ほとんどの人が”デリカシー”という言葉を聞いたことがあるでしょう。デリカシーは、「気配り」「配慮」「繊細」などの意味を持っています。デリカシーがない人は、これらが不足しているということになります。では、デリカシーがない人にはどのような特徴があるのでしょうか。さっそくチェックしていきましょう。
「この人デリカシーないなぁ……」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。また、周りの人からデリカシーのなさを指摘されたという人もいるでしょう。
ここからは、「デリカシーがない人の特徴」をご紹介します。今関わっている人はもちろん、自分自身にも該当するかどうかをチェックしてみてくださいね。
デリカシーがない人の特徴の1つ目は、「外見に関することを口に出す」です。顔のパーツや体型、肌や髪など人それぞれのコンプレックスがあります。しかし、デリカシーがない人はそんなことお構いなし。
「あれ ? ちょっと太った ?」
「最近肌荒れてるね」
「その髪型似合ってないよ !」
などと、外見に関することを平気で口に出す傾向があります。
簡単に言えば、人の気持ちを考えられないということです。誰しも自分が気にしている部分に関することを口に出されたら嫌な気持ちになります。それは当たり前のことですが、デリカシーがない人には通用しません。
軽はずみな発言によって周囲の人を傷つけたり、怒らせたりするという最悪な結果を招きます。そして、次第に人が離れていくのです。
デリカシーがない人は口が軽いため、とにかく秘密を守ることができません。信頼して人に打ち明けにくいことを話したとしても、平気で裏切ります。
また、口が軽いだけではなく噂話が好きなため、人に聞いたことをどんどん広めていきます。人に言って良いことと悪いことの区別がつかないというのが原因の1つといえます。最初は仲良くしていたとしても口が軽く噂話が好きだと知ると、周囲の人からの信頼はなくなるでしょう。
デリカシーがない人は、否定的な発言が目立ちます。人の夢や目標さえも否定する、いわゆる”ドリームキラー”と言っても過言ではありません。
「そんなの無理だよ」「できるわけないじゃん」などの否定的な発言によって、周囲の人を平気で傷つけます。人の気持ちを考えることができない上に、物事の良し悪しがつかないため、無理はありません。しかし、否定的な発言をされた人からするとたまったもんじゃないですよね。
デリカシーがない人は、とにかく他人のプライベートにずかずか入り込む癖があります。そのため、相手が人に聞かれたくないと思うようなこともしつこく質問します。
たとえば、お金や学歴、家族のことなど。人それぞれ言いたくないことがあるのにも関わらず、デリカシーがない人はあれやこれやとプライベートを探ろうと必死になるのです。人に興味があるというよりかは、噂話やネタになるような話題を探しているのでしょう。
デリカシーがない人は噂話だけではなく、人の悪口も大好き。そのため、人の悪口を平気で言います。人の気持ちを考えられない、いわゆる自己中心的な人なので、自分のことは棚に上げて他人の短所ばかりに目を向けるのです。
否定的な発言に加えて悪口が多いということは、日頃からネガティブな言葉ばかり言っているということになります。当然周囲の人は聞くだけでストレスが溜まるため、話半分で聞くか相手にしないかのどちらかでしょう。
デリカシーがない人は、マナーが悪いという特徴もあります。たとえば、公共の場で大声で話したり、食べ方が汚かったりするなど。また、言葉遣いが悪いという一面もあります。
自分のことしか考えていないため当然ともいえますが、周囲の人からすると迷惑極まりないでしょう。デリカシーがないどころか、「頭が悪い」「教養がない」などと思われても無理はありません。
今回は「デリカシーがない人の特徴」を7つご紹介しました。周囲にデリカシーがない人がいる場合は、付き合い方を考える必要があります。自分がストレスを溜めないよう、上手く距離を保って接することが大切です。
また、自分自身も「デリカシーがない人」と言われないように気をつけましょう。
Written by danon