21歳差夫婦YouTuber【若埜ん家(わかのんち)】のかいとさん、えみさんへのインタビュー第2弾です。今回は、年下男性・年上女性の魅力、そしてカップルとなった後の葛藤についても教えてもらいました。
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――年下男性の魅力を教えてください。
えみ 二面性があるんですよね。彼は年下ですが、男として私と対等にいようと私をすごい引っ張っていってくれるので、強い信用を持っていています。あと、すごい弱いというか可愛いところもあるので、そのギャップがもう…… 可愛い♡ やっぱり経験が浅い分、知らないこととかあるやん?
かいと あるね。それは多いね。
えみ できないことを教えてあげて、それをやろうとしているときは、可愛いなって思います。一生懸命やってるなって。でも、それ同い年やったら思わへんと思うねん!「あんた、そんなんできひんの?」ってなるやん。やっぱり年下だからこそ、成長していく姿がめっちゃ可愛いです。
――年上女性を好きな年下男性にアドバイスするなら、二面性を出すことが大切ですかね?
えみ そうね。それは絶対いると思う。ただ、可愛いだけじゃ安心安定はできないです。
――かいとさんは、意識されていたんですか?
かいと 全然意識していないです。自分を貫いちゃうところがあるので僕のことは参考にならないですが、そういう部分も大切だって思います。引っ張るところは引っ張るし、甘えるところは甘えるしみたいな。
えみ 「俺についてこい」って昔の男性がよくプロポーズで言うような言葉を、年下が言ったらやっぱり違うと思う♡
――かいとさんは年上女性の魅力、どこだと思いますか?
かいと 難しいですね。えみのことを年上だと思わず、今まで付き合ってきているので……。年上女性の魅力でよく言われているのは、「何でも知っているところ」ですよね。
僕は別に年上の女性が好きなわけじゃないし、今まで年上女性と付き合ったこともないです。誰にでも当てはまると思うんですけど、好きになった人がたまたま年上だった場合っていうのは、「その人だから」好きになったっていうのは絶対あると思います。
――告白は、どんな感じだったんですか?
かいと 多分僕から「付き合って」って言ったんかな?よく覚えてないけど、 自然と付き合ってた感じです。
えみ 毎日、ずっと「好き」とか言ってくる人なので……。この7年、彼から愛情をもらわなくて淋しかった日はないです。私がふざけて「私が髪の毛切ってから最近可愛いとか言わへんやん」って言ったら、その次の日から「可愛いね」って猛アクションが半端なかったです。
かいと 忘れたらあかんって気持ちもあると思うんですよ。そういうところは、大事だと思います。
――年の差で、悩んだことはありますか?
えみ 私は再婚で子供もいます。親の立場になったときに、自分の子供が年上の女性で、しかも21歳も年上の女性を連れてきたときに、「子供はどうするの?」とか「本当にいいの?」とか、「同年代の子を選んでくれたらいいのに」って思うだろうなって。
そう思うと、彼のご両親に顔向けができないっていうか。この子がお父さんになること、彼のご両親がお孫さんを見ることとか、全て私が奪ってしまうっていう……。そこに関しては、ほんっとうに苦しかったです。
自分が子供が産めないっていうよりも、絶対先に逝くってわかっている私をお嫁さんにしてもらうことが申し訳ないなってことが、3歩進んで2歩下がる原因だったなと思います。
――その悩みをプラスに変えられたのは、何がきっかけだったんですか?
えみ 私を変えたのは、彼だと思います。私が毎回悩みをぶつける。で、返してくれた言葉が「俺の親を馬鹿にするなよ」でした。「子供の幸せを望めへんような親だと思ってんのか? お前の人生やから、お前が幸せならそれでいいって言うに決まってるやろ! 勝手な詮索をして俺の幸せ奪わんといてくれ」って言われました。
結婚する前に、「お前が傷つくんやったらお父さんお母さんに話さなくていい」って言われたんです。でも私は逆に傷つけてほしいって思ってたし、謝りたいと思ってたから絶対会わせてほしいって思ってました。ご両親とお会いして思ったのが、やっぱりこの子を育てたお父さんとお母さんやったなって思いました。
――かいとさんの思いや存在が大きかったんですね。
えみ 彼に不安そうな眼差しとかがあったら、私はこうやって進んでこれなかったと思います。怯んだこともぶれたことも1回もなく、年の差を感じさせないで引っ張っていってくのを感じられたから結婚できたんだと思います。
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――えみさんに相談されたときは、どんな心境だったんですか?
かいと 最初は不安にさせてるのかなとか思いましたけど、後半は慣れてきて今の自分の思っていることを伝えていました。結婚して満足するならと「結婚早くしよか」って言いましたけど、えみは子供の迷惑はかけたくないから子供が巣立ってからじゃないと「結婚はしたくない」って言うんです。
えみは勝手に考えて「私じゃあかん、もう別れよう」って言ってくるんで、「ちょっと待てよ! おれ何もしてないやん!」って。早まるな一回落ち着けよってって思いました。
えみ 買い物に行ったら、同年代のカップルがいるじゃないですか? それを目の当たりにするだけで、「あぁ、これが普通だよな」って苦しくなります。だから勝手にしんどくなるんです。
かいと そう! 勝手に別れ話をされます。俺からしたら意味が分からへん。ちょっと待ってよってなります。
えみ 心の底から彼を信用できたときに、強くなったと思います。
年の差で何度も悩み壁にぶつかったお二人。沢山悩んで苦しんで不安になったえみさん…… そんな時にはいつも傍にかいとさんがいたんですね。かいとさんがえみさんの不安に対して真剣に向き合ったから、えみさんも心の底からかいとさんを信じられたのだと思います。
パートナーが不安になっている時は、なぜ不安になるのか真剣に向き合って解決すること、これはどのカップル・夫婦にとっても大事なことでしょう。
次回の配信は12月30日、ついにお二人が夫婦に! 結婚を考えている方や、夫婦円満でいたい方必見です!
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Written by KOIGAKU