「仕事だけは文句ないんだけどな」と、仕事ができるのに嫌われる人っていますよね。仕事ができるのに嫌われる人は、実力はあるのに人柄に問題アリだから嫌われているのです。ここでは、仕事ができるのに嫌われる人について、その特徴をご紹介します。
仕事ができるのに嫌われる人には、頑固な人が多いです。いつどんな状況でも自分流のやり方を貫くため、時に周りを困らせてしまうこともあります。
仕事ができるのに嫌われる人は、他人の失敗を許すことができません。自分に当たり前にできることを他人ができていないと「どうしてこんな単純なことができないんだ」と相手を責めます。自分に厳しいだけでなく、他人にも厳しいために嫌われてしまいます。
仕事ができる人は頭の回転が早いため、人に何かを頼んでやってもらうより、自分でやってしまったほうが早いと考えがちです。そのため、黙々と一人で作業を進めてしまい、孤立してしまいます。
しかし、組織において仕事をする上で、周りと協調することは大切なことです。周りとコミュニケーションを取ろうとしない人は、いくら仕事ができても周りからの理解を得られず、「何を考えているかわからない」と嫌われることがあります。
仕事ができる人には、「自分は評価されている」という自覚があります。仕事ができるのに嫌われる人は、そのようなことをわかっていながら、昇進や評価に関わる人には身を擦り寄せ、そうでない人には見下したような態度を取ります。
仕事ができてもずる賢い人は嫌われてしまいます。
人の悪口を言う人は、信用されません。いくら仕事ができても、上司や後輩などのグチが多い人は、嫌われます。
仕事ができる人は、仕事ができるからこそ他人の欠点にすぐに気づいてしまいます。言わなくてもいい悪口を口にしてしまうために周りの人を嫌な気持ちにさせてしまいます。
仕事ができる人には、プライドがあります。「自分は人より優れている」という自負があるため、中には他人を見下してしまう人がいます。
それどころか、人を馬鹿にしたような態度を取り、周りから反感を買って嫌われてしまいます。
「ごめんなさい」や「ありがとう」などを素直に言うことができない人は、いくら仕事ができる人でも嫌われます。仕事で人間関係を円滑にするためには、言葉のコミュニケーションが大切です。感謝や謝罪の言葉は、相手に対する思いやりであり、人としての礼儀でもあります。
仕事でいくら実力があったとしても、他人を思いやる気持ちがない人は嫌われてしまうでしょう。
仕事ができる人には自分にプライドや自信があるため、「周りは関係ない」と突き進む人が多く、中には、孤立していることにある種の優越感を覚えている人もいます。
いつも愛想を振りまいてヘラヘラしている必要はありません。しかし、自分から挨拶をしない、いつもムスッとしているなど、あまりにも周りへの配慮がない行動ばかりをしていればいつしか嫌われます。
本当に仕事ができる人は、何でも自分で抱え込もうとせず、うまく周りの協力を得ながら仕事を進めることができます。
仕事ができる人は、周囲との協調が大切だということを知っています。仕事を円滑にするだけでなく、雰囲気を良くするためにも、周囲を巻き込んで仕事をすることが必要だとわかっているのです。
一つの仕事を周りにうまく分担し、それを俯瞰して見て、全体を管理することのできる能力も持ち合わせています。
仕事ができる人は、周囲の人に配慮することができます。思いやりの心をもって接することができるため、人望も厚いです。
仕事ができる人が他人を大切にすることができるのは、自分のことも大切にしているからです。自分を他人と比べることをしないため、不必要に自分を卑下したり、貶めたりして自虐するようなことはしません。だからこそ、人を見下したような態度を取ることはなく、いつも優しく思いやりを持って接することができます。
「人の話を聞く」というのは当たり前のようで、実はなかなか難しいことです。
ここでいう「人の話を聞く」というのは、ただ音声を聞き取るだけでなく、その意味を理解し、ふさわしい答えを言動で返すということです。
そのためには、相手のおかれている環境や立場、発言に至った背景などについて理解する必要があり、高い洞察力と対応力が求められます。仕事ができる人には、それらの力が備わっているのです。
仕事ができる人でも、周りへの心遣いがなければやがて嫌われてしまいます。実際に、仕事ができるのに嫌われる人は、独りよがりで配慮のない人が多いです。
本当の意味での仕事ができる人は、周りのことを考え、自分のことも他人のことも大切にすることができます。仕事の能力が高いだけでなく、人としての器が大きいのです。
仕事ができる人を目指したいなら、知識やスキルだけを磨くのではなく、人として成長することも大切です。
Written by さあや