こんにちは!婚活アドバイザーひろき(オオニシ)です。
30代の方より、特に多くもらう質問が
「マッチングアプリと相談所での活動ってどう違うの??」
ぜひお答えしましょう!
相談所では担当コンシェルジュと二人三脚で、ざっっ……..くり以下の流れで進んでいきます。
①お見合いの申し込み or 申し込まれ
②マッチング(→お見合い設定)
③お見合い [対面 or オンライン]
④お見合い成立(→仮交際)
⑤真剣交際 ※本交際とも呼ばれる
⑥成婚退会
マッチングアプリと近しいのは、
①お見合いの申し込み or 申し込まれ
②マッチング(→お見合い設定)
の部分。
ただ、②のマッチングした後が異なります。
コンシェルジュ側で日時等ご希望をお聞きし、
コンシェルジュ側でお見合いを組む。オートマチック……!
アプリあるあるの「マッチング後、なあなあになって自然消滅」がまず起きない◎
また、
仮交際・真剣交際の期間は3ヶ月と決められている結婚相談所もあったりと……
ここで気になるのが、
「仮交際→真剣交際で何か変化はあるの?」ということ。
大きいのは、そのお相手とだけ向き合うようになる部分↓
□他の方とのお見合いは出来ない
□他の方との仮交際は解消となる
比較しながら進められる仮交際から、
相性をより見極めていく真剣交際へーー……。
だからこそ、
一定期間経ってからの真剣交際の解消はお互いに、なんならコンシェルジュ側も胸が痛いもの。
今回は、「女性からの真剣交際解消」に関して。二人の事例を元に、避けるべき言動をご紹介します。
せっかくのご縁を、
何気ないことで無下にしないように……!
【関連記事】その違和感、当たってるかも…初対面で相手を見極めるためのポイント2つ
■女性Lさん
・年齢:38歳
・趣味:ゲーム、漫画
・希望:パートナーは頼れる人がいい
■真剣交際→解消となった男性
・年齢:44歳
・年収:400万
・Lさんとの交際期間:4ヶ月(仮交際2ヶ月 / 真剣交際2ヶ月)
聖地巡礼やイベントへ出掛けたりと、共通の趣味を楽しむデートを重ねていました。
そして、
将来も一緒に穏やかに過ごしたい!お見合い成立から2ヶ月で真剣交際に移行!
私は私で、男性側のコンシェルジュと情報交換を重ねたり、Lさんの希望でフォトウェディングをご紹介したり……。
お二人はお二人で、お互いのお家を訪問して、共同生活のイメージをしたり……。
「このままスムーズに成婚退会に進みそう~~(^^)」と思った矢先の、真剣交際に進んで1ヶ月後。
解消のきっかけは、“お子さん” について。
男性はお子さんを希望しており、不妊検査も受けていました。
一方のLさんは、
男性が希望しているとは知らず「まずは」と婦人科へ検査に行きました。
先生より、
[高齢出産となります] [体外受精も視野に……] [お金がかかります] [生活リズムを整える必要が……] と、、、
意を決して男性へメールにて相談。
●=Lさん
〇= 男性
===
●『このまま続けて交際していくか、一度仮交際に戻るというのも……』
〇「もし仮交際に戻ったら、Lさんはどうするんですか?」
●『少し休もうかと思います。今はさすがに疲れました』
〇「そうですか。そしたら一度仮交際にして、」
●『分かりました、少し考える時間を大事に、』
〇「他の女性と婚カツしてみます」
????
〇「休むのは6ヶ月くらいですか?」
〇「もしそれで他の女性と相性良ければゴメンナサイですが….」
〇「それで大丈夫ですか?」
いや言わなくていいことを、
というか、もっと他に言葉あるでしょ……!!!
Lさん伝手に聞いた私も絶句。
翌日、男性側のコンシェルジュより
「自分がLさまの負担になってしまうのではないかという思いから、薄情とも取れる内容を伝えてしまった事で傷つけてしまい本当に申し訳なかったと、すごく謝りたいとの事でした。〇〇はLさまの不安なお気持ちも受け止めて一緒に乗り越えていきたいとの覚悟ができたようです。もし、交際継続のお気持ちがあるようでしたらお力添えをお願いできれば幸いです」
面談でLさんと気持ちを整理しつつ、
一方の男性も「子どもがいない生活でもLさんと一緒に居たい」と真剣交際は継続となったものの、”また同じようなことを言われるのでは” と時折思い出してしまい、最終的に交際解消となりました。
相手への慮(おもんぱか)りに欠けた言葉は、どんなときでもNG。
生活に関わるデリケートな部分こそ、顔が見える状態で向かい合って話すことが大切です。
■女性Eさん
・年齢:28歳
・趣味:読書、映画鑑賞
・希望:支え合える人がいい
■真剣交際→解消となった男性
・年齢:34歳
・年収:448万
・Eさんとの交際期間:3ヶ月(仮交際2ヶ月 / 真剣交際1ヶ月)
平日は仕事が忙しいEさんと、
尊重して寄り添ってくれる男性。
これまた、素敵な関係やん……(^^)
ただ、
そのまま成婚退会へ…… とはならず。解消のきっかけは、真剣交際に移行後の3回目のデートにて。
最初に訪れたのは、いちご狩り。
「アーンさせてほしい!」
会うのが久々ということもあり、テンション↑の男性。
(( なんか距離が近いな~~…… ))
温度感にビックリのEさん。
続いて、自然光がメインの素敵な美術館へ。
少し薄暗いエリアを通りかかったそのとき、
男性からの、バックハグ。
((((( ハグ )))))
今まで紳士的だった男性の、
唐突な男性的な部分に動揺を隠せず、咄嗟に振り払ったとのこと。
その後もドキドキ(怖)が止まらず、車でのお送りを断り、電車で帰宅。
翌日、男性側のコンシェルジュより
「〇〇と電話で話して、Eさまのお気持ちがまだそこまでではないのに驚かせてしまい本当に申し訳なかったと。今度お会いした際にはちゃんと謝りたいと申しておりました。今後は、Eさまのお気持ちに合わせていきたいと考えております。本当に悪気はなく、〇〇はグイグイいくタイプの男性ではないのでご理解いただけると幸いです」
Eさんとしては、一気に気持ちが萎えてしまい、また一度感じた恐怖を払拭できず、その後お会いせず交際解消となりました。
TPOに合わせた行動はもちろん、
グググ!! と感情そのままに行動に移すのはNG。気持ちがそこまで固まっていないタイミングは尚更です。
マッチングアプリでも
何を書くかより、
何を書かないかのほうが重要だったりします。
同様に、お見合い・交際でも
「何を言うか・何をするか」よりも
「何を言わないか・何をしないか」が大事な場面があります。
過去には、
「電車で座っている時に、前に立つ人の足の間にまで足を伸ばして座るのが、もう」という理由で、交際を解消された高学歴&高収入の男性がいらっしゃいました……。
喜び(加点)は持続しにくい一方で、
幻滅(減点)は尾を引きやすいです。
まずは相手を思いやること。
万が一、余計な言動で交際解消になってしまった際は必ず振り返り、引きずり過ぎず、次のご縁に活かしていきましょう。
Written by マリッジスタイル編集部