男性って若い世代のほとんどはかっこつけでクールを装うものですよね。
年齢を重ねるにつれて、そうした表面だけのかっこよさを求める傾向は少なくなるものですが、それでも好きな女性の前ではいくつになっても良い顔をしていたいものです。
私達男性は、気になる異性に対して常に腑抜けた顔をして接するよりも、自分の一番かっこいい姿を見せておいた方が、心象も良くなると思っています。
しかし、その甲斐あって見事に相手を射止めることが出来た途端、取り繕ってきた様々な面が瓦解することもしばしば……。
たとえば、愛しさあまりにやけに相手を束縛してしまうという姿は、程度の差はあろうと男性の多くが省みなければならない点です。
ただ、この束縛を客観的に見てみると、その人物がいかに恋人を思っているかも推し量れるといえるでしょう。
恋人への束縛とは多くの場合、なんか態度がウザくなるなどの変化をもたらすものです。
そこで今回は、好きな相手に対して男性が本気になると、どうしてこのような態度に至るのかを、男性としてご説明いたします。
まず、男性という生き物は子供です。
いくつになっても自分本位で内面の根っこの部分は成長しないものですし、協調性は重んじることが出来ても、それはあくまで社会人としての日々において適用されることばかり。
プライベートの部分では、誰もがどこかしらで子供っぽい面をむき出しにします。
例えば、趣味にしたってお金に糸目を付けない男性も多いし、車にゴルフ、それからやたら金のかかる娯楽などにも真正面から取り組んでしまいがち。
趣味に対する心持ちは、同じくプライベートの延長戦にある恋愛においても、ある程度似通ったものとなります。
好きな女性のことを愛しく思えば思うほど、会えない時間が狂おしく感じられ、LINEやらメールなんかで、常に相手の動静を把握したいと思うようになるわけです。
大体にして、男性から熱烈に愛される女性というのは、どこかしらに強烈な魅力を持っているもの。
だから交際している男性は、世に数多いる他の男性が皆ライバルに思えて、うかうかとしていられなくなるものです。
この疑心暗鬼が自分の心の中で無限に連鎖をして、相手を独占していたいという、いやしい思いが巻き起こるというわけですね。
もちろん、女性の中にも同じように、相手を好き過ぎるあまりに年中連絡を取り合おうとする方はいます。
男性の視点からいうと、こういう女性の態度は困るといえば困るものですが、一方で相手の独占欲を刺激できていることに、大いに満足するものです。
逆に連絡の頻度が著しく低下したとき、男性側はある程度覚悟を決める猶予を得られます。
この変化は、女性が思っている以上にはっきりと把握できるものです。
ところが男性は、よほどへそ曲がりでない限り、相手を本気で好きな状態では連絡も密になりますし、自分の時間を惜しげなく相手に注ぎます。
これこそが愛情のバロメーター。
「自分だけを見ていて欲しい」と、勝手に世界中の男性を目の仇にしている状態を継続している以上、面倒ではありますが、対象となる女性が愛されている何よりの証拠となるでしょう。
まとめますと、男性は一人の女性にゾッコンになると、誰にも渡したくないからウザくなるというわけですね。