日々生活する中で、会社の人間関係に疲れたり、ちょっとしたことを気にしてしまう……など、傷つくことは多々ありますよね。傷つきやすい性格だから直らない……と思う人も多いと思いますが、ちょっと意識することで生きやすくなるのかもしれません。
今回は、傷つきやすい人の特徴と、傷つきやすさを軽減するコツをご紹介します。
傷つきやすい人は、深く考えこんでしまう癖があり全てネガティブに捉えてしまいます。
例えば、会社の同僚が機嫌が悪かっただけで「私、なんかしたのかな」「私、嫌われてるのかな」などと考えてしまいまがち……。他人のちょっとした言動に振り回されやすいところがあります。
ドラマや映画の感動シーンをみて泣いてしまったり、友人の悩みに悲しんで一緒に泣いてしまったり……感受性豊かな人は、感情移入しやすいのです。
気持ちに寄り添える素直な人ですが、その分色々気にしてしまったり考えてしまうことが少なくありません。
プライドが高いと「自分は優れている人間だ」と思ってしまいがちです。そのため、自分をけなされたり、他人から批判されたりすると、自分のイメージとのギャップに傷ついてしまうのです。
傷つきやすい人は自己肯定感が低く、自分と周りを比べてしまって落ち込んでしまう部分があります。比較するよりも、自分らしさを大切にするようにしましょう。
「SNSを見ては『なんで周りは輝いているのに充実した生活じゃないんだろう……』とか周りの友人と比較して落ち込むことがよくありました。だからいっそSNSは見ないようにしました。別に見なくたって何も不便ではないし、気にしすぎる私にはSNSは向いてないみたいです。見ない方が気持ち的にも楽になりました。」(24歳/女性/営業)
周りのことをついつい気にしすぎるあまりに、嫌われないための行動を優先する時はありませんか?
例えば行きたくないと思っている集まりにも「断ったら嫌われるのかな……」と思い遊びを断れないなど、友人が多ければ多いほどその機会はあるでしょう。
しかし、自分の意に反して行動することはストレスになって苦しくなってしまいます。「行きたくないなら行かない、それで嫌われてもいい」ぐらいの気持ちでいる方が楽でしょう。
「以前から『一緒にいてもなんか嫌だな……』と思う友人がいました。いつも自分勝手で私のことを気にしてくれていない気がしたからです。それ以来会ってもストレスになるだけなので、徐々に会う回数を減らしていきました。微妙な関係が長く続くより、関係を切れてよかったかなと思います。」(27歳/女性/営業事務)
傷つきやすい人は繊細な人が多いのですが、それはマイナスなことではなりません。「傷つきやすい」=「ダメなことだ」と考えてしまうと余計ストレスになってしまいます。傷つきやすい部分は個性だということを受け入れて、認めてあげましょう。
「傷つきやすい自分が嫌いでした。些細なことが気になるし気にしてしまうし……。ですが、ちょっとした変化も気づくことができるのはいいことだと考え直しました。それからは、会社で髪型やメイクを変えた人いたら素直に褒めたり、悩みがありそうな人には相談にのったり……すると周りからも『ありがとう』と言ってもらえる回数が増えて関係もより良好になりました。」(28歳/女性/食品関係)
傷つきやすいことで悩む人も多いかもしれませんが、「傷つきやすい」=「ダメなこと」だとは考えないようにしてください。良い部分も悪い部分も含めて自分自身の個性になります。
ただ少しでもストレスが減る生き方ができるように、今日ご紹介したコツを意識しながら生活をしてみてくださいね。
Written by KOIGAKU