年齢差がある相手と関われば「ジェネレーションギャップを感じる!」と驚くことも多いでしょう。ではどんな時にギャップを感じるのでしょうか?
今回は50人に聞いた「世代間ギャップを感じた瞬間」についてご紹介します。
「15個以上年上の友達とカラオケに行った時『この曲懐かしい〜!』って言ってた曲が分からなかった時、ギャップを感じました。最近の曲はお互いに分かるのですが、昔すぎる曲は世代ではないので有名じゃない限り分かりません。」(女性/20代/会社員)
「職場でカラオケに行く際、男女問わず懐メロが世代間であまりに違うため、全員が知っている曲のチョイスが非常に難しいです。先日50代、40代、30代、20代前半男性社員とカラオケに行き、モーニング娘。のラブマシーンを選曲したが、50代はノリ方もわかっておらず、20代前半の後輩には『この曲知りません。世代じゃないんで。』と言われてしままいました。」(女性/30代/会社員)
「SNSや婚活アプリで出会って付き合うことが一般的になったことです。私が学生の頃には、mixiというものが流行りました。mixiでも『1度会わない?』などの誘いをする男性が多数いましたが、今とは違い実際に会うのは危険という認識が一般的でした。」(女性/30代/派遣社員)
「TVを見ているとたまにインタビューの場面等があり、若い20代の人の話し言葉があまりにもわからないときに特にギャップを感じます。あとはwwの意味が分からずネットで調べてしまったことがあります。」(女性/40代/会社員)
「学生のコミュニケーションツールがメール・LINEからインスタのDMになっていたこと。SNSをブロック、またはアカウントを削除してしまえば連絡が付かなくなる関係性にメールよりもLINEよりも希薄になっている気がして大きなギャップを感じました。メールを保存したり、題名に「Re.」が増えていく嬉しさとかを現代の学生とは共感できないんだなと思いました。」(女性/30代/会社員)
「まだ祖母の家には黒電話があって現役で使っています。私と弟は5歳しか離れていないのですが、弟は黒電話のダイヤルの仕方が分かりませんでした。また、公衆電話の使い方も知らず、100円入れたらおつりが出ない!と騒いでいました。私が高校生の時にはポケベル世代でした。たった5歳しか離れていませんが、弟が高校生の時はみんなガラケーを持っている時代。こんなに世代間ギャップを感じるとは思いませんでした。」(女性/30代/パート)
「流行ったドラマが年代によって全く違います。最近話題のドラマ『silent』について話していたところ、聴覚障害がある方のドラマと言えば『愛していると言ってくれ』だよね!と私が話したところ、誰も知りませんでした。どうやら『オレンジデイズ』らしかったです。」(女性/50代/会社員)
「コールセンターで派遣社員として働いていたとき、好きなアーティストの話になったときに一回り下の女の子たちにジャニーズアイドルのファンが一人もいなくてほとんどK-POPファンだったのが、とても世代間ギャップを感じました。」(女性/30代/派遣社員)
「恋人と婚約し、現職場から離れた場所へ引っ越すことになったため上司に退職の相談をしたところ、『通えなくもない距離で結婚ごときで退職するのは考えられない。根性が足りない。俺の時代は~……』という内容の説教を一日中受けたこと。その後どんな理由を伝えても退職をなかなか受け入れてもらえず、苦労しました。」(女性/20代/会社員)
育った環境や年代が違えば、ギャップがあることは当然ですよね。それなのに「価値観があわない」「最近の若者は~……」など否定的に捉えてしまうことは勿体ないことです。
若い世代、年上の世代、両方の世代が歩み寄ってお互いが良好な関係になればよいでしょう。
Written by KOIGAKU