パートナーに対して「最近帰りが遅い」「いつもと様子が違う」など、浮気を疑うようなことがあった場合、ある程度自分で調査することが可能です。しかし、行き過ぎた行為は法に触れるおそれもあるため注意しなければいけません。
今回は、自分でできる浮気調査について詳しくご紹介します。
パートナーの浮気が疑われる場合、まずはその証拠をつかまなければいけません。まずは自分でも調べられる具体的な方法からご紹介します。
カーナビが付いている車であれば、走行履歴や目的地履歴が確認できます。車は確実な証拠が残りやすいので、怪しいと感じたらまずは車をチェックしてみましょう。
テーマパークや商業施設など、自分も記憶になく、仕事の人とも行かなそうな場所が目的地に登録されていたり、長距離を走っていたりした場合、何か隠している可能性が高いです。
また、車内自体にも証拠が残されている場合があります。いつもと違う座席の位置や車内の匂い、ゴミ箱の中、落とし物など、浮気相手が乗った痕跡が見つかるかもしれません。隅々まで調べましょう。
ドライブレコーダーを設置している場合はそちらも併せて確認しておきましょう。
カードの利用明細には、カードを使用した日時や店名、金額など、詳細な情報が記されています。
利用頻度がいつもより高い場合は要注意。こっそり浮気相手へのプレゼント代にお金を使っている可能性も……。自宅に利用明細が届かない場合、カード会社のWebサイトで確認できます。
これは少々リスクが伴いますが、実際にパートナーを尾行して証拠をつかむ方法もあります。
もし尾行がバレた場合や何もなかったときなどに信頼関係が崩れてしまう危険性はありますが、浮気現場の写真や動画を撮影できれば動かぬ証拠になり、パートナー側に非があると言いやすくなります。
念のため尾行する際はなるべく目立たない服装で行きましょう。
動かぬ証拠をつかもうとするあまり、やってはいけないNGな調査方法を実行してしまう人もいます。場合によっては犯罪行為にあたるので注意しなければいけません。
最後に、浮気調査をする上で注意すべきポイントについてご紹介します。
パートナーに裏切られたことで、怒りや悲しみなど様々な感情が湧き上がってくるかもしれませんが、浮気調査において最も重要なのは冷静さを保つことです。
証拠が揃いきっていない状態で感情的になり、相手を問い詰めるのはNG。一度でもそのような姿を見せると相手の警戒心が強くなり、情報を集めるのが難しくなってしまいます。非常に辛いことかもしれませんが、浮気調査をする際は感情を押し殺して証拠を集めましょう。
証拠集めに夢中になると、やっていいことと悪いことの区別がつかなくなってしまう場合があります。
たとえば浮気相手の自宅に侵入してしまったとしたら、住居不法侵入や器物損壊で逮捕される可能性も。
また、SNSアカウントに不正アクセスして証拠をつかもうとする行為も、犯罪になってしまうのでNGです。
確実な証拠をつかみたいからと、行き過ぎたやり方で調査をするのは絶対にやめましょう。
今回は、自分でできる浮気調査についてご紹介しました。
こうしてみると浮気の証拠はすぐ近くに隠れていることがわかりますね。コツコツと情報を集めることで、パートナーの不貞の事実を証明できるかもしれません。
また、慰謝料請求のためなど正式な証拠を押さえたい場合は、プロに相談するのもおすすめです。
浮気調査には様々なリスクが伴います。安全な方法で調査を行ってください。
Written by 早紀