お金が貯まらない人には共通した特徴があることをご存じですか?
収入の金額に関わらず、貯金がうまくいかない人にはさまざまな問題があります。日常生活で何気なくやってしまっていることや、買い物中のNG習慣など、今回はお金が貯まらない人の特徴やその改善方法についてご紹介します。
世の中には、お金が貯まる人と貯まらない人の2タイプが存在します。
貯まらない人は、ついつい衝動買いや無駄遣いをしてしまって、貯金したいと思っていてもなかなか思い通りにいきません。
実は、収入の多い・少ないに関係なく、お金が貯まらない人には共通した特徴があるのです。以下の特徴に当てはまる人はすぐに生活を見直しましょう。
買い物へ行くと、期間限定セールやタイムセールが開催されているのをよく見かけますよね。このようなセールは通常価格より大幅に値下がりしていてとてもお得に感じます。
お金が貯まらない人は、このセールという言葉に釣られ、「安いから買う」という恐ろしい習慣が身についているのです。
これに身に覚えのある人は、一度生活習慣を見直さなければいけません。価格の安さに惹かれて、とくに必要のないものまで購入していてはいつまで経ってもお金は貯まりません。安いから買うという行為が節約だと思っている人は注意してください。
また、お得な価格だからと家にいくつも同じものがあるという事態も本当の意味で節約とは言い難いです。買い物は、本当に必要なものを必要な時に買うことで無駄遣いが防げるのです。
時間にルーズな人は、お金にもルーズな傾向があります。お金が貯まらないという人はよく遅刻することがあるのではないでしょうか?
「10分くらい遅刻しても大丈夫」という考えは、お金を使うときにも「500円くらいいいよね」という思考に繋がります。数分程度の遅刻がセーフだと思っているように、小さな浪費を気にしなくなることによっていつの間にか浪費癖がついてしまうのです。
このようなルーズさこそ、お金が貯まらない人の典型的な特徴です。日々の浪費の積み重ねが、気づけば大きな無駄になっているのです。
お金が貯まらない人は、買い物の際のレシートをすぐ捨てたり受け取らなかったりして、何にいくら使ったかを確認しません。
レシートには、いつ、どこで、何に、いくら使ったのかという情報が詰め込まれています。普段からレシートをチェックしていれば、余計に買っているものや必ずしも必要ではないものが明確になります。
お金の使い道があとから確認できなければ、無駄な出費を抑えることは難しいです。買い物をしたら必ずレシートを保管する癖をつけるようにしましょう。
では、実際にお金を貯めるにはどうすればいいのでしょうか。とくに気をつけたい改善ポイントを2つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
お金を貯めるためには、まず毎月の収支をしっかり把握することが大切です。
月にどれくらいの出費があるのか、入ってくるお金はいくらなのか、無駄遣いをしていないか、減らせる出費はないか、買い物の回数を減らせないかなど、できることは必ずあるので、最初にお金の流れをチェックしてみましょう。
お金の流れを「見える化」することで、無駄な出費を抑えられます。収支の把握を習慣づければ浪費癖の改善もしやすくなります。
最近ではスマホで管理できる家計簿アプリなども続々と登場しています。気軽に試せて、難しそうな『家計簿』というハードルも低くなるのでは。ぜひ自分にあったアプリを探してみてくださいね。
「安いから買う」という習慣を防ぐために、外出前に買い物リストを作ることをおすすめします。
なんとなく買い物に出かけるから、セールの見出しや特売の棚に目がいってしまうのです。あらかじめ必要なものをリストアップして、それだけを買う! という気持ちを持っていることで、無駄な浪費をせずに済みますよ。
今回は、お金が貯まらない人に共通する特徴や、改善するためのポイントについてご紹介しました。
お金の使い方は普段からの習慣や無意識に判断していることがほとんどなので、改善には日頃からの心がけが重要です。
「今は生活に支障をきたしていないから大丈夫」と浪費癖をそのままにしておくと、将来取り返しのつかない事態を招いてしまうかもしれません。
ぜひ今回の記事を参考に、お金が貯まる人になれるよう生活を見直してみましょう!
Written by 早紀