彼氏のことが大好きすぎて気持ちのコントロールができず、よかれと思ってやったことが裏目に出てしまって、結果的に「重い・うざい」と思われてしまう……。
ただただ好きなだけなのに、こんなに悲しいことはありませんよね。この重いと思われる行動には、「明らかに重い」ものと「意外にも重いと思われる」ものがあります。もし重い彼女の自覚がある方は、自分の言動と照らし合わせながら振り返ってみてください。
まずは、これをやったら確実に彼氏から「重い彼女」認定されちゃうよ! という、あるあるな特徴を紹介します。
「女性が同席する飲み会には絶対に行かせない」など、過度の束縛で彼氏の行動をコントロールしようとする行為は、間違いなく重い彼女認定です。
束縛されることは単純に彼氏のストレスになりますし、さらに「俺、彼女から信頼されていないんだな……」と寂しい気持ちにさせてしまう場合も。いずれにせよよい印象を与えることはありません。
好きな気持ちが不安につながり、それが結果的に束縛につながるのはわかります。が、彼とこれからもお付き合いをしていきたいのであれば、やはり束縛癖は治すべきでしょう。
LINE(ライン)などのメッセージのやりとりにマメなのは、どちらかといえば男性よりも女性のほう。男性は何か別のことで忙しいと、ついうっかり彼女からのLINEを忘れてしまったりします。
でも、だからといって彼女のことをないがしろにしようと思ってるとか、そういうことではないんです。本当はね。
彼女からしたら、「LINEが既読になってるのに返事がこないなんておかしい!」「トイレに行く数分あればLINEくらい返せるでしょ!」という思いが強いのでしょう。
その結果、「なんで返事くれないの?」「待ってるんだけど」「おーい」「なんか怒ってるの?」などとLINEを連投してしまうことに……。これでは受け取った彼氏も恐怖を覚えてしまいますね。
お付き合いの先に結婚を考えているかそうでないかは個人差があるところです。が、一般的に男性に比べて女性のほうが、若い段階から結婚を意識する傾向が強いでしょう。
男性にはまだその気はなくても、「付き合っているんだから、そのうち彼と結婚したい」という思いを密かに強くする女性は少なくないはずです。
心で思っている分にはまだいいのですが、それが言動に表れてしまうと「重い」と感じる彼氏もいます。「結婚したら」「子どもができたら」などの話題は、とくに付き合いが浅いうちは避けたほうが無難でしょう。
彼氏が好きだからこそ嫉妬してしまう、やきもちを焼いてしまう。気持ちはすごくよくわかります。ちょっとしたやきもちであれば、彼氏も「そんなに俺のことが好きなのか、かわいいな」と思ってくれることが多いです。
しかしそれも行き過ぎると重みに……。
たとえば、少し他の女性と話していたところを見ただけで「あの人は誰? 楽しそうに何を話していたの?」と問い詰めたり、すれ違った女性に視線を向けただけで「今、あの女の人のこと見てたよね!?」と怒り出したり。
これでは彼氏も心が休まらず、「この子と一緒にいても疲れる、重い」という気持ちが大きくなるばかりです。
好きな人のことならなんだって把握しておきたい、と思う人は少なくありません。
一日に何回も「何してるの?」とLINEしてみたり、彼氏や彼氏の友達のSNSまでこっそりチェックしてみたり。さらにそのSNSの話題を出して、「この間、◯◯に行ってたんでしょ。他に誰と行ってたの?」などと話そうものなら最悪です。
「えっ、俺そんな話キミにしたっけ?」と、重い&怖いで彼氏は一気に引いてしまうことでしょう。
ついあれこれ聞きたくなる気持ちはわかりますが、そこは彼氏を信用してぐっとこらえて。SNSストーカーも卒業した方が自分のためですよ。
では次に、「えっ、これも重いって思われちゃうの?」というちょっと意外な行動を紹介します。
よく「『私のこと好き?』って何回も聞いてくる彼女は重い」という話を聞きますが、女性側から好き好きアピールするのも、度を超えると重いと思われてしまうようです。
男性としては押し付けがましいと感じたり、同じように「好き」と言わなきゃいけないようなプレッシャーを感じる模様。
ですがもちろん、「好きって言われるのが嬉しい」という彼氏もいますよ。
頼まれてもいないのに、よかれと思って彼氏の部屋を掃除して「綺麗にしておいたよ☆」と新妻気分で彼を迎える……これも実はあまり評判がよくないようです。
ちょっと掃除機をかけるくらいならまだしも、物の置き場所が変わるほどの本格的な掃除は「勝手に人の物に触らないでほしい」「オカンみたい」などと思われてしまう可能性大。
頼まれたのでなければ、勝手に彼氏の部屋をいじるのはやめておいた方が得策です。
男性陣に圧倒的な人気を誇る「手料理」ですが、これも行き過ぎると重いと思われてしまう事態に。
最初は彼女の手料理がただただ嬉しくても、そう頻繁だとさすがに慣れてくるし、苦手な食材があっても言い出しにくい。たまには外に食べに行きたいのに……など、彼氏的にもいろいろな言い分があるようです。
せっかく腕によりをかけて料理を振る舞っているのに、そのせいで重い彼女扱いされてはたまりませんよね。もし彼が『あんまり喜んでない?』と感じたら、料理を作るのはお願いされたときや、何か特別な記念日などにとどめておくのもありかもしれません。
今回は、彼氏に「重い彼女」と思われてしまう言動・特徴を紹介しました。
筆者自身が重い女だった過去があるため、個人的には重い彼女の味方をしたいところなのですが、重いと思われることのメリットってとくにないんですよね……。なのでできる限り自分を律して、彼氏から重いと思われないように振る舞ったほうがハッピーだと思います。
恋愛初期の段階はお互いにラブラブでいいかもしれませんが、だんだん関係も落ち着いてきた頃に二人の愛情表現に差ができてしまうと、ますます「重い、うざい」と思われてしまいます。
そんな悲しい事態を避けるためのコツは、なるべく彼氏に関係ない趣味や楽しみを見つけること。彼氏からのLINEが多少遅れても「あっ、気づかなかった」と言えるくらい、余裕のある女性になりましょう!
Written by 七尾なお