2回目のデート当日を特別なものにするために、深く話す楽しみは取っておくのも一案です。
1回目のデートから1~2週間以内を目安に、2回目のデートへ誘うのが理想です。それ以上期間が空くと、デートが好感触だったとしても良い印象が薄れてしまいます。
「もしかして気に入ってもらえなかったのかな」と不安にさせたり、消極的な人だと思われてしまったりするでしょう。結婚相談所でのお見合いの場合、相手には他にもデート相手がいる可能性もあります。誘うのは早いに越したことはありませんので、すぐに行動しましょう。
もしお互いが好意を抱いていると感じたら、1回目のデートの最中に2回目のデートに誘ってしまいましょう。うまくいきそうな時にはその勢いを保つのが大切です。
もちろん相手の気持ちの盛り上がり具合やペースには気を配ります。反応が薄いと感じる時は、無理には誘わず相手を尊重しましょう。どんな時も心遣いを忘れないようにしつつ、自分はまた今後も会いたいという意思表示をしておくのがポイントです。
お見合い後2回目のデートでは、食事をするだけでなく観光スポットに行くなど半日程度のデートプランを組みましょう。前回より、お互いの人間性や性格を知る時間を確保したいところです。1回目のデートよりも長めに過ごすようにします。
ここでお見合い後2回目のデートにおすすめの場所を3つご紹介します。ぜひ参考にしてください。
定番の観光スポットや、動物が好きな相手となら動物園でのデートはおすすめです。動物の話で盛り上がれますし、話題選びに困りません。落ち着いたムードの水族館も良いでしょう。
また、遊園地はデートの定番ですが、アトラクションの待ち時間に話すネタがつきてしまうことも考えられるため、2回目のデートでは避けた方が無難です。
初対面ではないものの、お見合い後2回目のデートでも話の間がもつか不安があるかもしれません。そんな時には、映画館でのデートがおすすめです。
映画デートなら、鑑賞中は会話の必要がなく、映画鑑賞後には感想を言い合えます。映画好きな二人なら映画談議で盛り上がり、楽しい時間を過ごせるでしょう。
ただし、映画のジャンルは好みが大きく分かれます。お互いが楽しめる作品をリサーチしておくのも忘れないようにしましょう。
デートの食事で会話が盛り上がると、そのまますぐに帰るのが名残惜しい気持ちになってきます。そんな時には2軒目を提案し、はしごするのも良いでしょう。
男性は、2軒目のお店に前もって目星をつけておくと時間のロスが少なく、スマートに女性をエスコートできます。女性への印象をアップさせるチャンスです。
お見合い後2回目のデートにどんな服装で臨むかは、男女問わずとても大切です。もちろん内面は重要ですが、服装は人の印象を大きく左右します。
では、お見合い後2回目のデートでは、どんな洋服を選んだら良いのでしょうか。相手に好印象を与えるポイントとともに、おすすめの服装を4つご紹介します。
2回目のデートの服装には、お見合い時や1回目のデート時とは別のものを選ぶようにしましょう。服装のコーディネートを考える手間をかけることは、相手への気遣いでもあります。
また、2回目のデートに来てくれたということは、前回の服装が好印象だったことが考えられます。相手は前回会った時の雰囲気を参考にしているため、服装のイメージは大きく変えないことが無難でしょう。
お見合い後2回目のデートは1回目と違う場所に行くことになります。食事をするお店の雰囲気など、TPOに合わせた装いが大切です。
徒歩での移動距離がわからない場合は、男性も女性も、歩きにくい格好や靴は避けるのがベターでしょう。
また、荷物が多いと移動時に相手に気を遣わせてしまいます。自分も疲れてしまうため、男女ともに持ち物は最小限にして、身軽で行くのが服装のポイントです。
女性は1回目のデートでは下ろしていた髪を今回はアップにするなど、少しの変化をつけるのがおすすめです。
1回目のデートの服装は誰しも気合いが入ります。2回目で急にカジュアルダウンしすぎないようにしましょう。会うたびに見た目の印象が大きく変わると、相手もどんな人なのかイメージしにくく、戸惑ってしまいます。
前回のデートで清楚な雰囲気だったのなら2回目もそうするなど、系統を統一するのがおすすめです。
2回目のデートには、男性ならビジネスカジュアルをおすすめします。
かしこまりすぎる必要はありませんが、トップスにはジャケットを羽織ることで、きちんとした印象を与えられるでしょう。少しきれい目なレストランでも浮きませんし、ほとんどのデートスポットでなじみやすく応用が利きます。
デート当日に着て行く服は、事前に痛んだり汚れたりしていないかチェックし、しわがあればアイロンをかけるなど、余裕をもって準備するようにしましょう。
お見合い後2回目のデートでは、1回目のデートより二人の仲も近づき、次のステップへと行動を焦ってしまうこともありえます。しかし、お見合い後2回目のデートを成功させるためには、すべきことやしないほうがいいことなどの注意点があります。
2回目のデートの過ごし方のポイント6つを解説していきます。
2回目のデートでお互いの距離が近づくにつれ、つい二人だけで過ごしたい気持ちが出てくるかでしょう。
しかし、お見合い後2回目のデートで二人っきりになるのは、時期尚早です。人気がない場所では女性側が不安を覚える可能性も高いため、夜遅すぎる時間や密室となるドライブデートも避けるようにしてください。
信頼関係ができるまでは、他にも人がいる場所でデートを楽しむようにしましょう。
お見合い後2回目のデートは、少し物足りない程度の時間で切り上げるとうまくいきやすくなります。「もっと一緒にいたいな」と思ってもらうことで、自然と次回のデートへの期待も膨らむからです。
充実したデートにしたいからといって、予定を盛りだくさんにしすぎるのは避けましょう。移動で疲れてしまったり、せわしなくて相手とゆっくり向き合う時間が取れなかったりという事態も防げます。
2回目のデートで楽しい時間を過ごしているうちに、勢いで告白したくなってしまうかもしれません。
しかし、交際の決心に至るペースは人それぞれです。もしかしたら、相手はこの次のデートで交際するかどうか決めようとしているのかもしれません。
自分だけ舞い上がって先走らないように、相手の気持ちを考慮しましょう。相手からの好意がすでに感じられるケースでは、お見合い後2回目のデートで告白するのも良いでしょう。
お見合いから1回目のデート、そして2回目のデートと回数を重ねるにつれ、相手とはどんどん打ち解けてきます。
しかし、あくまでまだ交際前のデートです。心を開くのはいいことですが、相手の話を聞かずに自分の話ばかりしたり、馴れ馴れしくしすぎたりすると失礼な印象を持たれてしまいます。
結婚に至る真剣な相手選びですから、話し方や食べ方なども相手はしっかり見ています。不快な気持ちにさせることがないようマナーにも気を配りましょう。
2回目のデートが成功したら、次はいよいよ3回目のデートが視野に入ってきます。デート中にお互いの趣味に関する場所や話題のお店などについて会話してみて、「今度いっしょに行けたらいいな」という反応や発言があったら、きっと脈アリでしょう。
お見合い後に交際が始まるのは、3回目のデートのタイミングであるケースが多いのです。つまり、3回目のデートの誘いの返事がイエスなら、相手は関係に対して前向きに検討しているといえます。2回目のデートが終わらないうちに、3回目のデートを提案しましょう。
もちろん相手が乗り気かどうか反応を見て、決して無理強いをさせることのないよう配慮することも大切です。
お見合い後2回目のデート後は、お礼のメッセージを送りましょう。デートが終わってすぐ、楽しい気持ちが冷めないうちに連絡します。相手が自分のために時間を作ってくれたことに感謝し、また会いたいと思っていることを飾らず伝えます。
2回目のデート中に3回目のデートの約束をしていない場合は、ここが誘うのにベストなタイミングです。次へつなげる意志をアピールし、積極性の伝わるメッセージを送りましょう。
お見合い後2回目のデートを結婚につなげるには、1回目のデートにはない重要なポイントがあります。お互いのことをより深く知り、結婚相手として付き合っていけるかを見極めるのが2回目のデートです。
この段階では将来を過ごすことを意識した、一歩踏み込んだ会話をしたいものです。そこで、おすすめの話題や失礼にならないよう気を付けるべき点など、5つのポイントを挙げていきます。
お見合い後2回目のデートでは、人生において何を大切にしてきたかなど、内面の話もしていきましょう。子供の頃や学生時代の話、今の仕事に対する向き合い方などには、その人の価値観が出るため、ぜひ話しておきたいところです。
相手の過去を知ることで距離も近づき、今後の交際や結婚生活のイメージがわきやすくなります。未来にやってみたいことの共通点が見つかれば、きっと会話も盛り上がるでしょう。
2回目のデートでは、お互いがどんな結婚生活を送りたいのかを話して、結婚に関する価値観が合うかどうかを見ていきます。表面的な軽い話題に終わらず、結婚を意識した深い話をすることが理想です。
ただし、結婚後の具体的な生活については、注意して話すようにしましょう。例えばお互いの収入や生活費など、お金の話は避けたほうが無難です。重要なことですが、2回目のデートで話すには重すぎると考える人が多く存在します。
自分の短所を話すことは、相手に弱みを見せることでもあります。男性であれば、女性から頼られたように感じて、思わず守ってあげたくなる人もいるでしょう。また、女性は男性が短所を話してくれると「自分を大きく見せない正直な人だ」と感じ、信頼を寄せるものです。
完璧でない自分を知ってもらうことは、今後支えあえるかどうかの確認になりますし、お互いの理解度を深めるのにも役立ちます。
自分の話に興味を持って真剣に聞いてもらえると、相手はやはりうれしいものです。2回目のデートでは、自分から積極的に相手に質問をして、会話を引き出すようにします。
1回目のデートで話した相手の興味、関心に対して自分も興味があれば、ぜひ突っ込んで聞いてみましょう。
デート中は笑顔を心がけ、相手にデートを楽しんでいることが伝わるように意識します。会話で沈黙があっても過剰に心配する必要はありません。気にしすぎるとかえって気を遣わせてしまいます。
初デートを経て、もう一度会いたいと思ってくれたのですから、自信を持って、まずは思い切り楽しみましょう! あなた自身が心から楽しんでいる姿は、きっと相手にも幸せな結婚生活をイメージしてもらえるはずです。
お見合い後2回目のデートは、交際や結婚生活に大切な価値観を分かち合うチャンスです。好きなことや興味はもちろんですが、大切にしていることや苦手なことなども含め、お互いの人間性が伝わる内容の会話を心がけます。
お互いをより深く知って距離が縮まれば、その後の真剣交際へと進む大きなきっかけとなるでしょう。
Written by KOIGAKU