コミュ力はビジネスシーンだけでなく、学校や私生活、恋愛などでも必要なスキルです。人とのコミュニケーションが上手な人は「コミュ力が高い」や「コミュ力おばけ」と呼ばれています。今回はコミュ力が高い人の特徴と会話の仕方について、詳しくご紹介していきます。
人と話すのが苦手、コミュニケーションが上手になりたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてださい。
まず始めに、コミュ力の高い人の特徴を見ていきましょう。コミュ力の高い人はなぜいつも輪の中心にいて、頼られることが多いのかも特徴を通してご紹介していきます。
いつも輪の中心にいるようなコミュ力の高い人は、知識を豊富に蓄えていることが挙げられます。様々な知識や情報を得ていて、会話の引き出しを増やすために本を読んだり、メディアを活用したりしています。
物知りであれば相手の話にも反応がしやすいだけでなく、質問されやすいという利点もあるのです。
しかし、自分の豊富な知識を自慢するような言い方はしません。知識の中から相手が話しやすい話題をピックアップし、盛り上げられる人こそコミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。
いつもニコニコしていて話しやすいのも、コミュ力の高い人の特徴です。性別を問わずに話しやすい人の方が頼られやすく、コミュニケーションの機会が多いため、能力が高い傾向にあります。
いつも暗い顔や仏頂面をしていて話しかけにくいと人が集まりにくく、仲良くなれそうにないと思われてしまうでしょう。いつも笑顔で明るい方が仲良くなれそうな雰囲気なので、人から声を掛けられることが多く、コミュ力が自然に高くなります。
コミュ力の高い人の特徴として、いつも前向きで明るい話題が多いことも挙げられます。明るい発言が多く、話を聞いていて笑顔になれるような人なら、「また話したい」と思わせるパワーを持っているということです。
愚痴やネガティブな話ばかりする人では、聞いている方も気持ちが下がってしまうため、明るい話題をしてくれる方が嬉しいと思うでしょう。その場の雰囲気を明るく変えてくれる人は皆が集まってきやすく、会話スキルが高いと言えます。
続いては、コミュ力が高い人がする会話の仕方についてご紹介していきます。会話中にどのようなことを意識していて、盛り上げているのかを見ていきましょう。
コミュ力が高い人は相手に「話しやすいな」と思ってもらうために、会話の最中に中身のない発言をします。有意義な話題でコミュニケーションを取らなければと意識をし過ぎると、相手も話題選びに慎重になってしまい、なかなか会話が弾みません。
そこで、コミュ力の高い人は会話のハードルを下げるために、「暑くて喉乾いた」「爪割れた」などと、どうでも良い話を織り交ぜています。中身のない話をすることで会話のハードルが下がり、相手も発言や反応がしやすくなり、自然と盛り上がるようになるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人は、相手の話を途中で遮らずに最後まで耳を傾けます。相談や悩みごとを話している最中に「でもさ」と遮られたり、話題を変えて聞いてくれなかったりする人にはもう頼りたいとは思えないでしょう。
どのような悩みにも真摯に向き合って最後まで聞いてから、アドバイスをしてくれる人は聞き上手でコミュ力が高いと言えます。
コミュニケーション能力が高い人は、自分の意見や気持ちを堂々と伝えます。いつも恥ずかしそうにモジモジしていて、力強く発言できない人の話は、聞いていて安心感がなくハラハラしてしまいます。
しかし、コミュ力の高い人は皆が誤解するような言い回しはせずに、例え話を織り交ぜながら会話するので説得力もあります。
相手との共通点を見つけ出すのも、コミュ力の高い人がする会話の手法です。共通点を見つけて相手に親近感を抱いてもらうと、お互いの距離がぐっと縮まりやすくなると言われています。
例えば、趣味や出身地、年齢などを話す中で自分との共通点を見つけ出し、打ち解けやすい雰囲気を演出しています。一つでも共通点があれば親近感が湧くことが多いため、初対面や話しにくいなと思う人であっても上手にコミュニケーションを図れるのでしょう。
コミュ力の高い人とは、いつも輪の中心にいてその場を明るくさせる雰囲気があります。人と饒舌に会話できるのがコミュ力の高い人なのではなく、意志の疎通が上手くできる人という意味です。
突然コミュ力を上げるのは簡単ではないので、まずは話しかけやすいと思ってもらえるように笑顔で接するように意識することから始めてみましょう。
人との関わりが増えればコミュニケーションの場面も増えるので、自然に会話のコツを掴めるはずです。円滑なコミュニケーションを意識して、恋愛や私生活、職場で会話レベルを上げましょう。
Written by 早紀