普段の何気ない振る舞いや言動から「この人育ちが悪いな」と感じる人っていますよね。それが他人なら距離を置けば良いだけですが、もしもそう思われているのが自分だったら、どうすれば良いのでしょうか。
そこで今回は、育ちが悪いと思われてしまう行動をご紹介します。併せて育ちが良いと思われるための方法も紹介しますので、育ちが悪いと思われる行動している…… と感じた方は、ぜひ参考にしてください。
いったいどんな振る舞いや言動から人は「この人は育ちが悪い」と感じるのでしょうか。ここでは、育ちが悪いと思われてしまう行動を詳しくご紹介します。
箸の持ち方はおかしい、くちゃくちゃ音をたてて食べるなど、基本的な食事のマナーがなっていない人は、周囲から育ちの悪い人だと思われている可能性が高いです。
本来であれば、食事の食べ方や箸の持ち方は、小さい頃から親や周囲の人から教えてもらっているはずです。
それにも関わらず大人になってもマナーが悪いということは、周囲にちゃんと注意や指導してくれる人がいなかった、あるいは周りの助言に耳を傾けなかった人と判断されてしまうのです。
また、食事のマナーの悪さは、一緒に食事をしている人に不快感や嫌悪感を与えます。食べ方が汚い人と一緒に食事したいと考える人も少ないため、誘われることがほとんどないという方は、一度食事マナーを見直してみたほうが良さそうです。
静かにしなければならない場面で大声で話してしまう、言葉遣いが悪いなど、TPOをわきまえず周囲への配慮ができない人は育ちが悪いと思われやすいです。
せっかく静かなカフェでゆっくりしているのに、大声で話したり笑ったりする人が近くにいたら迷惑に感じてしまいますよね。ちなみに、周囲の人から見れば、一緒にいる人も同類です。
そのため、TPOをわきまえた行動のできない人と一緒にいると恥ずかしい思いをするからと、お誘いもいつのまにか減っていきます。
インスタントやジャンキーな食べ物ばっかり食べている、睡眠時間も不規則で運動もしないなど、不摂生な生活をしている人は、周囲から自身の健康管理もまともにできない育ちの悪い人と思われている可能性が高いです。
嫌いなことより好きなことをしたい、食べたい気持ちはわかりますが、自分の欲を優先する人は周囲からの信頼度もどうしても低くなります。「仕事もできないのでは」と思われることになり兼ねないため、注意が必要です。
挨拶は社会生活を送るうえでの基本です。挨拶をされたのに返さない、自分から挨拶をしないなど、挨拶をまともにできない人は協調性もなく、基本マナーもできていない育ちの悪い人と周囲から思われています。
周りから育ちが悪いと思われていると感じたら、改善できるよう行動しましょう。ここでは、すぐに取り入れられる育ちの悪さを改善する方法を紹介します。
周りから育ちが悪いと思われているかもと思っても、どこをどうすれば良いのか、自分ではわからないことも多いです。そんなときは、周囲からの指摘やアドバイスを素直に受け入れることが大切です。そんなつもりはなかったのにと落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、アドバイスしてくれる人がいるということはとてもありがたいことです。言いにくいことを伝えてくれたことに感謝し、きちんと改善できるよう努力しましょう。
何からすれば良いかわからないときは、育ちが良いと思う人の真似してみるのもおすすめです。
どんな言動や行動が育ちが良いと思うのか、相手を観察してみましょう。ちょっとした行動を見直すだけで、相手に悪印象を与えずに済むかもしれません。
自分では当たり前と思っていたことも、世間では非常識ということもあります。これまでの常識を捨てて、一度マナーの基本を学び直すことも大切です。
本やネットなど、世間の一般的な常識やマナーに触れてみましょう。自分のこれまでの行動を見直すことにつながるはずです。
また、食事をしているときや普段の様子を動画に撮り確認することで、気付くこともあるものです。育ちが悪いと思われる行動を減らしたいと考えている方は、ぜひ試してみてください。
育ちが悪いと思われる行動は、自分ではなかなか気づけないものです。しかし、自分では当たり前と思ってしていたことが世間では非常識であり、周囲に嫌な思いをさせているかもしれません。
「最近誘われることが減った」「なんだか避けられている気がする」など、周囲との関係が上手くいっていないと感じたときは、自分の行動を見直してみてください。育ちが悪いと思われる原因を改善すれば、周囲との関係も良くなるはずです。
Written by 早紀