せっかく縁があって付き合ったにも関わらず、世の中には長続きするカップルとすぐに別れてしまうカップルがいるものです。しかし、「長続きとはどのぐらいの期間か?」という定義は人ぞれぞれの感覚があるとは思いますが、基本的に1年以上の付き合いがあれば「長続き」と言えるのではないでしょうか?
ここでは、長続きするカップルと長続きしないカップルの特徴と違いについて解説します。
長続きするカップルには少なからず相性の良さが関係していますが、それだけが長続きの秘訣ではありません。息が長いカップルは、以下のようにお互いが相手に対する思いやりをかけたり、努力を怠らなかったりなどの行動をしているのです。
長続きするカップルの多くは、正式に付き合う前から相手のことをよく見て、知ろうとする努力をしています。相手の性格や好き・嫌いなもの、将来の夢などについて色々と話し合ったうえで、カップルになっているのです。「相手がどういう人物であるのか?」を把握してから付き合うので、その後も「こんなはずじゃなかった」と感じることが少ないと言えます。
例え、一目ぼれで早く恋に発展したとしても、「この人こそパートナーだ」と思える人とお互いに付き合うので、納得感があるのです。
カップルが仲良くいるためには、経済的・精神的に頼りすぎないことが基本です。いくらカップルだからと言っても、お金の貸し借りや高価なプレゼントをねだるなどの行動が頻繁になってしまっては、相手あるいはお互いにストレスが溜まるだけでしょう。
また、精神的にも過度な甘えがあったり、相手を従わせようと言う考えを持ったりすると、良好な関係が崩れてしまいます。
カップル同士であれば、お互いのスケジュールや交友関係が気になるときもありますよね。しかし、気になるからと言っても、お互いの生活に入り込みすぎて、口を出してしまうのは禁物です。
付き合っている2人でも、お互いの生活領域に土足で踏み込むのは効果的ではありません。これをしないカップルは、良い関係性を長く築くことができます。
誰かと付き合いが始まっても、カップル関係が長続きしないという人もいるでしょう。もちろん、たまたま相性が悪い相手と付き合ってしまったというケースもあります。
ただ、3人以上の相手と付き合っても、いつも短命に終わるのならあなた自身に問題があるかもしれません。以下のような付き合い方をしていないか、確認してみてくださいね。
周りの友達に恋人ができたり、結婚したりという出来事が起こると、「自分も恋愛したいな」「相手がほしい!」という気持ちになりがちです。そして、その勢いのまま誰かと付き合って、自分の願望を満たそうとする場合があります。
しかし、それは納得して相手と付き合ったわけではなく、見栄で付き合ったようなもの。後で相手の性格などが見えてくると、「こんなはずじゃなかった」と破局の原因になるケースが多いでしょう。
カップルになると、「私とあなたは運命共同体」と感じて、2人で1人なのだと考える人たちがいます。つまり、相手のものはすべて自分のもの。そして、自分のものもすべて相手に与えたいというような関係性です。
ただ、カップルと言っても、本来は個人と個人によって成り立っているものですよね。それを忘れてしまうと、2人の間の当たり前の違いにも不満が出て、すぐに別れてしまう可能性があるのです。
相手のすべてのスケジュールを知ろうとしたり、相手の友人にまで様子を聞き出そうとしたりするなどの行動をしてしまうカップルは、長続きしないケースが多いでしょう。なぜなら、相手を干渉すればするほど、「楽しさ」や「心地よさ」が減り、「息苦しさ」や「いらだち」などという感情が増えてしまうからです。
カップルは、同じ時間を共有することが多いですよね。そのため、プラスよりマイナスの時間の方が大きくなると、いつもネガティブな感情を持ち続けなければならなくなります。不幸になるための恋愛は、誰しもしたくありません。激しい干渉がカップル内での大きなすれ違いになるのは、めずらしくないのです。
Written by 久木田(くきた)みすづ